小さい『っ』が書けない…小学生レベルの読み書きができない人が3割「刑務所に戻ってほしくない」就労相談や学習で寄り添う支援の今 北海道・月形刑務所

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  • เผยแพร่เมื่อ 30 ก.ย. 2024
  • 刑務所が大きく変わっています。
    仕事がない、学力がない。そのような事情から犯罪を繰り返してしまう受刑者たち。
    再犯を食い止めようと、北海道の月形刑務所で独自の取り組みが始まっています。
    「ダム工事や土留めなど、いろいろな仕事をやっています」
     土木工事会社の採用担当者がこう話すのは、今年1月、北海道月形町で開かれた就職相談会です。
    とは言っても、対象は大学生ではありません。月形刑務所の受刑者たちです。
    ある土木工事会社の採用担当者が受刑者たちに語りかけます。
    「見てくれはこんなので、そちらに紛れたらわからないかもしれないけれど、一人一人の人格を認め合って、お互いに技術を高め合う、そんな会社を目指しています」
     犯罪を繰り返してしまう受刑者を数多く収容する月形刑務所。
    相談会に参加したのは、いずれも実際に受刑者を雇った実績がある会社です。
     受刑者から出るさまざまな質問に、会社側は丁寧に答えていきます。
    受刑者
    「ここ月形刑務所で、大型特殊の免許を取ったが、実際に使ったことはない状態。練習させていただけるのでしょうか?」
    土木工事会社の採用担当者
    「会社に重機がありますので、練習はどんどんやっていただいて結構です」
    受刑者
    「体に入れ墨とか入っている人は、雇ってもらえるのですか?」
    土木工事会社の採用担当者
    「正直に言ってうち2人おります。そういうのも含めて受け入れていますので、気になさらないでください」
     月形刑務所が就労支援に力を入れる背景には、出所後に社会に定着できず、犯罪を繰り返してしまう受刑者が多くいる現状があります。
    ある受刑者は…。
    「社会にいる間っていうのが短くて、もう何回も(刑務所に)来てしまっている。これからは毎日安定した仕事をして、いろいろな人とコミュニケーションとれたらいいなと思う」
     犯罪白書によると、全国の刑法犯の人数は年々減少する一方で、再犯者の割合は増加。
    2020年には過去最悪の49.1%に達し、およそ半数が再犯者です。
     さらには、再犯者のうちおよそ73%が無職というデータも。
    職を見つけ、定着することができないと、高い確率で犯罪を繰り返してしまうのです。
    月形刑務所 就労支援スタッフ
    「受刑歴があるというだけで応募できる会社が限られている。仕事に就きたいという彼らのモチベーションをいかに持ったまま出ていってもらえるか気をつけている」
     重要なのは職だけではありません。
    受刑者の中には漢字の読み書きや簡単な計算ができず、日常生活に苦労する人もいます。
    そこで、月形刑務所が独自で始めたのが、個別の学習指導です。
    「小さい『っ』ですね。ちょっと書いてみましょうか」
     刑務官が語りかけるのは、鉛筆を手に老眼鏡をかけて机に向かう、60代の男性受刑者です。
     60代の受刑者が書いた作文です。
    「私は、たくしいのむじんじようしやおして、刑務所にはえることになりました」
    (私はタクシーの無賃乗車をして、刑務所に入ることになりました)
     60代の男性受刑者は、「て・に・を・は」といった助詞や、小さい「つ」などの促音を文章で正しく使うことができません。
    刑務官と60代男性受刑者のやりとりが続きます。
    刑務官
    「『きゅうしょく』なんですけど、ちょっと難しいですね」
    60代男性受刑者
    「いやあ難しいなあ。2番目がわからないんだ。わかんねえな、まいっちまうな」
     月形刑務所には小学校レベルの読み書きや簡単な計算すらできない人が、全体の3割ほどいるといいます。
    60代の男性受刑者
    「句点なんてわからなかったです。ここで初めて覚えた。姉さんに(手紙で)書いてやったのです。ここで勉強やっているってことを。(姉からは)飽きないで、一生懸命先生のいうこと聞いて、頑張ってくださいねって返して寄こしました」
    刑務官
    「読み書きができなければ、周りとコミュニケーションとれない。役所で手厚いサービスをやっていてもパンフレットすら読めない。申請書を書くこともできない。それが再犯につながる」
     若い受刑者も例外ではありません。
    30代の男性受刑者
    「家庭のいろいろな問題もあって、学校に通えず、買い物をしたときの値段も、「何割引き」となっていてもよくわからないから、お金の使い方に対しても計算がちゃんとできなくて、ちゃんとした生活ができなかった」
     親の虐待など複雑な家庭環境で、小さい頃に学校に通えなかった受刑者たち。
     刑務官は理解する楽しさを知ってもらおうと、同じ目線で語りかけます。
    刑務官
    「いま気づいたんですけど、『令和』も『昭和』も字がきれいです。私よりもきれいです」
    刑務官
    「上から目線で教えてあげるではなく、一緒に学んでいこうと。最終的には再犯防止だが、刑務所に戻ってきてほしくない」
    30代の男性受刑者
    「わからなければ先生に教えてもらえるし、勉強ってこんなにおもしろいものなんだなと。(これまでの)社会生活の中で自分でできなくて投げてしまう部分もあったが、(ここでの勉強を)生かして社会生活をやっていきたい」
     塀の中で再会することがないように…。受刑者と刑務官、二人三脚で更生への道を歩きます。
     再犯率の上昇が続く中で、刑務所に求められる役割も変化しています。
    北海道・月形刑務所で、去年1年間で、出所する前に会社から内定をもらったのは26人と、過去10年間で最も多い数字だそうです。
     刑務所や受刑者だけでなく、受け入れる社会の側も変わる必要もあります。
     
    月形刑務所では、受刑者の社会復帰を促すため、民家の除雪作業や、工場でトマトジュースを作る作業など、受刑者が塀の外で活動する取り組みも進めています。ひるおび!で放送2024年04月10日(水) 14時29分 更新
    #北海道 #ニュース #HBC
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ความคิดเห็น • 10

  • @334代ニコラエチャウシェスクルーマニア
    @334代ニコラエチャウシェスクルーマニア 10 วันที่ผ่านมา

    正直外の仕事って刑務所みたいに優しくないしかなり厳しいと思うよ

  • @harukishimizu7038
    @harukishimizu7038 5 หลายเดือนก่อน +5

    本来、当たり前の事だと思います。

  • @michiko2945
    @michiko2945 4 หลายเดือนก่อน +3

    刑務官の方たちの優しさが素晴らしいです。
    学び直した後に、罪への意識も変わるかもしれない。
    こんな場所に来て、初めて優しくされた人が多いんだと思います。
    頑張ってくれるなら、まずは応援します。
    反省の前に反省とは何かがわかるようにすることからなんだと思います。
    被害者はたまったものではないとわかりつつ、
    この人たちに私たちができることで「普通の世界の感覚」を感じてもらい、罪を償うように関わり合いをもたなくちゃと思います。

  • @561あ
    @561あ 4 หลายเดือนก่อน +1

    簡単な計算レベルも分からないって言うけど、みんな忘れとるよ

  • @patch33
    @patch33 5 หลายเดือนก่อน +2

    労働雇用に繋がらない刑務所は税金の無駄

    • @ironics2012N
      @ironics2012N 5 หลายเดือนก่อน +1

      禁錮とかあるからな日本は

    • @561あ
      @561あ 4 หลายเดือนก่อน

      ほなら刑務官として雇う?

  • @561あ
    @561あ 4 หลายเดือนก่อน +1

    自分も勉強しなかったから計算苦手や教えてもらおうか

  • @カズハ-b5u
    @カズハ-b5u 5 หลายเดือนก่อน


    雇用企業はたぶん大幅に増える事もこの先ないだろうし、罪人というイメージは拭いきれないし はっきり言って罪人と一緒に働くのは無理だわ。
    結局 こんな事しても大して変わらねーよって事です。

    • @ironics2012N
      @ironics2012N 4 หลายเดือนก่อน

      そこか。別に軽度知的とかでなくてね。