放送大学「『方丈記』と『徒然草』（'18）」（テレビ科目紹介）

放送大学の放送授業テレビ科目（2018年度開講分）を紹介する動画です。
『方丈記』と『徒然草』は、日本の古典文学の中でも、とりわけよく知られているだけでなく、後世の文学や美術に及ぼした影響力が大きかった作品です。両作品とも、明晰な論理性と気韻に富む文体で、人間認識と社会認識などの多様な思索を展開しており、圧倒的な写実力と説得力を特徴としています。本科目では、両作品の本文を味読することに加えて、その先蹤としての『枕草子』も取り上げます。テレビの長所を利用し、美術化された作品や、数々の注釈書の挿絵や、ゆかりの場所を映像として提供します。これによって、この二つの名作は現代社会に身近で切実な作品となり、「よりよく生きる」意味を受講者が考える契機となることが期待されます。
主任講師：島内　裕子
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