[走行音]京成AE形(二代)｢スカイライナー｣(速達タイプ) 京成上野→成田空港

2010年に新開業した｢成田スカイアクセス｣経由の空港連絡列車｢スカイライナー｣用に誕生した京成AE形(二代目)｡初代の名を受け継ぎ､成田スカイアクセス区間では国内在来線では最速の時速160㎞で走行し､都心から成田空港を1時間以内で結ぶ俊足を誇ります｡
収録は都心から成田空港へ向かう列車｡近年利用者獲得をねらい青砥と新鎌ヶ谷に停車するタイプも出現しましたが､基本は都心～成田空港間ノンストップの速達タイプとなります｡
上野公園直下の京成上野から発車し､地下に眠る博物館動物園駅を見ながら幾重ものカーブを曲がり日暮里まで5分近くかける姿は､とてもこの先160㎞走行が待っているとは思えません｡空港連絡列車らしく多言語でのアナウンスが流れ､JR線と直接接続する日暮里ではかなりの乗車があります｡日暮里を出てもしばらくは下町のカーブの多い区間を比較的ゆっくり走りますが､京成高砂を過ぎ北総線内に入ると一気に加速｡東松戸･新鎌ヶ谷･千葉ニュータウン中央などの主要駅を一気に飛ばして行きます｡
印旛日本医大を過ぎると(38:00付近より)列車はグゥーンとさらに加速し､今まで聞いた事も無いようなレールの継ぎ目の音の速さで時速160㎞走行へ｡車窓に映る風景は飛ぶように流れ､並行する道路の自動車をあっという間に追い抜き､印旛沼を車窓に見ると成田湯川駅を通過するとほどなくしてJR線の線路が並走するようになり､幾つもトンネルを抜けるとアナウンスが流れ､空港第2ビル駅に到着｡日暮里からきっかり36分､そのスピードの速さを実感できます｡
空港第2ビル駅を出るといよいよ終点成田空港｡上野から50分足らず､都心からは遠い印象のある成田空港ですが､まさにワープしたかのような印象でした｡
詳細情報
収録列車:スカイライナー41号 成田空港行
収録日時:2023年11月
収録車両:AE7-8