LANCIA Y LS 1.2 16V 2001  ランチア イプシロン#1

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  • เผยแพร่เมื่อ 21 ก.ย. 2016
  • ランチアオリジナルの『イプシロンmodel 840』。
    最後のブランド「ランチア」ランチア イプシロン
    この車はMade in Italy(イタリア製)の5速MT車で、ハッチバックスタイルの小型車です。
    ランチア・イプシロンは、ランチアが製造・販売するスーパーミニで、1995年にY10(アウトビアンキ)に代わる大型で高価なモデルとして発売されました。(名前から「10」が消え、「Y」だけになる)
    ランチアスタイルセンターは、ボディワークの4辺を囲む曲線が特徴的なデザインを採用し、小型ハッチバックの外観を一新させた。
    (外観は、デザイナーのエンリコ・フミアが定義する「クワッド・フロンタル」という美的コンセプトに基づくデザインが特徴で、フロント、リア、サイドで表現され、エッジに収束して表面を4分割する曲線と張りのあるラインで表現されています。)
    テールゲートは、先代モデルの伝統を受け継ぎ、強い傾斜を保っています。1995年から2005年にかけて、ランチアはポテンツァ地方のメルフィ工場で87万台以上のイプシロンを生産した。(LANCIAclub.net引用)
    初代後期モデルを基本にLX、LS(16v/8v)、Elefantino Rosso 、Elefantino Bluを対象とし記事を書いています。
    本国ではLEモデル(初代前期のみ)もありますが、並行輸入されていないため省きます。
    また、輸入されたもので1.4LS,LXモデル(初代前期1996・1997年モデルのみ)も省きます。)
    ただし、Elefantino Bluは最終的にLEに取って代わります。
    (LEは、当初1.2 8vエンジン(後に16vも)のみの設定であったが、あまり成功せず、1998年には、同様の標準装備を持ちながら価格を抑えた新しいベーシックモデル、エレファンティーノ・ブルーに取って代わられることとなった。)
    写真は2001年(初代)後期モデルDOHC搭載車になります。
    並行輸入車として、(日本において)新車登録は2001年6月ですが、本国イタリアでは2002年半ばからヨーロッパ向けに提供されLSモデルにDOHC1.2 16V搭載車がカタログ表記されています。
    初代ランチア Y(イプシロン):1996-2000初代前期モデル(前期モデル)。ただし、1998-2000は、ボディデザインは前期のままで、トランスミッション、シフトノブ等が変更され、後期モデルに引き継がれています。中期型とでも言うのでしょうか。(ここでは前期としておきます)
    2001年(2000年10月)から2003年は後期モデルです。
    ボディーデザインはエンリコ・フミヤ(ピニンファリーナ出身)、インテリアデザインは、アメリカ出身のデザイナー、グレッグ・ブリュー。
    ◯、△、楕円と遊び心満載なデザインでまとめられています。
    室内インテリアは、シート、ダッシュボード、ドア内張りはアルカンターラ(ただし前期モデルは標準)、後期モデルは、アルカンターラに似た新素材とシート座面の一部をファブリックにしています。(前期モデルで生じたアルカンターラのヤレが問題になったのか?)
    また、ハンドルデザインはLybraのものと同様。
    ※アルカンターラに似た新素材とは「カスティリオ」マイクロファイバー
    カスティリオは、アルカンターラに似た素材であるが、あまり洗練されていない内部の裏地に使用されています。
    ただし、オプションでは、アルカンターラはあります。
    また、カレイドスと呼ばれるカラーバリエーションが標準色(12色)以外に100色を超えた。(ブルー25色、パープル16色、グリーン25色、グレーとブラウン15色、レッド19色と、パステルカラーやメタリックカラーを含む)
    ドアミラーの曇り止めは、リアガラス電熱線スイッチオン時に作動します。
    ミッションはクロス気味の 5速MTで4000rpm過ぎからのシフトアップはパワーダウンが少なく気持ちの良いシフトチェンジができます。(写真の車のファイナルギア比 (3.438)はハイギアードであり、イタリアの道路状況(主に高速道路)に合わせた設定になっているようです。
    ただし、本国カタログでは4.071が記載されています。
    横置きで前輪を駆動するエンジンは直列4気筒フィアットファイアエンジン(Fiat Fire-series)
    1242CC、4気筒DOHC16V(Multi-point fuel injection IAW-WeberDOHC )
    最高出力80PS/5000・最大トルク116 Nm / 86 lb-ft/4000。
    (前期モデル16Vは86PS/6000・トルク113 Nm / 83 lb-ft/4500 Fiat 176B9.000 FIRE-series)
    ボア(Bore)70.8mm ストローク(Stroke)78.9mmボアストローク比1.11(低回転高トルク型)
    後期モデルは、新しいユーロ3公害基準により、6 PS(4 kW)出力を削減しています。
    (現在はEU圏内ではユーロ6が適用されております)
    エンジン排出量を削減するための装置(三元触媒コンバーター)が付いています。
    全長 3.741m(前期モデル 3.723m)
            新しいバンパー(フォグライトも新設計)の採用により、サイズがわずか
            に大きくなっています。
            新設計のフォグライトはラリーカーさながら前方及びサイドを照らします。
            
    幅  1.690m
    高さ      1.435m
    ホイールベース 2.380m
    車両重量   920Kg
    燃料容量    47L
    タイヤは、日本では標準で185/60R14を履く。
    (但し、本国イタリアカタログでは、LSの16VDOHCは165/65R14T、LXは185/60R14H、Elefantino Rosso195/50R15V、ElefantinoBlu16VDOHC165/65R14T)
    サスペション(前)ロアウィッシュボーン独立懸架
             マクファーソンストラット+コイル+ダブルアクションダンパー  
          (後)ロアウィッシュボーン独立懸架
             トレーリングアーム+コイルスプリング+ダンパー
    ブレーキ 電子ブレーキシステムと呼ばれるEBD(電子ブレーキディストリビュータ)コントロールユニットとセンサーを通してABSシステムは発揮します。
    ギア比 (LS5速16V)
    1速 3.909 2速 2.158 3速 1.480 4速 1.121 5速 0.897 
    R  3.818
    ファイナルギア  3.438(写真の車)(本国カタログ記載は4.071)
    総合減速比 (LS5速16V)
    1速 13.44 2速 7.42 3速 5.09 4速 3.85 5速 3.08
    ステップ比 (LS5速16V)
    2速→3速 0.686
    3速→4速 0.757
    4速→5速 0.800
    Drag times(加速性能比較)
    LS1.2 16V VS Elefantino Rosso
    LS1.2 16V 0-60 mph 11.2秒、0-100 km / h 12.3秒、1/4マイル(402m・ゼロヨン・121Km/h) 18.3秒
    Rosso 0-60 mph 10.6秒、0-100 km / h 11.2秒、1/4マイル(402m・ゼロヨン・121Km/h) 18.3秒
    Elefantino Rosso(16V) ,Blu(8V,16V),LX(16V),LS(8V/16V),
    LS 6速 (8V・1996年から2000年(初代前期のみ)),LS CVT (8V) が並行輸入されていました。
    エンジン(LS6速8V) Fiat 840A3.000 FIRE-series spark-ignition 4-stroke 60hp/5500
    トルク98 Nm / 72 ft-lb/3000
    ギア比 (LS6速8V)
    1速 3.545 2速 2.1583速 1.345 4速0.974 5速0.766 6速0.64
    R 3.818 Final 4.923
    総合減速比(LS6速8V)
    1速 17.45 2速 10.62 3速 6.624速 4.80 5速 3.77 6速 3.15
    ステップ比(LS6速8V)
    2速→3速 0.623
    3速→4速 0.724
    4速→5速 0.786
    5速→6速 0.836
    その他次の限定車が作られています。(動力性能はいずれも同じ)
    Dodo ( 2001年限定 1.2 8V,16V)標準タイヤ165/65R14T(本国カタログ)
    Caprice( 2002年限定 1.2 16V) 標準タイヤ185/60R14H(本国カタログ)
    Unica ( 2003年限定 1.2 16V) 標準タイヤ185/60R14H(本国カタログ)
    Vanity ( 2003年限定 1.2 16V) 標準タイヤ185/60R14H(本国カタログ)
    整備履歴
    エンジン、ミッション系、電装系における故障は今の所ありません。(2016.8-2022.11現在)
    駆動系以外での故障箇所
    2019.2 フロントブレーキキャリパー(右)固着のため左右交換
    2019.6 純正ショックアブソーバー(新品)交換
    Front 46408237x2 made in Itary(イタリア取り寄せ)
    Rear 46784221x1made in Itary (イタリア取り寄せ)
    Rear 46784221x1made in spain (FIATディラー)   
    ただし、純正ショックアブソーバー(新品)国内では入手不可(2019年現在)
    (唯一Rear1本はFIATディーラのルートで取り寄せ)。Front2本Rear1本は、FLMC(東京)を通しイタリアから取り寄せ。イタリアでも在庫が無くなり、今後難しいとのこと。
    2020.8 3回目車検時、燃料ポンプに漏れ症状があり純正品をZERO CLUB(新潟)より同年式車か
       ら部品取り交換
    2023.2.1 メインマフラー前側取付部不良、バンド部から排気漏れ
    (穴あきマフラーカットし交換)
    基本的に、部品は全て純正品と考えておりますので、苦労することがこれからもあるかと思います。
    各種パーツ
    メーターはVEGLIA BORLETTI、ヘッドライトはCARELLO
    キャリパーはBendix製
    イタリアの一流メーカーでアッセンブルされています。
    この時代の車は、それぞれの部品メーカーを調べるのも楽しみの一つです。
    私見
    LSモデルはロッソ(Elefantino Rosso)のようなスポーツ仕様ではないが、スポーツです。
    1.2 クロス5MT 。5ナンバーの16VDOHC。
    日本的・日本人的車の概念に囚われないWRCの血統を引き継いだ初代イプシロン。
    安定した足回りとスポーツ感ある走りは、国産の同クラスとは比較できない魅力があります。
    (あるnet記事で、見た目は女性の買い物車、しかし走りはランチア 言い得て妙である。)
    初代前期と後期の違いは、前期は後期よりコストが掛かっており、後期はその分無駄を無くし洗練されております。
    ただし、前期モデル(中期含む)はエンリコフミヤのデッサンに忠実であり(後期に比べ)スパルタンなデザインになっています。
    記事はその都度追記、変更いたします。

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