細胞死（フェロトーシス）の抗老化作用を発見

東北大学 大学院医学系研究科 生物化学分野の西澤弘成 博士を中心とした研究グループが、Cell Reports誌に発表した研究成果の紹介です。
"BACH1 inhibits senescence, obesity, and short lifespan by ferroptotic FGF21 secretion"
www.cell.com/cell-reports/ful...
フェロトーシスは近年報告された鉄依存性の細胞死で、生体内でがん細胞の除去機構として働くと考えられています。しかし、がん抑制以外にはフェロトーシスの生体内での役割はよく分かっていませんでした。
研究グループは、このフェロトーシス細胞から老化を抑える物質であるFGF21が分泌されることを発見しました。
さらに、フェロトーシス細胞から分泌されるFGF21によって、細胞の老化性変化やマウスの肥満、短命といった老化に関連する特徴が抑えられていることを突き止めました。
◆English editions
• Anti-Ageing Effects of...
• Anti-Ageing Effects by...
◆使用素材クレジット
画像・イラスト等
　Nishizawa et al., Cell Reports volume 43, Issue 7, 114403, July 23, 2024 (CC-BY 4.0)
　東北ずん子・ずんだもんプロジェクト
　坂本アヒル（ずんだもん）
　イラストAC
　動画AC
音声・音楽
　VOICEVOX（ずんだもん）
　BGMer
ソフトウエア
　ゆっくりムービーメーカー4