【夜中に鳴き続ける猫ちゃんが心配…】考えられる2つの原因について獣医師が解説
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- เผยแพร่เมื่อ 10 ก.พ. 2025
- 【夜中に鳴き続ける猫ちゃんが心配…】考えられる2つの原因について獣医師が解説
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#猫 #夜鳴き #原因
藤村先生、こんばんは。
夕刻のお忙しいお時間にお返事頂きまして、誠にありがとうございます。
今回は、猫ちゃんについてのご解説でしたが、まだまだ他の動物にも知られざる特有の性質がありそうです。
次回作も楽しみにしております。
どうか、よろしくお願い申し上げます‼️
【夜中に泣き続ける猫ちゃんが心配】考えられる2つの原因について獣医師が解説
(1)発情
成猫で避妊去勢手術してないようなら発情の可能性がある
メスが発情すると大声で鳴く
→自分の居場所をオス猫に伝えようとしている
メス猫の最初の発情は生後半年〜10ヶ月頃
→生後半年よりも早く発情を迎える子もいる
→猫は「長日繁殖動物」だから
長日繁殖動物
→日照時間が長くなる
春先から夏にかけて発情する動物
(例 ハムスター、馬、クマなど)
や暖かい季節のほうが食べ物が豊富
→生まれた子どもの体温も保持しやすい
室内の猫
→夜でも照明の光を浴びることが多い
→四季の日照時間に関係なく発情しやすい
多くの動物(人や犬)は「自然排卵動物」
→決まった周期で排卵が起こる
→タイミングよく交尾することで受精
猫は「交尾排卵動物」
→交尾の刺激に反応して排卵
→発情に伴う出血もない
→妊娠する確率も高くなる
ちなみに、人間と犬には生理がありますが、妊娠するタイミングが真逆。
猫ちゃんが発情期になる
→雄、雌とも発情期特有の行動が見られる
→時にはそれが「問題行動」となることもある(大声で鳴く)
オス猫には発情「周期」はない
→メス猫の周期に反応して発情
→独特の鳴き声とスプレー行動
(尿マーキング)が目立つ
→他の男の子がいる場合には、縄張り争いや雌を巡って喧嘩をすることもある
原因(2)甲状腺機能亢進症
甲状腺
・首の前側にある
・甲状腺ホルモンを作り出す重要な臓器
甲状腺亢進症
→甲状腺ホルモンが多い
→体のエネルギーをたくさん使ってしまう
→猫はは元気すぎて落ち着きがなくなる
たくさん食べても体重が減ってしまう
甲状腺機能亢進症
→甲状腺ホルモンが人間と同じで猫ちゃんワンちゃんも出ているのですが、それがすごく出てしまう
病気
甲状腺ホルモンとは
→代謝を上げるようなホルモン
→言い換えると元気にするようなホルモン
甲状腺機能亢進になる
→甲状腺ホルモンが増える
→普段通りの食事でも代謝が爆上がりしている状態
→どんどん痩せていく、食べすぎて吐く(食欲が異常に出るので食べ過ぎ)
毛艶が悪くなる、元気すぎて夜中運動会をひらく
→大声で鳴く、すごくイライラし始めるなどの症状が出る
甲状腺機能亢進症の原因
主に甲状腺の腫瘍(多くは良性)
→甲状腺ホルモンの過剰生産
→他にも加齢、食事内容、飼育環境、遺伝などが複合的に関与。
治療法
飲み薬
抗甲状腺薬(この治療法が一番多い)
手術
→飲み薬で治療することが多いが →根治を目指す場合は外科治療も選択される
まとめ
原因(1)発情
(2)甲状腺機能亢進症
藤村先生、おはようございます。
先ずは、猫が「長日繁殖動物」だということ。日照時間に関係してるとは、なるほど自然のあり方には合ってますね!
でも、これまた猫の進化に関係してるのか、自然の神秘ですね。
また、「交尾排卵動物」ってのも初めて知りました。
種の保存力が強いってこととも考えられますね!
もう一つの原因の甲状腺機能亢進症の為ということですが、
犬も甲状腺機能亢進症になるとききますが、そうなると、犬も夜中に吠えたりしますか?
keroyon carreraさん、コメントありがとうございます!
猫の「長日繁殖動物」や「交尾排卵動物」という特徴に驚かれたようですね。おっしゃる通り、これらは自然界での生存戦略や種の保存に直結した仕組みであり、本当に自然の神秘を感じますよね。特に、室内飼育が主流になった現代でも、人工的な明かりや生活環境が発情周期に影響を与えるというのは興味深い点ですよね。
また、犬の甲状腺機能亢進症に関するご質問ですが、仮に犬がこの病気を発症した場合、確かに過剰なエネルギー消費や興奮状態が見られることがあります。これが夜間の吠えや落ち着きのなさにつながる可能性も否定できません。実際、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、代謝が活発になりすぎ、通常では見られない行動が引き起こされることが知られています。
ただし、犬の場合、甲状腺機能亢進症は非常に稀で、むしろ甲状腺機能低下症のほうが一般的です。もし犬が夜中に吠えたり落ち着かない様子が見られた場合は、他の要因(不安や環境の変化、加齢による認知症状など)も含めて、総合的に判断する必要がありますね。