「令和の米騒動」つづく…食卓・給食を直撃 1.3倍~1.5倍でコメ価格高止まり
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- เผยแพร่เมื่อ 2 ม.ค. 2025
- 今年の夏、猛暑の影響などにより起こったコメ不足「令和の米騒動」。新米が出回れば解消していくかに思われましたが、依然、コメの価格は高止まりしています。いったいなぜ?そして、今後は一体どうなるのでしょうか。
1993年、記録的な冷夏によるコメ不足に伴い、タイなどからコメを輸入する事態にもなった「平成の米騒動」からおよそ30年。
令和となった今年も記録的な猛暑やアフターコロナのインバウンド回復の影響で、「令和の米騒動」とも呼ばれる深刻なコメ不足が問題となりました。新米が収穫されると解消されるかと予想されていましたが、実際はどうなっているのでしょうか。
小村ののか 記者
「一時期と比べるとお米は十分用意されていますが、秋で新米の季節になっても値段はまだ高いままとなっています」
売り場の棚が空っぽという状況ではありませんが、どの商品もかなり高値となっています。
まるごう東福原店 竹下夏海 副店長
「昨年に対して大体130パーセントから140パーセントくらい、10キロのお米でいうと1000円から1500円くらいは値上がりしている状況です」
これにはもちろん、買い物客も。
買い物客
「どこ見ても去年よりだいぶあがっとるで、だけんなかなかコメが食えんくなった。この前見ても5キロが3000円近くしとったね、ひえーだがん。」
買い物客
「びっくりしてます。うちは5キロずつ買うんですけどだいぶ高くなっているので。下がってくれることを願ってるし本当にもっとこれ以上上がったらどうしようって思いますよね」
そして、スーパーではこんな工夫も。
まるごう東福原店 竹下夏海 副店長
「今までは島根とか鳥取の山陰両県のお米を中心に取り扱いしていたんですが、今は産地を限らずに全国に広げて秋田や新潟などいろいろな産地からお客様の手に届くように商品の手配はさせていただいています」
影響を受けているのは、スーパーだけではありません。
「いただきます」
そう、給食です。
学校の現場でも異例の値上がりに四苦八苦しています。
米子市学校給食課 伊藤康恵 課長
「11月から米飯の価格が、一食当たり約10円ずつくらい値上がりしているような実情です。今までは数円ということはありましたけど、10円も上がるということはなかったです。しかも年度の途中というのは、今まで前例がないと思います」
11月に入ってから炊飯したコメの価格が1食当たり10円ほど上がる計算ですが、給食費自体は上げないよう工夫しているといいます。
米子市学校給食課 伊藤康恵 課長
「旬の食材、(今の時期は)ニンジンなどをできるだけ活用するようにしています。学校給食費は米子市としてはできるだけ抑えて、児童生徒の皆さんに美味しくて栄養価の高い給食を食べてもらいたいというところで努力しているところです」
米子市内の米穀店によると、スーパーへの卸売価格は1.3倍から1.5倍ほどになっていて、このまま需要が多ければ値上げせざるを得ないかもしれないということです。
この夏の記録的な猛暑がもたらした30年ぶりの「米騒動」。食卓の主役、コメの価格に気をもむ日々がまだまだ続きそうです。
【BSSニュース】
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【TBS NEWS DIG】
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