【あなたは何と読む?】札幌の麻生は“あざぶ”だった!?・・・もんすけ調査隊(今日ドキッ!2023年1月9日放送)

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  • เผยแพร่เมื่อ 6 ต.ค. 2024
  • 依頼人(ちーさま・40代・札幌市北区)
    「麻生の読み方だったと思うんですけど、今、地下鉄のアナウンスって『あさぶ』になってるけど、この辺で長い方は『あざぶ』と言う人もいる。結局どっちが正しいのっていう感じで」
    麻生とは札幌市北区にある三角形の町のことで近くには地下鉄の駅も。
    依頼人によると、昔は「あざぶ」だった記憶があるという。
    濁るのか、濁らないのか、現場に向かった。
    調査員
    「信号機の看板は漢字で書かれていて『あさぶ』なのか『あざぶ』なのかわかりません」
    他の表示を調べてみると…
    調査員「地下鉄の駅は、『あさぶ』と書かれています」
    調査員「バス停にも『あさぶ』と書かれています」
    一方で…
    調査員「あちらのマンションには『あざぶ』と書かれています」
    調査員「あちらの建物にも『あざぶ』と書かれています」
    なんと!町の中の表記は「あさぶ」と「あざぶ」が混在しているのだ。
    では、町の人たちは、何と呼んでいるのか?
    町の人
    「『あざぶ』皆そう言っている」
    「『あざぶ』だね。なんでって・・・わかんない」
    さらに札幌でも激安で有名な青果店は・・・
    八百丸 麻生店 山本恭平 店長
    「八百丸「あさぶ」店です。僕は『あざぶ』だと思っていた。いろいろ確認をとったら『あさぶ』だよって。『えー!初めて知った』って」
    町の人10人に話を聞いたところ、
    なんと!7人が濁る=『あざぶ』と呼んでいるのだ!
    調査員は、さらに重要な情報を入手した!
    調査員「こちらの橋も元々は『あざぶばし』だったそうです」
    なんと!こちらの橋は2005年まで『あざぶ橋』だったのだ。
    確かに「さ」の点々の部分には削り取られた跡が。
    む、む、これは、町名が変わったに違いない!
    札幌市住居表示係 白土奈緒美 係長
    「正しくは、北区『あさぶ』町という読み方になります。」
    札幌市に聞いても『あさぶ』町が正しいようだ!そこで…
    調査員
    「『あざぶ』から『あさぶ』に変更された?」
    札幌市住居表示係 白土奈緒美 係長
    「麻生町が札幌市で住所が付いたのが、昭和34(1959)年4月から。当時、琴似町新琴似と呼ばれていたところの一部が、この様な表記になりまして、振り仮名も『あさぶ』町となっている」
    あれっ?『あさぶ』町は、
    誕生した時から『あさぶ』だったというのだ!
    そもそも後に『あさぶ』町と呼ばれる場所には、
    1891(明治24)年に完成した巨大な亜麻の工場があったのだ。
    亜麻とは、繊維の原料となる植物のこと。
    時代と共に産業は衰退していき、1957(昭和32)年、工場は閉鎖された。
    その工場の名残で亜麻の生い茂る場所=麻生と名付けられたのだ。
    となると、やはり「あさ」が正しいのだが、
    なぜ『あざぶ』と呼ぶ人が多いのか?
    調査員
    「なぜ『あざぶ』と呼んでいる?」
    あさぶ商店街 奈良正彦 事務局長
    「なぜかわからないが、東京の方の麻布十番とか全国的に有名なので、そうなると札幌の方も『あさぶ』ではなく『あざぶ』という風に影響を受けたのでは?と思う」
    そう。東京には、麻布十番を始め、西麻布、南麻布など、
    『あざぶ』と発音する地名が多く存在しているのだ。
    その影響で、札幌も『あざぶ』になったと考えられている。
    さらに・・・
    あさぶ商店街 奈良正彦 事務局長
    「『ぶ』という濁音があるが、それに引きずられて、『あさぶ』が『あざぶ』になったという話も聞いたことがある。言いやすいのかもしれない」
    日本語を研究している北海道大学の加藤教授によると、
    日本語的には「あさぶ」が一般的なのだが、
    連濁する『あざぶ』の方が、やはり発音しやすいそうだ。
    しかし!これで終わらないのが「もんすけ調査隊」!
    なぜ「あさぶ」を「あざぶ」と呼ぶ人が多いのか?
    決定的な証拠を発見した。
    あさぶ商店街 奈良正彦 事務局長
    「ちょっと記憶なんですが、例えば地下鉄なんかでも『あざぶ』と言っていたような気も」
    さらに依頼人にも、とある記憶が・・・
    依頼人(ちーさま・40代・札幌市北区)
    「5歳か6歳くらいの時に、祖母と麻生に来た時に、地下鉄のアナウンスと表記が『あさぶ』と『あざぶ』で違った。どっちが正しいか祖母とケンカした」
    なんと!昔は地下鉄のアナウンスと表記が違ったというのだ!
    そこで麻生駅が開通した頃の写真を探してみると…
    調査員
    「見てください!看板には『あさぶ』と書かれています」
    麻生駅の看板には確かにローマ字で『あさぶ』と書かれている。
    さらに他の写真を見ても、
    やはり駅名表示は開通当初から『あさぶ』だったようだ。
    それでは駅のアナウンスはどうだったのか?
    HBCの映像ライブラリーで当時の映像を探してみると・・・
    アナウンサー
    「『あざぶ』町という名前なんですが、麻が生えていたところという」
    町民
    「『あざぶ』というのは、亜麻工場なんですよね、元は」
    なんと!アナウンサーも地元住民も
    『あざぶ』と言っているではないか!
    そして決定的な証拠を発見!
    耳を済ませて、よ~く聞いてもらいたい。
    駅のアナウンス
    「北24条…『あざぶ』間は…」
    なんと!!当時の駅員までもが『あざぶ』と発音していたのだ!
    依頼人(ちーさま・40代・札幌市北区)
    「私は耳から聞いていた方を主張していたんだなって、解決できて良かったです」
    さらにOAでは紹介できなかった追加情報がコチラ!
    堀啓知(HBCアナウンサー)
    「北海道内にある名寄市や芽室町にも同じ表記の地域がありますが、こちらの読み方は『あざぶ』、石川県七尾市では『あそうまち』と読むそうです」
    調査依頼はこちら↓
    lin.ee/pYvxEEm
    www.hbc.co.jp/...
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