エピソード 3 : “マクロコスモスとミクロコスモスのあいだで” - 宇宙感動体験 × 杉本博司 対談シリーズ “科学から空想へ” (Sony - STAR SPHERE)

แชร์
ฝัง
  • เผยแพร่เมื่อ 16 ก.ย. 2024
  • エピソード 3 : “マクロコスモスとミクロコスモスのあいだで”
    「冬至光遥拝隧道」の途中には、採光のための「光井戸」が設けられている。天井の開口部から、晴れた日には光が、雨の日には雨粒が、薄闇の揺蕩う井戸の底へ降り注ぎ、私たちを自分の内面(ミクロコスモス)へと向き合う旅へといざなう。
    現代の私たちが占星術に惹かれるのは、思いも寄らぬ未来についての予言を期待するからではない。むしろ既知の事柄、すなわちよく知っている自分自身について語ってくれるからだ。つまり自分がいま生きているのは無意味な偶然によるのではなく、時間的には永遠、空間的には無限の宇宙を律する巨大な意味のネットワークの中に、自分もまた位置づけられている。そうと確認することの、宗教体験にも似た畏れと感動が、人を占星術へと向かわせるのだ。
    「マクロコスモスとミクロコスモスのあいだで」と題した第3回は、近代科学や合理主義の発達を背景に、理性の〈光〉で蒙昧の〈闇〉を啓く、という暗喩を多用する啓蒙思想が説かれて以降、寄る辺を失っていった、内なる宇宙としての個人の「こころ」と、外なる宇宙とのつながりを見出す方法としての占星術、「こころ」を通して宇宙に意味付けをしてきた人類が自覚した、古くて新しい「宇宙の視点」について、占星術研究家の鏡リュウジさんと語り合う。
    【Sony Space Entertainment Project: "宇宙感動体験 x 杉本博司" Webサイト】 www.sony.com/j....
    ■出演: 杉本博司、鏡リュウジ、橋本麻里
    杉本博司 1948年東京生まれ。1970年に渡米、1974年よりニューヨーク在住。活動分野は写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐に渡り、世界のアートシーンにおいて地位を確立してきた。杉本氏のアートは歴史と存在の一過性をテーマとし、そこには経験主義と形而上学の知見をもって、西洋と東洋との狭間に観念の橋渡しをしようとする意図があり、時間の性質、人間の知覚、意識の起源、といったテーマを探求している。世界的に高く評価されてきた作品は、メトロポリタン美術館(NY)やポンピドゥセンター(パリ)など世界有数の美術館に収蔵。代表作に『海景』、『劇場』、『建築』シリーズなど。
    鏡リュウジ 占星術研究家。10代のころから占星術に関するコラムをさまざまなメデイアで執筆、圧倒的な人気と支持を得る。英国の占星術の伝統を日本に紹介、ポピュラーな内容からアカデミックな書籍の翻訳までその活動の幅は広く、横断的。ユング心理学や魔術思想にも造詣が深い。京都文教大学、平安女学院大学客員教授。日本トランスパーソナル学会理事。英国占星術協会、オーストラリア占星術連盟、日本ユング学会などの大会などでも講演。
    主な著書に『占星術の文化誌』(原書房)、『タロットの秘密』(講談社)、翻訳にジェイムズ・ヒルマン『魂のコード』 、リズ・グリーン『サターン』『占星術とユング心理学』、マギー・ハイド『ユングと占星術』 など多数。
    橋本麻里  ライター・エディター。公益財団法人永青文庫副館長。金沢工業大学客員教授。小田原文化財団理事。専門領域である日本美術を柱に、記事執筆から編集、展覧会企画・広報、ホテル等のアートディレクションまで幅広く携わる。著書に『かざる日本』、『SHUNGART』、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』。編著に『日本美術全集』20巻ほか。
    ■監督
    岡村裕太
    ■企画統括
    村木祐介(ソニーグループ株式会社)
    ■プロデューサー
    深川裕介 (株式会社B-Side Standard )
    ■アシスタントプロデューサー
    二之方乃梨子 (株式会社B-Side Standard ) 
    ■撮影
    髙橋亮 / 篠田英美 / 岡村裕太
    ■音声
    飴田秀彦
    ■出演
    杉本博司 / 鏡リュウジ / 橋本麻里
    ■ミキシング
    浦真一郎
    ■協力
    小柳 敦子・稲益智恵子(公益財団法人小田原文化財団)/ 相原玄(杉本スタジオ)

ความคิดเห็น •