KENDO 安藤翔 × 浅井亮 (決勝戦) 全日本学生剣道2012-708

スポーツ競技会場の臨場感そのままオリジナル高画質でお届けは tv2ne1 だけ。すぐにご登録を。
(動画毎日アップロード中！12pm or 5pm, or both)
60th All Japan university kendo championship (Finals) July 8, 2012
ANDO Syoh (KOKUSHIKAN Univ)×ASAI Ryo (KANOYA Univ)
第60回 全日本学生剣道選手権大会 (決勝戦) 平成 24/7/8 日本武道館
安藤 翔 (国士舘大学) × 浅井 亮 (鹿屋体育大学) /BUDOKAN
＜国士舘大・安藤が初優勝＞
個人戦で争う男子剣道の第６０回全日本学生選手権（毎日新聞社、全日本学生剣道連盟主催）が８日、東京・日本武道館であり、国士舘大４年の安藤翔（東海大四）が初優勝した。決勝で鹿屋体大３年の浅井亮（長崎西陵）を降した。国士舘大勢としては２年連続１２回目（１１人目）の日本一。
◇崖っぷちから攻めて頂点
敗者復活戦を経て出場権を獲得した国士舘大の安藤が、鋭いコテで制した。
決勝の相手である鹿屋体大・浅井とは初対決。出方がわからないため「攻めるしかない」と決断した。立ち上がりから間断なく攻撃を仕掛け手数で圧倒。すると、浅井は「守りに入ってしまった」と、メンを警戒して不用意に腕を上げてしまう。そこを狙って安藤が左横からコテを打った。慌てた浅井も反撃しようとするが、「（防御が）堅かった」という安藤の前に、そのまま時間終了を迎えるしかなかった。
安藤は、予選となる５月の関東学生選手権では不調。直前の練習で右手親指を亀裂骨折した影響で敗者復活にまわる屈辱を味わった。立ち直ったきっかけは、６月に母校・東海大四高（札幌市）を教育実習のために訪れたこと。後輩たちの練習に参加し、改めて基本を徹底したことで、立ち向かっていく挑戦者の気持ちを取り戻したという。
昨年は優勝候補として臨みながら上位に進めなかっただけに、「やっと日本一になれました」と汗まみれの顔で涙を流した。【岸本悠】毎日新聞 7月8日(日)21時46分配信