富山布教 Vol.3-1 二河白道 阿部信幾先生 2023-06-17午前の部

「親鸞聖人につどう会」富山ご法話
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この度の講義は親鸞会で話されている二河白道と親鸞聖人がおっしゃられる事と
どこが同じでどこが違うのかをご講義いただきました。
この内容をご自身の中で深く考察していただきたく存じます。
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◆日時　6月17日(土) 10:00〜12:00　 14:00〜16:00
◆場所　富山市の「光顔寺（旧　光明寺）」　富山市田畑1063
◆講師　浄土真宗本願寺派補教 西福寺住職
　　　　阿部信幾師
◆テーマ　二河白道
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※尚、次の日（6月18日（日））も、同じ場所で、光顔寺主催の阿部先生のご法話が
ございました。公開動画がございますので合わせてお聴聞ください。
6/18（日）永代祠堂経法要
• 6/18（日）永代祠堂経法要
⭕️光明寺永代祠堂経法要｜光顔寺富山祖廟光明寺
◆行事説明
故人を縁とした懇志をうけて勤修され、大切な人や自らのいのちのゆくえ「後生の一大事」を浄土真宗のみ教えに聞かせていただく法要です。
懇志後、初めての法要は開闢(かいびゃく) 法要といわれます｡
光顔寺さまの以前の動画
法話　　阿部信幾　師　　令和５年３月５日
• 法話　　阿部信幾　師　　令和５年３月５日
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※以下は、親鸞会の教学テキストと現親鸞会会員さんの聴聞録です。
阿部先生に、「親鸞会で話されている二河白道」として、読んでいただきました。
〈教学テキスト〉
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問12
二河白道の譬は、誰が仰言ったものか。 また、どんなことを教えんが為に説かれたものか
答12
○善導大師 ○信心獲得するまでの求道の道程を示す為
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問13 二河白道の譬について、次の問に答えよ
(1)彼岸とは
(2)此岸とは
(3)白道とは
(4)群賊悪獣とは
(5)火の河とは
(6)水の河とは
(7)西に向かってとは、
答え　問13に対する親鸞会の回答
(1)弥陀の浄土
(2)娑婆世界
(3)求道心•信心
(4)求道をさまたげるすべて
(5)怒りの心
(6)欲の心
(7)幸福をもとめ
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講義録①　（講義録②は次動画に掲載）
⚫令和3年3月7日学生大会、二河白道の譬え
この二河白道の譬えは、事実ではありません。たとえ話です。つくられた話です。誰がつ くったのかといいますと、中国の善導大師という方です。今から1300年ほど前の中国の 方です。正信偈には、善導独明仏正意とあります。善導大師ただおひとりが仏の正意を明 らかにされたということです。当時は中国は唐の時代で、その時の天子が仏教を保護し、 歴史上もっとも仏教が盛んであった時代です。沢山の僧侶がおりましたが、中でも天台宗、 浄影、嘉祥などの僧が有名です。天台宗は中国天台と日本天台の違いがあります。インド から中国、そして朝鮮半島を経て日本に仏教が伝わりました。日本の天台宗は、日本の伝 教という人が中国で天台から仏教を学び、日本に伝えたのです。今の比叡山に延暦寺があ ります。伝教が開いた天台宗の寺です。華厳宗、三論宗をひらいたのがあとの二人です。 親鸞聖人はその中でも善導大師ただおひとりが仏の正意を明らかにされたと仰っています。 当時のことを知っている人から言えば、そんなことを言っていいのですか親鸞様となりま す。親鸞聖人はどうして、善導大師ただおひとりと言われたのか。観無量寿経疏を読まれ たのです。観無量寿経疏とは、観無量寿経というお経の解説書です。無量寿とは阿弥陀仏 のことです。阿弥陀仏という仏はどういう仏か、御文章にはこのように書かれています。 ここに弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師本仏なり。この大宇宙には、地球のよう な星が数限りなくあります。大宇宙には沢山の仏がおられます。その中の先生の仏、師匠 の仏が阿弥陀仏という仏です。二千畳に光が差し込むと無数のチリがあります。地球はそ の大宇宙からみればチリのようなものです。その地球上にお生まれになられたたった一人 の仏がお釈迦様です。阿弥陀仏は先生でお釈迦様は阿弥陀仏の弟子です。お釈迦様の教え を仏教といいます。お釈迦様は生涯、一向専念無量寿仏を教えてゆかれました。阿弥陀仏 だけに向きなさい、阿弥陀仏だけを信じなさいということです。私は助ける力がありませ んが、阿弥陀仏という仏だけが皆さんを救うことができますと、阿弥陀仏を紹介するため にお生まれになられたのです。 心を一にして。阿弥陀仏を深くたのみまいらせて、更に余の方へ心をふらず。余の方へ心 をふらずということは、阿弥陀仏以外の仏や菩薩や諸神を信じるなということです。諸神 の上が菩薩、その上が諸仏、一番上が阿弥陀仏という仏です。阿弥陀仏しか私たちを助け て下される仏はおられませんから、阿弥陀仏だけを信じなさいということです。観無量寿 経というお経は、観るとは救いということで、阿弥陀仏の救いについて書かれたものです。 天台、浄影、嘉祥も観無量寿経疏を書いています。親鸞聖人はそれらの観無量寿経疏を読 まれて、だいたいこれら三人の解説は同じであると知られました。死んだら阿弥陀仏は助 けて下されるという解釈です。それに対して善導大師ただおひとり、阿弥陀仏の救いは現 在生きているときに、助けて下されるということを明らかにされたのです。こんな時代に、 よく、こんなことが言えた、善導大師という方はなんとすごいかたであられたか、親鸞聖 人は、善導大師のことを、阿弥陀仏の極楽浄土から来られた方に違いない、大心海化現の
善導とほめたたえておられます。その善導大師がつくられたのは二河白道の譬えです。たとえというものは、体験したことがないものにそのまま事実を話してもわからないから、何とかそういう人にわかってもらうためのものです。陣痛を経験したことのないものに陣痛の痛みを説明せよと言ってもできません。君はスイカを食べたことがあるか、スイカとはどんな味か説明できるか。二河白道の譬の掛け軸を出してください。河はむこうからこちらへ流れています。真ん中には細い白道があります。波にかき消されるような細い道です。こちら岸を彼岸、向こう岸を彼岸といいます。彼岸という言葉はここからきています。こちらには、刀を持ったもの、三人の僧侶、これは天台、浄影、嘉祥の三人です、虎やオオカミがおります。こちらにはお釈迦様がすすめすすめと合図しておられます。向こう岸には阿弥陀仏が来いよ来いよと手招いておられます。阿弥陀仏とお釈迦様との違いがわからないと二河白道の譬はわからないのです。一人ぼっちの旅人とは、すべての人間、私たちのことです。魂の連れがないのです。お釈迦様は、独生独死、独去独来と仰っています。君はどんなものをあて力にしているか。健康、金、財産、名誉、家などです。蓮如上人は御文章に教えておられます。まことに死せんときは、予てたのみおきつる妻子も財宝もわが身には一つもあいそうことあるべからず。されば死出の山路の末、三途の大河をばただひとりでこそ行きなんずれ。栄耀栄華を尽くした秀吉も死んでゆくときには、浪速のことも夢のまた夢と言って死んでいます。親鸞聖人は御臨末の書でこう言われています。我が歳きわまりて安養の浄土に環帰すというとも、和歌の浦曲の片男浪の寄せ掛け寄せ掛け帰らんに同じ。一人いて喜ばは二人と思うべし、二人いて喜ばは三人と思うべし。その一人は親鸞なり。阿弥陀仏に救われるとこのようになります。本当の連れができますから、一人ぼっちではないのです。さて旅人は進みますが、問題はどこに向かって進むのかということです。あそこに船があるからあそこに向かって進めという人はあるだろうか。どこにもありません。親鸞聖人は御和讃で教えておられます。生死の苦海ほとりなし、ひさしく沈めるわれらをば弥陀弘誓の船のみぞ乗せてかならず渡しける。あそこに向かって進めと教える人がないのです。これを善導大師は無人空逈の澤と言われたのです。旅人は旅をしていると幸運にも善知識にめぐりあったのです。旅人は善導大師のことです。善知識はお釈迦様です。お釈迦様にめぐりあったということは、真実の仏教にめぐりあったということです。お釈迦様は西方へ進めと言われます。西方とは阿弥陀仏の浄土のことです。西に向かって進むという事は、仏教を聞くということです。仏教の根幹は因果の道理です。善因善果、悪因悪果、自因自果。幸福が欲しい、不幸は望みませんから、よいことをしようとします。すると二河が現れるのです。右は水の河、左は火の河です。水の河は欲をあらわします。欲には限りがありません。もっともっと、水が濡れるようにひろがります。順境のときに欲が出てくるのです。火の河は怒りを表します。欲が妨げられるとあいつのせいで儲けそこなった、瞋りが出てきます。二河の道をすすむのが十九願です。怒りは逆
境の時に出てきます。旅人が進むと水の河と火の河でもう進めません、と旅人が言うと、善知識は、真ん中に白い道があるだろう、そこを進みなさいと言われるのです。白道は私たちの聞法心をあらわします。聞法心は、大変弱いのです。最初は優しく行くなと言っていた群賊悪獣ですが、旅人が進めば進むほど、群賊悪獣の反対は強くなります。しまいには殺すぞとおどしてくるのです。それでも進めと言われるのは善知識ただおひとりです。実は、向こう岸から阿弥陀仏が来い来いよの念力で招いておられるのです。二尊の働きですすむことができるのです。もうこれ以上進めないと思いもとにもどろうとします。戻ろうにも火の河と水の河の波でもどれません。じっとしていようとしても波にのまれてしまいます。ここを三定死といいます。このときに向こう岸から阿弥陀仏の呼び声が聞こえるのです。なんじ一心正念にして直ちに来たれ、水火の波に堕することをおそれざれ。欲と怒りの河に苦しんだことのないものには聞こえないのです。白道を進むのが聴聞の聴、阿弥陀仏の呼び声を聴くのが聞です。そこまで聞き求めてゆかなければなりません。
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[@user-nj6ik1zt8q]

ありがとうございます
南無阿弥陀仏

[@user-ve2gt6cq8s]

阿部先生 いつもありがとうございます

[@user-on6jz8iz3f]

南無阿弥陀🙏

[@Shun-tg1xh]

阿部先生ありがとうございます。
もう40年程前、僕が大学1年生の頃です。
s会のダミーサークルの「歎異抄研究会」というのに騙されるように入会し、活動していました。
活動のあまりの馬鹿馬鹿しさに腹がたって、半年程で喧嘩するような形で辞めましたが、貧乏学生相手に金出せとか、寝る間を惜しんで活動せよ、とか、酷いものでしたね。
情報はやつらの中だけで遮断して、狭い知識の中で他を見下すような連中ばかり。
辞めてから色々学習すると、教えも浄土真宗とはかなり違う奇妙なものと知りました。
しかし、教えてもらった事にも正しいと思える内容はありました。それは、
阿弥陀如来は素晴らしい。
親鸞聖人は素晴らしい。
お釈迦様は素晴らしい。
七高僧は素晴らしい。
蓮如上人は素晴らしい。
ということです。
逆縁もまた御縁だったかもしれません。
今は、築地本願寺で御法話を聴聞させて頂いております。
南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。

[@user-jq4xe5iq7d]

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏ありがとうございました。

[@user-qi5he8vf8k]

南無阿弥陀仏🙏

[@user-pt8fh1dj8j]

お聖教のお言葉と、付き合わせて、お話しいただけて、善導大師のお心を、わからせていただけました。
ありがとうございます😊
親鸞会の二河白道の話しが、間違いであったことが、よくわかりました。

[@chip855]

他力信心を頂こうとする行為は自力？　他力信心は結局は如来が選別してお与えになる？諸人にお与えになる？　二河白道、信心を守ろうとするその行為は自力？他力？

[@user-lx9mg3un3n]

それらの問いに明快に答えられる住職さんをご存知だったら、私にも是非教えて下さい

[@kennzinakagawa1274]

桜嵐坊さんよ@@user-lx9mg3un3n

[@kennzinakagawa1274]

桜嵐坊さんよ@@user-lx9mg3un3n

[@user-lx9mg3un3n]

@@kennzinakagawa1274 どういう回答ですか？

[@user-ge1tb1yk4p]

かみほとわこのょにいませんたいょうか、かみて、す😊😊😊😊

[@HiroyukiIto-Singonsyu-Hakuun]

南無阿弥陀仏🙏📿