めぐるのとつきとおか vol.9 | 水平の木地溜塗り
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- เผยแพร่เมื่อ 30 ก.ย. 2020
- 漆器めぐる第6期とつきとおかムービーvol.9です。(2020年8月撮影)
今回は水平(すいへい)の器の「木地溜(きじだめ)塗り」の様子です。
「水平」の漆塗りを担当いただいているのは、会津漆器を代表する塗師のお一人である吉田徹さん。用途によって最適な材料と工程を吟味し、漆の力を最大限に引き出す正統的な漆塗りをすることに定評のある塗師さんです。
木地溜塗りは、「透き漆(すきうるし)」と呼ばれる精製した漆だけで塗り重ねた塗り方です。顔料などを加えていませんので、漆の自然の色をそのまま活かしています。この塗り方の特徴である「透け感」を最大限引き出すため、全ての工程で国産の漆を使っています。
<漆器「めぐる」について>
「めぐる」は会津漆器とダイアログ・イン・ザ・ダークのコラボレーションにより誕生したブランドです。触覚に優れた全盲の女性たちの “特別な感性”をデザインに取り入れ、心地よい肌触りや口当たり、抱き上げたくなる優しいかたちを追求しました。 国産の漆を使い、会津の職人たちが正統な技法で製作。お直しにもきちんと対応しています。売上の一部が次の漆の植栽に活用されます。
「めぐる」のものづくりは「十月十日(とつきとおか)」システム。季節のサイクルに則して作るため、年1回(12月〜3月)の受注期間を設けての予約販売制。そこからおおよそ十月十日(とつきとおか)でお手元に届きます。 器のマタニティタイムの期間、 ご自身の器が育つ(作られる)様子をお知らせしています。
我が子のように迎え入れ、長い人生の中で、共に育っていく器です。
グッドデザイン賞、ウッドデザイン賞・審査員長賞を受賞。
詳細は、こちらの公式サイトをご覧ください。
meguru-urushi.com/
綺麗な飴色ですね✨
ありがとうございます。顔料もなにも混ぜずに精製しただけの漆の綺麗な飴色は、本当になんとも言葉で表せない吸い込まれるような美しさがあります。
これだけ早く回転している轆轤から、乗せただけの器が遠心力で飛ばされないのが不思議。
轆轤の中心の小さな穴から空気を吸い込み、真空の作用を利用して器を轆轤に簡易固定しているのだろうか…?
なぜ飛ばされないか、不思議ですよね。その理由は・・・ご明答でございます!真空ポンプで簡易固定しております。^^
@@meguru_urushi
なるほどー、そうでしたか。謎が解けてすっきりしました。ありがとうございます。
それにしても最新動画で紹介している、鈍い光沢を放つ錫を撒いた作品の質感が魅惑的ですね。
お椀だけでなく、たとえば茶筒などに同様の仕上げを施しても魅力的な作品に仕上がりそうです。
はたまた伝統的な形状や食器にとらわれることなく、現代生活の中で日常的に使用されるものへ、その仕上げを施しても魅力的な作品が出来そうです。
現在、アンティークの錫の茶筒や茶托の人気が高くなっているので、錫独特の質感に美を感じる方が増えているのだと思います。
@@TC-yi6vx さま、ご返信ありがとうございます!最新動画もご覧いただき、錫を用いた「四分一(しぶいち)塗り」にも着目していただいて嬉しいです。おっしゃるように、お椀だけでなく茶筒や他の用途にも広げていけたらいいなと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします!^^
素手でさわったらてかぶれますよ
職人さんたちは免疫が出来ているので、素手で触ってもかぶれにくい方が多いです。(手袋をするのは、かぶれ防止というよりは手脂が器に付かないようにです。)上手な職人さんほど手も汚れず綺麗です。