【特集】鶉野飛行場跡地が平和学習施設に 

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  • เผยแพร่เมื่อ 11 พ.ค. 2022
  • 駐在リポートです。先月、加西市にある第二次世界大戦中の飛行場跡に平和学習施設がオープンしました。姫路の上杉カメラマンが取材しました。
    【姫路支社 上杉康晴カメラマン】「ここ加西市では、地域の拠点となる新たな施設がオープンしました」
    加西市に残る旧日本海軍の鶉野飛行場跡。
    ここは第二次世界大戦末期に姫路海軍航空隊鶉野飛行場として使用され、多くの若者が特攻隊の戦闘機訓練を行い、戦地へと出撃して、帰らぬ人となりました。
    その滑走路上にことしの4月に完成したのが、地域活性化の拠点となる平和学習施設「soraかさい」です。
    格納庫のような外観の「soraかさい」には、実物大の戦闘機模型が2機展示されています。
    フロアに置かれた「紫電改」は、飛行場の近くにあった川西航空機姫路製作所の工場で組み立てられていた戦闘機です。
    吊り下げられた「九七式艦上攻撃機」は、今回新たに製作されました。
    神風特別攻撃隊「白鷺隊」の若者たちが練習機として使用したほか、実際の特攻作戦にも使われました。
    また、姫路海軍航空隊の終戦までの歴史を映像で紹介するコーナーや当時の兵士の飛行服など、飛行場に関する貴重な資料も展示しています。
    【加西市 西村和平市長】「当時の戦闘機です。戦争で人を殺すための道具ですが、それが戦争でありまして。戦争のリアルを実物大の復元をしておりますのでしっかりと見ていただいて、その上で様々な事実を感じていただければうれしいと思っています。」
    竣工式で講演を行った上谷昭夫さん。長年、鶉野飛行場の調査を続け、多くの資料を加西市に提供してきました。
    【鶉野平和祈念の碑苑保存会理事・上谷昭夫さん】「今まで調査したことを色々と集大成というのかこういう風にできて良かったなと思う。これによって皆さんがこの歴史を知っていただける。非常にうれしいと思います。」
    加西市役所で「soraかさい」の整備などを担当するのが、2019年に設置された鶉野未来課です。
    【加西市鶉野未来課 大村尚也 係長】「鶉野地域の整備と活用をして、観光とか平和学習に活用していただけるように整備を進める課になります。」
    鶉野地域には、飛行場の滑走路跡だけでなく、大小様々な戦争遺跡が残っています。
    鶉野未来課の大村さんに、その中の二つの遺跡を案内してもらいました。
    【加西市鶉野未来課 大村尚也 係長】「ここは、本部機能が主にあったエリアで私たちは巨大防空壕と言っているのですけど、当時の使われ方としては自力発電所。中に発電施設がありまして有事の時、電力会社から電気が供給されなくなった時には自分のところの電力はまかなえるような態勢をとっていたと聞いています。」
    小さな山に見えるようにカモフラージュされた防空壕跡。
    長さ14・5m、幅5m、高さ5mの空間があり、鶉野で最大のコンクリート製防空壕です。
    整備された内部では、当時の特攻隊員たちが出撃前に残した遺書をプロジェクションマッピングで紹介していて、平和学習スポットとして注目されています。
    【加西市鶉野未来課 大村尚也 係長】「ここは対空機銃座跡です。鶉野飛行場は甲子園球場70個分以上の敷地があったそうですけど、敷地の中に5つこういった場所がありました。軍事施設でしたので相手から狙われやすかったということで、この中に25ミリの機銃が二つ並んだ連装機銃が備え付けられていたと聞いています。」
    攻撃してくる敵の飛行機を迎え撃つための機銃が置かれた場所です。
    1分間に230発の弾を5000mの距離まで発射できたということです。
    この日、機銃座跡には石川県からの観光客が訪れていました。
    【石川県からの観光客】「自分よりももっと若い世代の時に特攻しているというのは怖いことだし。
    最近だとロシアとかもまた戦争という、ホントに戦争が身近になってきてるというのがあってすごい怖い気持ちはありますね。
    戦争は断固反対というか、平和を意識するきっかけになっています。」
    【加西市鶉野未来課 大村尚也 係長】「これだけ戦争遺跡がたくさん残っている地域というのは全国的にも珍しいところですので、この地を活用して平和について皆さんが考えたり、当時の戦争のことを知っていただいたりという地にするために力を入れております。」
    4月18日にオープンした「soraかさい」。
    飛行場跡の滑走路上に建設されたこの施設には、市民をはじめとして多くの人が訪れ、この地で訓練を積み、特攻へと飛び立っていった若者たちに思いをはせています。
    【入館者】「(戦闘機の)大きさにびっくりしました。零戦よりもでっかいなあと。
    知覧とかそういう所なら(特攻があったことを)知っていましたけど、ここで(あった)というのはほぼ誰も知らないですよ。もっともっとそういうのを言わなあかんのと違うかなという気はします。」
    【鶉野平和祈念の碑苑保存会理事・上谷昭夫さん】「やはり戦争というものは誰かが指示をし、つまらんことで戦争を始めていく。こういうのは非常に悲しい。だからその人たちの一言で戦争を止めることもできる。なぜ、そこまでこだわって戦争をしないといかんのか?それには巨大な犠牲を、一般の庶民の人たちはやはり犠牲を払うわけだ。非常に悲しいと思う。」
    この鶉野飛行場跡に平和学習で訪れる学校は、年々増えていて、今年度は小中高校を合わせて81校が訪れる予定です。
    「soraかさい」は入場無料ですが、インターネットでの事前予約をしてほしいということです。
    2022年5月11日放送「NEWS×情報キャッチ+」より
    【制作著作】サンテレビ
    ©SUN-TV,co.ltd
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ความคิดเห็น • 6

  • @MACBOOCKBLACK1
    @MACBOOCKBLACK1 2 ปีที่แล้ว +5

    行ってきました。

  • @fumioyamasaki2516
    @fumioyamasaki2516 11 หลายเดือนก่อน +2

    愛媛県宇和島市には紫電改展示館があります。こちらは宇和海から引き上げられた本物の戦闘機です。

  • @user-qb5ne3iv9l
    @user-qb5ne3iv9l 6 หลายเดือนก่อน +1

    白鷺特攻隊が出撃したのが、鹿児島串良基地と聞いて複雑な気持ちになりました。
    父も海軍航空隊でしたが、戦争については全く話してくれませんでした。
    軍歴証明を厚生労働省に申請できる事を知り、後日、送付されて来ました。海軍九三一航空隊に配属され、特攻をしなかった最後の艦攻隊でした。沖縄方面に串良基地から夜間に出撃しましたが、多くの特攻隊員も雑居し、起床から就寝や酒宴も共にしたそうです。
    父が話してくれなかった訳が分かったような気がしました。尚、串良基地の地下壕には、特攻隊員が最後に発信するモールス信号を受信した通信室もあったそうです。

  • @user-un5nn7kl3h
    @user-un5nn7kl3h 3 หลายเดือนก่อน +1

    鵺野飛行場産の紫電改は川姫号と呼ばれてたそうです。
    >最後の紫電改パイロットの笠井智一氏の著作に掲載。

  • @hideto.latrova7157
    @hideto.latrova7157 ปีที่แล้ว

    兵庫県ですか?姫路城がある県ですね 行ってみたいです