クラウディオ・アバド名演紹介①【ATM音楽解説 Vol.13】Claudio Abbado 解説:徳岡直樹 Naoki Tokuoka
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- เผยแพร่เมื่อ 15 ก.ย. 2022
- イタリアの名指揮者、クラウディオ・アバドの残した数々のレコード・CDの中から、お気に入りの演奏をズラッと挙げます。レパートリーの広かったアバド、その録音はイタリア。バロックから現代(同時代)作品にまで、交響曲から声楽曲、協奏曲録音も多い。そんな中から聞きどころを見出した演奏を紹介!【解説:徳岡直樹】
《徳岡直樹 Naoki Tokuoka》 台湾在住20年の日本人指揮者・作曲家・文筆とニコ生で音楽解説をしています。ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ父子に師事。台南市名誉市民として、現在5つのオーケストラを主に指揮しています。このチャンネルでは「音楽演奏・作曲作品紹介・カミさんのバイオリン演奏・音楽解説/談義」と、自分のすべてのファクターをATM『(A)明るく(T)楽しく(M)マニアックに』紹介しています。特にヒストリカル演奏解説に重点置いてます。作品集CDが昨年リリース、HMV・タワー・アリアCDなどの大手ショップで販売されています。
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私はロンドン響時代と2000年以降の胃がんから復活したアバドさんが好きなので、徳岡先生とは趣向が違うようです。ただ言えるのは、アバドさんは芸風の核をしっかりと持ちながらも年代ごとに芸風が変化していき、それぞれの年代に違った魅力があるということだと思います。
百田さんのお話から、徳岡さんを知り、チャンネル登録しました。非常にていねいな解説で、手持ちのアバドをあらためて聴きなおそうと思いました。特に、ベートーヴェンは、何度聞いても、新たな発見があります。
そうでしたか! どうもありがとうございます。アバドももう亡くなりましたが、残された演奏は相変わらずフレッシュで爽快ですよね。土曜21:00には生放送をしておりますので、ぜひお越しください。
アバド。アッバード。素敵な指揮者だったと思います。録音ではやはりブラームスかなあ。個人的には上野で聴いたウィーンの国立歌劇場の引越し公演は圧倒的でした。
懐かしいですね。自分は留学中のパリでベルリンフィルとのマーラー「復活」、ヴェルディレクィエム、シューマンのピアノ協奏曲(ペライア)とシューベルトのグレイトを聞きました。あと1989年、NHKホールでの「ヴォツェック」を二回!
アバドの録音したマーラーの8番は、ベルリンフィルだけなのが悔やまれます。マーラーの他の交響曲は、シカゴ交響楽団やウィーンフィルの録音も残っているのに。ショルティ(シカゴ)やマゼール(ウィーン)との競合を避けたのでしょうか?3番、4番もレバイン(シカゴ)との競合を避けていたような・・・
1990年代にDGが抱えていたマーラー交響曲全集はバーンスタイン、アバド、シノーポリなどがあり、いずれも8番「千人」が全習慣性のネックになっていたと思います。当時雑誌か何かで目にしたのは「録音に手間のかかる割には売り上げが見込めない曲で…」といったこともあったはずです。結局バーンスタインはこの曲は新たに録音する前に亡くなり、1970年代のザルツブルクでのライブが代用され、その後ようやくシノーポリもアバドも全集を完成させていました。妙な話ですが、アバドは8番「千人」だけスコアを見ながら指揮しており、実際の演奏回数は(意外に)少なかったのかもしれませんね。
自分もアバドに関しては、前出の方と同様、ロンドン響と胃癌から復活後の演奏が好きです。特にルツェルンのマーラーは、自分にとってかけがいのない財産です。彼の演奏は、いつも素晴らしいレストランに行って質の良い料理をいただいたようなそんな満足感を与えてくれます。それは勿論、彼はいつも世界最高のオーケストラで振ることができたのも大きいと思いますが、、、もしマーラーとアバドが同じ時代に生きていたら意外とバーンスタインよりアバドのことを気に入ったのかな?と思います。アバドにはマーラーにはなかった育ちの良さと品がありましたから(マーラーには少なくともアバドのような品はなかった。)
VPOとの来日公演のベートーヴェンチクルスが忘れられない。第1のみずみずしさ、第ハの音の厚み
あれ、ものによってはDGのレコード・CDよりも優れているものがありますね。某レーベルがCD化しようとしたら、なぜかテープの状態がよくなく見送られた、という話も聞いたことがあります。エアチェックを保存して聞いております。
@@atm-naokimusic
第8は大胆なカットがありました。その後にDGのCDを買ってライブ特有の感興が削ぎ落とされていてガッカリしました。
私はそのチクルスの3番と9番に行きました。高校2年生でした。
3番の日が、初VPOでしたが、「まあ、こんなものなんだ。アンコールあったからラッキー!」という感じでした。
しかし、
9番は違いました。これは凄かったです。
どうしても音源が欲しくて、「音楽の友」の欲しいですコーナー(?)で「エアチェック版をください!」と募集して、手に入れました。
当時、メタルテープ(懐かしい)版を入手しましたが、それをデジタル処理して今も聞いています。聞くたびに鳥肌が。。。。
(本当はアウトかもしれませんが、TH-camで公開しちゃってます)
それ以来、アバドの大ファンになりました。マーラーもベートーヴェンもBPO時代よりもVPOの方が好きです。
クラシックとは関係ないのですが
アバドの若い頃とブライアン・フェリーが似ていますね。
よく見りゃ似てるこの二人、ということでクラーク・ゲーブルとサンソン・フランソワとか、そんな話をしたこともありました。
ブラームスですが、旧全集のみ所有しています。私的には1・2番が素晴らしく、3・4が??でした。レコ芸ではBPOの2番が好評で「…とにかく歌また歌なのだ。カラヤンもアバド恐るべしと思ったことだろう」なんて批評があったのを記憶しています。
指揮者としての徳岡さんに質問があります。ベルリンフィルの面々のインタビューを聞くとアバドのリハーサルは、聞くに耐えないほど酷かったようですね。オーケストラの面々にもっと他の奏者の演奏を聴くようにわざとやっていたと言っていたメンバーもいましたが、、、やはりアバドとベルリンフィルは、うまく機能していなかった、アバドの棒の振り方一つでオーケストラから自分の欲しい音楽を引き出すやり方はベルリンフィルには、無理があったのでは?よろしければ徳岡さんに何かコメントしていただけたら嬉しいです。
アバド。マゼール。ムーティ。皆彼岸に。
あ、ムーティーはまだ此岸だ。
アバドは、良心的音楽家なだと思う。
彼の指揮する音楽、とくにマーラーは、微細な音符まで音にしようとしている、空前の精密さに達していると思う。
しかし、それは、いきいきとした表現を犠牲にした側面もあったのかもしれない。良心が天分を圧迫した。
それでも、彼は、音楽の作りやオケと指揮者のあり方に色々な試みを行ったのだろう。
いわば、オーケストラの過渡期の指揮者だったのだ。
かれの試みは、確実に次世代に実を結ぶだろう。
そうでしたね、留学時代、自分の勉強や楽譜の読み込みにアバドの取り組みというのは大変重要な示唆になりました。
@@atm-naokimusic アバドの指揮する音楽は、音符ひとつひとつを洗浄した、清潔な明瞭さがあります。
そして、品が良いです。
ムソルグスキーの音楽から、無用な土属性を取り除いて、本来の音樂の魅力を蘇らせていると、感じます。
「禿山の一夜」の原典版を彼の指揮で聴いたら、編曲版を聴かなくなリました。
決して、強烈な個性はありませんでしたが、作品に対して文献学者の様なニュートラルな感覚をもって、自然で無理のないアプローチをしていたと思います。
アバド、BPOのブラームスは愛聴していますが、ジュリーニのVPOの全集との対比で聴いています。
私にとってのアバドの名盤は、大作も色々ありますが、VPOとのシェーンベルク「ワルシャワの生き残り」、ヴェーベルン「管弦楽作品集」を挙げたいですね。特にバッハの6声のリチェルカーレはこれ以上の演奏はないと思っています。アバドは現代音楽に手腕を発揮する指揮者だと思っています。
ウィーン・モデルンシリーズも名盤だし。
私的な話ですが。彼がベルリンフィルに就任してから、クラシックを聴かなくなりました。
今はアバドも指揮していないので、これを機にクラシックを聴いてはいかがでしょうか。