いわき市の河川は短時間強雨で増水しやすい 外水氾濫で道路が冠水 立ち往生車両があちこちに

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  • เผยแพร่เมื่อ 10 ก.พ. 2025
  • 9月8日からの大雨で、福島県いわき市では至る所で道路が冠水し、一時通行止めとなった。なかでも、飲食店やスーパーが並び一日を通して交通量が多い中岡町を走る県道は、直線の道の先を見ると奥に行くにつれて低くなっている。この場所に大量の水が溜まり、多くの車が立ち往生した。
    <浮き上がり流される車も>
    8日午後9時ごろ、ヘッドライトの高さまで水に浸かった車が何台も取り残されていた。その水の中を進んでいった車は、水に浮いてしまって制御できない状態となっていた。どうにかUターンして引き返したが、流されているようにも見えた。
    取り残された車の確認に来た警察官は腰まで水に浸かっていたので、1メートル近い水位があったことが分かる。
    一夜明け、現場には水に浸かって故障し動けなくなった車がまだ取り残されていた。また、歩道にはどこからか流れてきたゴミがいたるところに落ちている。一方、通り沿いのスイミングスクールは、ボイラーが水に浸かって故障してしまい、営業ができないなど。水が引いた後も、影響はしばらく続きそうだ。
    <この道路冠水は外水氾濫が要因と思われる>
    防災士でもある福島テレビの斎藤恭紀気象予報士によると、中岡町付近で発生した道路冠水は「外水氾濫」つまり川が氾濫して発生したものだったという。国土交通省の川の防災情報で、8日夜の近くを流れる天神川を見てみると、堤防天端高から0.12m、つまり堤防を越えてしまっていたことが分かる。これによって道路冠水がおこったというわけだ。
    また斎藤気象予報士によると、いわき市の川には「山が迫っていて急勾配」「小さな川が多い」という2つの特徴があるという。これは、短時間強雨であっという間に増水してしまうということ。なので、短時間で強い雨が降る予想されているときは、浸水想定エリアの方は早めに避難するということが重要になってくる。
    <どのくらいの深さで車は停止?>
    いわき市で冠水した道路では、車のボンネットかそれ以上まで水に浸かり、身動きが取れなくなり、車を置いてその場から逃げる人もいた。どれくらいの水深で、車はとまってしまうのかJAFに聞いた。
    30センチの深さでは、セダン・SUVともにとまらずに走行できた。一方、深さ60センチでは、セダンでは時速10キロ・SUVは時速30キロで停まってしまった。速度が上がると巻き上げる水の量が多くなり、エンジンに水が入りやすいという。
    <水没車両からの脱出>
    ドアが開くかどうかだが、まず後輪が浮いている場合は外から強い水圧がかかり、セダンの運転席ドアも、ミニバンのスライドドアも開けることはできなかった。
    一方で、車内も含め完全に水没した場合、車の内側と外側の水位の差が小さくなるので、時間はかかったとしてもドアを開けることができた。
    ただし、JAFは「水の中の様子もわからないので、安易に進入せず、迂回を考えた方が良い」としている。
    さらに国交省が呼びかけるのは「水深が床面を超えたらもう危険」エンジンやドア、窓が動作しなくなる恐れがあるという。
    何があるかわからない。ヘッドレストや小銭を入れた袋・傘などでは、窓を割ることができない。きょうを機会に、車の窓を割るための脱出用ハンマーの準備を。
    #いわき市 #大雨被害 #水没車両 #脱出 #河川

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