千歳烏山・調布の歴史と街のなりたち：このまちアーカイブス「千歳烏山・調布」編

京王線の通る世田谷区北部から調布市にかけての地域は、「武蔵野台地」上に位置する。段丘崖（だんきゅうがい）や谷頭（こくとう）からは湧水があり、周辺には古くから集落が形成されたが、その他の多くの部分は原野であった。江戸時代になると台地上に「玉川上水」が通され、その分水などを水源に用水も開かれた。また、「五街道」の一つで、徳川将軍家の江戸からの脱出ルートであったともいわれる「甲州街道」が整備され、街道沿いには宿場町が置かれ賑わうようになった。1913（大正2）年、「京王電車」が開通し、前後してこの地域に電燈・電気が供給されるようになると郊外住宅地としても注目されるようになり、大正末期以降は「関東大震災」で罹災した人の移住や施設の移転が進み、急速に発展することとなった。
昔の写真から、街の歴史をひもとき、なりたちや変遷をたどる「このまちアーカイブス」の千歳烏山・調布編。詳細はWEBページで！
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