松山秋祭りにかき手不足の波 ある神輿の運行は…地域の妙案は「車と運行日」【愛媛】 (23/10/12

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  • เผยแพร่เมื่อ 8 ต.ค. 2024
  • 松山の秋祭りの主役といえば「みこし」です。しかし地区によっては高齢化などでかき手が不足し、みこしを運行することが年々難しくなっているといいます。このピンチに地域が出したアイデアは。
    松山市御幸にある還熊八幡神社で10月8日の日曜に営まれた神事。参加する地域の人たちの視線の先にあるのは神輿。地元・御幸六角会が立ち上がった2012年に新調されました。市内では珍しいと言われる六角形の屋根が特長です。
    神輿をかき手が担いで地域の巡行に「いざ出発」かと思いきや、神社の前にスタンバイしていたのは巨大な車輪に台座を備えた「御所車」。台座に「みこし」を載せると。
    かき手たち:
    「もうちょいこっち」「前じゃ、前じゃ」「よっしゃ」「オッケー」
    なんと御所車に神輿を載せて地域を練り歩くようです。でも一体なぜ。
    御幸六角会・葛原健二総代:
    「かき手がなかなか少なくなって町内を全部担いで回るのが難しくなって、『御所車』を」
    御幸六角会はかき手の高齢化や減少を受けて今年、この「御所車」を新調したんです。
    葛原健二総代:
    「(神輿は)200キロ位です。20人位で担ぐんですけど、朝の8時から夕方の5時までずっと担ぎっぱなしなので、みんななかなかしんどい。かき手も集まりにくいので『台車を作ろう』と」
    かき手たちが神輿を担ぐ時間を減らし、体力的な負担を少なくしようというわけでなんです。
    子供たち:
    「タイヤがでっかくてすごいです」
    御所車の車輪の直径は130センチも。しかし車体の小回りは利くようで、直角の曲がり角も見事にクリア。碁盤の目のような住宅街の狭い道路をスムーズに運行します。
    男性のかき手:
    「かくよりは楽に引っ張れるので今のところすごく楽です」
    「(例年と比べて)だいぶ違います。ほとんど担いでないのと同じくらい」
    「(神輿を担ぐのは)そりゃしんどいです。肩にかかってくるけんね重みが。翌日、腫れとるし。かき手が少なくなってるのは間違いない」
    御所車に載せた神輿の運行を初めて見た地域の人たちも、好意的に受け止めているようです。
    地域の住民:
    「きれいですね、私好きです。こういうのは」
    「地域の繁栄のために良いのではないか」
    葛原健二総代:
    「かき手が減っていくなかで、こういった魅力ある物を作って、若い人にどんどん来てもらえるようなお祭りをしたい」
    また御幸六角会は、かき手不足の対策として運行日を休日にずらしています。今年参加した男性は「秋祭りを理由に仕事を休むことは難しく、休日に運行すると参加しやすい」と話していました。祭りは神事が伴うため日をずらすことが難しい場合があるものの、柔軟な環境整備も打開策のひとつになりそうです。
    地域の安全と繁栄を祈る神輿の運行。その方法は時代とともに変化し、新しい形で受け継がれています。
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