DIY…自分たちだけで空き家をリノベーションした一家【A LIFE in SHIKANO】

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  • เผยแพร่เมื่อ 3 ก.ย. 2024
  • 工務店や大工さんの力を借りず、ほとんど自分たちの力だけで空き家のイノベーションを成し遂げた一家が鳥取市鹿野町にいます。コツコツと続け、手を掛ければ掛けるほど良くなるDIYのリノベーションは、一家のライフスタイルそのものになりました。
    「おはようございます」「おはようございます(一家)」
    迎えてくれたのは吉井さん一家。お父さん、お母さんと小学1年の男の子です。3人が力を合わせてリノベーションをしたのが、鳥取市鹿野町にあるこの家。以前は…空き家になっていた別荘でした。
    1階の大部分を占めるのが、広々としたリビングルーム。
    吉井秀三さん
    「これ元々部屋が2つありまして、こっち側が和室でこっちが洋室だったんですけど、壁があったのを家族で破ってひとつの部屋にしました。」
    いつも家族の顔が見ていられる広いリビングは、吉井さん一家にとって絶対に譲れない一線。
    吉井麻妃さん
    「この壁を破らないとこの家は意味がないと思っていました」
    2つの部屋を隔てていた壁、自分たちの力だけで破ることにしました。少しずつ。少しずつ。
    床材には智頭町から仕入れた杉、これも自分たちの力で敷き詰めフローリングにしました。
    壁や天井を白くすると、明るく居心地の良いリビングが誕生。
    そもそもなぜ工務店や大工さんに頼まず、自分たちの手で、つまりDIYでリノベーションをしたのでしょうか。
    2017年に東京からUターンして鳥取市鹿野町に移り住んだ一家は、2022年、それまでの借家のすぐ近くに空き家をみつけ、持ち家として購入しました。築40年以上、家族の希望を実現するためにリノベーションは不可欠でした。
    吉井秀三さん
    「そんなに予算とかかけずに空家を活用しながらできないかなと思っていて、工務店の方にリノベーションの見積もりお願いしたところ、結構、家が一軒建つぐらいの見積もりが出てきてしまって」
    これは2018年に取材した吉井さん一家の映像。東京のIT関係の会社で20年近くで働いてきた吉井さんは、この取材の前の年に出身地の鳥取市にUターンしました。ネットワークで結ばれるので東京から離れていてもこれまで通りITの仕事ができると、いち早く在宅のリモートワークを実践していました。吉井さんの出勤は、パソコンのある部屋に行くだけ、コロナ以前の話です。
    家で仕事ができるので時間に自由が利く吉井さん、予算の節約のため、DIYでリノベーションすることを決意しました。そうなれば家族も一緒、妻の​麻妃​さんも、息子の​尚​くんも、一緒にリノベーションをすることになりました。
    吉井麻妃さん
    「私のことはあてにしないでねという位の気持ちだったんですけど、やらないといけないというのでやり始めたら、どんどん楽しくなっていって、今では家のことを考えているのがすごく楽しいです。」
    こだわりのキッチン、以前はこんな感じでしたが…真新しいシステムキッチンが入り、明るく開放的に生まれ変わりました。ここのタイルはお気に入りの色で。
    吉井麻妃さん
    「タイルを貼りました、年末だったんですけど、31日もずっとタイル貼りをして頑張りました。」
    こちらはパントリー。
    吉井秀三さん
    「ここはですね、私が料理家電が好きなので料理家電を色々と置いていける部屋にしています。こちらの方に購入した料理家電というのを置いてあります。」
    その調理家電のひとつがスープメーカー。かぼちゃやミルクを入れてスイッチオン。何ができるかはのちほど。
    2階も2部屋をつなげて今風の明るい客間に。自分達が暮らすだけでなく、民泊施設としても活用することにしていて、フランスの女性がホームステイした実績もあります。
    パソコンやトレーニングマシンも備えられたこの部屋、吉井さんは時折ここで仕事をすることもあるとか、ちなみにトレーニングしながらの仕事も想定しています。
    部屋の間にあった欄間、この細かい細工に何度も手塗りを繰り返し、白く塗り替えました。
    吉井さんの家で印象的なのは、白を基調とした明るい壁や天井、壁紙などは用いずひたすら手で塗りました。
    吉井麻妃さん
    「ずっとペンキ塗りしていました、エアコンのない部屋で夏場もペンキ塗りをしていて、あの、夢に出るほどずっとペンキ塗りをしていた記憶があります。」
    庭にウッドデッキを作ろうとすると、大きな庭石や木の切り株などが立ちはだかりました。重すぎる石を動かすには割るしかない、ここもお金をかけず自力でやってみました。
    吉井秀三さん
    24:29せり矢っていう道具があるんですけど、せり矢を差し込んでカンカンってやってパキッと割って、小さくしていって整地をしていきました。」
    家族みんなで組み立てた広々としたウッドデッキができました。吉井さんの家のリノベーションは、鳥取県の空き家利活用コンテスト2023で優秀賞となるベストDIY賞を受賞、知事から表彰を受けました。
    ちょっと空いた時間にリノベーションに行くやり方は、吉井さん一家でなければできなかったことかも知れません。時間に自由がきくリモートワーク、家から100メートルのリノベーション現場、条件が揃っていました。地元の人達が手伝ってくれたのは鹿野の土地柄、1年をかけたDIYのリノベーション、費用は工務店の見積もりの6分の1ほどで済みました。
    吉井秀三さん
    「本当に非常に長い時間がかかって、根気との勝負とかそういう形になりました。どんどんやればやるほど良くなってくるので楽しいなあと思います。」
    吉井さんお気に入りの調理家電、カボチャのポタージュが出来上がりました。色々な家電を試して家でおいしいものを食べるのがひとつのライフスタイル、リノベーションの時間を共有した家族3人が食卓を囲みます。
    吉井麻妃さん
    「家のことを考えながら、家族で話し合いながら暮らしているのがとても楽しくて、満足しています。」
    そうそう、取材したのは夏休みの終わりの頃、尚くんの夏休みの工作はリノベーションで出た端材をブロックにして組み立てました。
    【BSSニュース】
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    【TBS NEWS DIG】
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