3分でわかるウィリアム・モリス(人から分かる3分美術史181)

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  • เผยแพร่เมื่อ 11 ต.ค. 2024
  • イギリスのデザイナー、詩人であり、アーツ・アンド・クラフツ運動の指導者として知られるウィリアム・モリスを紹介します。
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    こんにちは。人から分かる3分美術史。
    今日はウィリアム・モリスについて勉強していきましょう。
    ウィリアム・モリス。1834年生まれ。イギリスのデザイナー、詩人であり、アーツ・アンド・クラフツ運動の指導者として知られます。
    モリスは、ウィリアム4世時代のイギリス、ロンドン北部の自然豊かな村であるウォルサムストウに生まれました。
    父親は証券取引を行う会社の経営者であり、裕福な家庭でモリスは育ちます。
    モリスははじめ聖職者を志し、オックスフォード大学に進みました。そこで同じく聖職者を志していたバーン=ジョーンズと出逢いました。モリスとバーン=ジョーンズは意気投合し、共に過ごすようになりました。そのなかで彼らは、美術評論家ジョン・ラスキンに影響を受け、ラスキンが紹介した新たな芸術潮流であるラファエル前派を知ります。
    こうしてモリスとバーン=ジョーンズは、聖職者となることを辞め、芸術家として生きることを志しはじめました。
    モリスは大学を卒業すると、ロンドンに移りました。そして1856年、モリス22歳ごろのおり、モリスとバーン=ジョーンズはラファエル前派の代表的な作家であるロセッティと知り合います。そして彼らは、モリスの自宅であるレッドハウスを共に作り上げたことを契機として、建築、インテリアデザインなどを行う会社であるモリス・マーシャル・フォークナー商会を1861年に設立しました。
    モリスたちの作品を見ていきましょう。
    ケンブリッジ大学クイーンズカレッジの壁面タイル。1864年、モリス30歳ごろの作品です。モリスらは産業革命で工業化が進んでいたイギリスの建築界において、伝統的な職人仕事による洗練されたデザインの装飾を作りました。
    「飛燕草」。1872年、モリス38歳ごろのデザインです。はじめモリスの仕事は教会や大学の装飾がほとんどを占めていました。それが70年代になると、一般住宅の装飾に進出し、壁紙や織物、本の装丁といった多様な印刷物のデザインを行いました。
    モリスは1896年に62歳で亡くなります。モリスは、工業化するイギリスの中で伝統的な美意識を人々の生活にもたらしました。その取り組みはアーツ・アンド・クラフツ運動と呼ばれ、その後のデザインの潮流に大きな影響をもたらしました。現在においても、アーツ・アンド・クラフツ運動の指導者として、また、モダンデザインの父として知られています。
    以上!

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