「寒いし怖い」富士山は大荒れの天気 静岡側の夏山シーズン初日 山頂では遭難事故で登山者が意識不明に

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  • เผยแพร่เมื่อ 8 พ.ย. 2024
  • 富士山の静岡県側は7月10日、山開きを迎えました。7月1日の山梨県側に続き、登山シーズンが本格化します。10日午前中は晴れていた富士山も、午後になって天気が崩れ、風雨が強まりました。
    10日朝、富士山のふもと静岡県富士宮市からは、山開きを祝うかのように美しい山の姿が見られました。
    <富士宮市 須藤秀忠市長>
    「富士山夏山シーズンの開幕を宣言します」
    富士山本宮浅間大社では、富士宮市の須藤市長が夏山シーズンの開幕を宣言。登山客を運ぶバスの安全を祈願しました。また、旅館組合の関係者が富士山の標高にちなんだ3776ミリの大きな金剛杖を担ぎ、夏山の安全を祈願する神事を行いました。
    <中井秀カメラマン>
    「静岡県側山開きの初日、六合目の上の登山道では、多くの登山客が山を登っています」
    10日に開通したのは、富士山の静岡県側の富士宮、御殿場、須走の3つの登山ルートです。
    <登山客>
    「ドキドキ、ワクワク、不安も一杯ですけれど天気が良くて安心している」
    「本当にゆっくり、ゆっくり、安全に登りたいなと思っています」
    <社会部 河田太一平記者>
    「開山日を迎えた富士宮口五合目です。登山客は事前登録で送られてくるQRコードと引き換えにリストバンドを受け取り、山頂を目指します」
    2024年の富士山は、弾丸登山などへの対策として、静岡側では山小屋の予約状況などを「事前登録」するシステムを導入しました。初日は外国人登山客の姿も多く見られましたが、登山道に目立った混雑はありませんでした。
    かつて登山道の起点でもあった村山浅間神社です。山から湧き出る神聖な水で、罪や汚れを洗い落とし身を清めるという「水垢離(みずごり)」が行われ、地元の中学生が参加しました。
    かつて修行僧が歩いたとされる村山登山道入り口では、縄で示された入山禁止の結界が山伏の刀で解かれました。
    <社会部 河田太一平記者>
    「標高3010mの元祖七合目に到着しました。手元の温度計は17℃と表示されていますが、強く風が吹いていて、それ以上に寒く感じます。
    安全な登山への祈りを込めた夏山シーズンの初日でしたが、富士山の天気は次第に悪くなっていきました。
    <社会部 河田太一平記者>
    「標高3250mの八合目に到着しました。見ての通り、霧が濃く、風もいっそう強くなったため、とても寒く感じます」
    八合目より上の登山道では、風や雨がさらに強まり荒れた天気となりました。
    <社会部 河田太一平記者>
    「私たちは頂上を目指して登っていましたが、この暴風雨と寒さで現在、9合目の山小屋に避難しています」
    <東京から来た人>
    「山頂までは行けたんですけれど、帰り、こんな天候になっちゃったんで下りられなくなって、きょうはもう山小屋に泊まることにしました。富士山は3回目です。こんな天候は初めて」
    <台湾から来た人>
    「9.5合目の山小屋に泊まる予定だったけれど、天気が悪く9合目に泊まることにした。富士山の天気、怖い」
    悪天候の中、富士山では7月10日、遭難事故が発生しました。午後2時頃「男性が富士山の山頂剣ヶ峰付近で落下し、倒れている」と目撃した登山者から110番通報がありました。男性とみられる登山者は意識不明のもようです。
    男性は一人で登山していたとみられ、静岡県警の山岳遭難救助隊が出動しました。
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    newsdig.tbs.co...

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