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__もし、生まれ変わりがあるならば.....またこの場所で会いましょう。__この約束わ交わしたが最後、あの人は消えてしまった。向日葵のように明るかったあの人はもうどこにもいない。約束を交わしたあの日からそれほどの時間がたっただろう。なぜかあの場所へどのようにして行くのか忘れてしまった。だけど、この約束だけは胸に残ってる。ならば探そう。太陽が、一番美しく世界を照らす場所を。たどり着いたとき、その約束はきっと叶うから。.....あぁ、そうだった。あの人は、向日葵を照らす太陽のように明るく、美しかったんだ。そして、私はあの人の光に照らされて生きてきたんだ。その光を浴びて思い出した、あの人との思い出。お久しぶりです。私を照らしてくれる大切な光。
なんて素敵な曲なんだ
🌻「今度は私が見上げる番なのね」
イラストも曲もめちゃくちゃ好き
遅くなってしまいましたが、やっと聴くことができました🌻この、夏至の前日夜に聴く音楽まるで生まれ変われるような夜明けを感じさせますいろいろ根詰めていたのですが、この光と出会えて本当に良かったとても心が救われました幻想世界の音楽たち制作のみなさまイラストを描かれたinikaさまありがとうございますまさに太陽、私にとってこころの光と感じる音楽です ☀️●~*
やさしくて綺麗な音。
"向日葵のような人"なんかじゃない、あの人は私にとって向日葵そのものだった。
数年前に読んだ本で、読んでいてこんな音を中で聞いたような気がする…初めて聞いたのに聞いたことがあるみたいな感覚
これからも、頑張ろうと思える
「今年も暑いな......」 僕はこのひまわり畑の世話をする仕事をしている。 この仕事は大変だ、夏の暑さや日差しとの戦いがあったり、病気になっていないかを調べたりしなければならない。 だけどこの仕事は好きだ。いや違う、この場所の世話だからこの仕事が好きなのかもしれない。 ここは思い出の場所だ、あの人との。 僕が高校2年の頃、クラスは荒れていたしバラバラだった。 色んな理由で学校に来ない人はいたし、クラスメート同士のちょっとしたもつれによる、いじめまで発展しないまでも空気で感じる嫌な何か。 そんな中、僕らのクラスを担任と受け持つこととなった教育実習生の女の人。 その人は誰に対しても優しくて、明るくて温かかった。他人の為に涙を流せる人間がいる事を知れたのも彼女のおかげだった。 クラスメートも皆そう感じたのだと思う。少しずつクラスの雰囲気は変わり、直ぐに保健室に行っていた人も、停学の常習の人も来るようになって、教室に居る人数も増えていった。 彼女はいつも言っていた『根っから悪い子なんていない。ただあなた達位の頃は傷つきやすいから、自分を守る為に衝動に身を委ねてしまう。本当は誰かを傷つけても何にもならないって分かっているし、何なら傷つけるつもりさえ無かった事もあったと思う。苦しいよね』と。 皆、彼女と会える日常が好きだった。だけど教育実習には期間がある、別れの日は近付いていた。 彼女と会える最終日の前日、僕らはひまわり畑に彼女に連れられて行った。この場所に。 そこは彼女にとってのお気に入りの場所らしい、それを僕らに最後に紹介したかったと照れ臭そうに話した。続けて彼女は言った『私もあなた達と同じ頃に人間関係や将来に悩んでたんだ、だけど、たまたま来たこのひまわり畑のひまわりに勇気を貰った。ひまわりは俯かずに太陽を、必ず訪れる眩しい明日をずっと見ているんだって。では最後にみんなに一言送ります。かけがえのない一輪の花のみんな、辛い事があって泣いても俯かずに、まだ見ぬ明るい明日を信じて前を見て進んでください』 『はい!』 皆が一斉に言った。バラバラだったクラスはまとまった。僕らは一人一人個性を持った一輪の花、それがクラスとしてまとまった、まるでひまわりの様に。 ーーそして夕日と重なり微笑む貴女はソレイユーー。 あれから彼女は何をしているんだろう。無事教師になれたのだろうか、結婚をしているのだろうか。(初恋だったな......) 少し伸びをして作業を終わらせた僕は、ひまわり畑の入り口に歩いて行った。
大空に向いた日の光が…葵く…見えたんだ…
「向日葵が 枯れても私 まっすぐと」って俳句を去年夏休みの宿題で出したなぁ…懐かしい。
綺麗な表現。
涙出てきた
暖かいよ....
少しだけ書かせて頂きます。そう、これは夏の果て。天高く、凛と背筋を伸ばした華々が散っていく迄のお話。彼女はまさしく、太陽だった。「おはよう!」「……ねえ、それ、いつまでやるの?」「だあって!君、いつまで経っても返してくれないからー」「挨拶ひとつに、拘りすぎだろ」ぽん、と急に現れてその場を照らしていく。朝を運ぶ彼女の髪はうつくしい向日葵によく似た色をしてた。でも、それを素直に伝えるには早すぎる気がして言えた試しはない。「だからってわざわざ夏休みに学校前にいるとかさ……」「そう言う君はなんで夏休みなのにいるのかな~?」きゃらきゃら、見透かしたみたいに笑う彼女。つい、その眼で見られたくなくて僕はさっと体を反転させた。……それが、その日が、彼女との思い出の終わり。もっと太陽を見ていたかったって自分勝手に願うようになった僕の、後悔。たとえば、公園までの少しの道を遊ぶように歩いたり。たとえば、届かない太陽と手を繋ぐみたいに翳したり。たとえば、あの娘と一緒にサンドイッチを分けあったり。有ったのかも『しれない』思い出を僕は夢想する。でも、向日葵は俯かない。太陽はいつまでも向日葵の上に顔を見せているから。
『あなたを見守る向日葵が、きっとどこかにいる。信じて---。』
俯きがちな私たちを、いつでも太陽は照らしている。 たとえ雲で遮られても、向日葵たちは俯こうとはしない。その一生を終えるまで。 前を向くことが全て良いとは思わない。でも毎日、日の光は私たちを照らそうとしてくれている。 だから、少しでもいいから、前を向こう。一夏を精一杯生きる、向日葵のように。 この曲を聴いて、改めてそう思うことが出来ました✨今回も幻想的でとても綺麗な曲を、ありがとうございます(*´-`*)
少女『もぅ大丈夫…大丈夫だから…あなたを守ってみせる…』1人の少女が金色に光り輝く卵を抱えてそう呟いた…見渡す限り無限に続くかのような向日葵畑で1人の少女は誓いを立てた少女『世界にはあなたが必要なの…だからお願い、孵って』少女の決意と願いに呼応するように金色の卵は動いた…少女『これから世界に訪れる闇と戦うためにあなたの力を貸して…』これは世界を混沌の闇へと堕とそうとする存在と少女と金色の卵のお話世界の滅亡を阻止するために…1人の少女とその仲間たちのお話…続く?
「別にいいんだぜ?無理に前を向かなくても。上を目指さなくても。お前の息がしやすい場所を選べよ」そのヒマワリはそっと私の耳元でささやいた。ありがとう。そうだよね。晴れもあれば、曇りも雨もあるよね。無理に笑わなくても元気がなくても。泣く日があったっていいよね?晴れているのに、私の目が涙で曇って、空は雨が降っているようだった。時にはひまわりも優しいかなと。
『明日、またここで。』君の透き通る声が空に響いた。君の向かう方には、1番星がキラキラと輝いている。きみが遠く遠く離れていく。夜になれば、君はまた、行ってしまう。月や星の光では、寂しくて、淋しくて。ひとりぼっちにしないでほしい。『大丈夫。あなたはひとりじゃないよ。みんな一緒だよ。』顔に当たる少し熱いくらいの温風と、足元にすーっと抜けていく涼風がまわりの花をそよそよゆする。彼らもきっとそうなんだろう。君の姿に憧れて、君の姿を瞳に焼きつけている。まぶしいくらいに笑って、焦がれるほどの暑さを残して、君はまた、去っていく。早く、はやく。夜が明けないかな。一年で1番短い夜だと言うけれど。ほんのひとときでもはやく明けてほしい。早く、君に会いたい。『明日、またここで。』東の空を見つめ、君を待つ。地平線に君の姿を1番にきみを見つけたいから。
「帰ってきたよ。」夕闇が辺りを照らし出す時、私はひとり空を見上げて泣いた。暗かった苦しかった何もかも忘れて死にたかったでも、あなたのおかげで生きてゆけた、すべてを終わらせて今あなた方のところへ還ります。「system call [[open the world check]]」最終コマンドが今、私の手で打ち込まれた。大地が崩れ、空が唸った。この世界を構成していたすべてが、地響きを立てて崩れ始める、目前に迫る世界の崩壊をこの目で見ながら私は言った。「ありがとう」
「聞いた?」「聞こえたよ」「誰か泣いてる?」「泣いてたね」「あのこ」「女の子」向日葵たちの見上げる空に、女の子が浮かぶ。彼女はまだ少女で、泣いていた。彼女の瞳から溢れた涙は、粒になり、向日葵の花びらに落ちて弾けた。「どうしよ」「誰か」「あのこを」「涙をとめて」「悲しそうなあのこを」「たすけて」向日葵たちの囁きが、吹く風に乗り、天に放たれた。「・・・あ」「あれ」「わぁ」「きれい」空の青澄からゆっくり、太陽の赤ちゃんが降りてきた。温かな黄金色が、少女を照らし、涙を乾かしていく。少女は、太陽の赤ちゃんを見て、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり微笑んだ。彼女は、太陽の赤ちゃんに手を伸ばし、胸の中で抱き締めた。太陽の赤ちゃんは、くすぐったそうに笑って、少女もつられて、笑い出す。「わぁ、可愛い声」「なんて明るいの」向日葵たちも安堵した。やがて、少女と太陽の赤ちゃんは、ひとつの輝きになって、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、天に昇っていった。「よかったね」「よかったね」「嬉しいね」「元気でね」「そして、どうか」「今度生まれ変わったら、永く永く生きるんだよ」向日葵は静かに天を仰ぐ。彷徨う魂の行く先を見守り、見送る為に。そして、その魂を迎えに来てくれる、太陽の思いやりを見届ける為に。地上に咲き乱れる大輪は、黄金色の海と風となり、太陽と共に、今日も世界を照らしている。
太陽の赤ちゃんって何?
@@uta-h4b イラストの女の子が抱き締めている光を、私なりの解釈で表現してみました。実際に太陽そのものなら危険ですが、あくまでも、私なりの解釈です。
あーコメントをかいたあとですが、「よっっしゃあ!いくぜ!」というヒマワリも嫌いではありません。でも常に前を向けと言われ続けられるのもちょっとしんどい時ってありませんか?と思って投稿してみました。
まるでひまわりのようだった彼女はどこへ行ってもそう言われるいつでも笑ってる彼女の裏を僕だけは知っているひまわりは楽しいから笑ってるんじゃないほんとは誰よりも悲しみを背負っていてそれでもいや、それだからこそ笑うのだといつの日だろうか彼女はそう言っていたそれは誰にもみせないどこか悲しげな表情だっただからだろうかぼくだけは彼女をみると泣けて仕方ないんだそして思うぼくは彼女にとっての太陽になりたいなとどんなときでも笑うというのは大変だひまわりは太陽があるからこそ輝いていられるんだともう無理して笑わなくたっていいぼくがいるからぼくが君の太陽になるからとそう言いたかったでも君はもういないそのまま結局は誰にも弱さを見せることなく最後までひまわりのように彼女は病気でこの世を去った言えなかった伝えられなかった後悔は尽きないそれでもぼくは今日も生きている彼女のいない明日をこれからも彼女はみんなの記憶の中でひまわりとして生き続けることだろういつか向こうで会えるその日までどうか見守っていて
__もし、生まれ変わりがあるならば.....またこの場所で会いましょう。__
この約束わ交わしたが最後、あの人は消えてしまった。向日葵のように明るかったあの人はもうどこにもいない。
約束を交わしたあの日からそれほどの時間がたっただろう。なぜかあの場所へどのようにして行くのか忘れてしまった。
だけど、この約束だけは胸に残ってる。ならば探そう。太陽が、一番美しく世界を照らす場所を。
たどり着いたとき、その約束はきっと叶うから。
.....あぁ、そうだった。あの人は、向日葵を照らす太陽のように明るく、美しかったんだ。そして、私はあの人の光に照らされて生きてきたんだ。
その光を浴びて思い出した、あの人との思い出。
お久しぶりです。私を照らしてくれる大切な光。
なんて素敵な曲なんだ
🌻「今度は私が見上げる番なのね」
イラストも曲もめちゃくちゃ好き
遅くなってしまいましたが、やっと聴くことができました🌻
この、夏至の前日夜に聴く音楽
まるで生まれ変われるような夜明けを感じさせます
いろいろ根詰めていたのですが、
この光と出会えて本当に良かった
とても心が救われました
幻想世界の音楽たち制作のみなさま
イラストを描かれたinikaさま
ありがとうございます
まさに太陽、私にとってこころの光と感じる音楽です ☀️●~*
やさしくて綺麗な音。
"向日葵のような人"なんかじゃない、あの人は私にとって向日葵そのものだった。
数年前に読んだ本で、読んでいてこんな音を中で聞いたような気がする…
初めて聞いたのに聞いたことがあるみたいな感覚
これからも、頑張ろうと思える
「今年も暑いな......」
僕はこのひまわり畑の世話をする仕事をしている。
この仕事は大変だ、夏の暑さや日差しとの戦いがあったり、病気になっていないかを調べたりしなければならない。
だけどこの仕事は好きだ。いや違う、この場所の世話だからこの仕事が好きなのかもしれない。
ここは思い出の場所だ、あの人との。
僕が高校2年の頃、クラスは荒れていたしバラバラだった。
色んな理由で学校に来ない人はいたし、クラスメート同士のちょっとしたもつれによる、いじめまで発展しないまでも空気で感じる嫌な何か。
そんな中、僕らのクラスを担任と受け持つこととなった教育実習生の女の人。
その人は誰に対しても優しくて、明るくて温かかった。他人の為に涙を流せる人間がいる事を知れたのも彼女のおかげだった。
クラスメートも皆そう感じたのだと思う。少しずつクラスの雰囲気は変わり、直ぐに保健室に行っていた人も、停学の常習の人も来るようになって、教室に居る人数も増えていった。
彼女はいつも言っていた『根っから悪い子なんていない。ただあなた達位の頃は傷つきやすいから、自分を守る為に衝動に身を委ねてしまう。本当は誰かを傷つけても何にもならないって分かっているし、何なら傷つけるつもりさえ無かった事もあったと思う。苦しいよね』と。
皆、彼女と会える日常が好きだった。だけど教育実習には期間がある、別れの日は近付いていた。
彼女と会える最終日の前日、僕らはひまわり畑に彼女に連れられて行った。この場所に。
そこは彼女にとってのお気に入りの場所らしい、それを僕らに最後に紹介したかったと照れ臭そうに話した。続けて彼女は言った『私もあなた達と同じ頃に人間関係や将来に悩んでたんだ、だけど、たまたま来たこのひまわり畑のひまわりに勇気を貰った。ひまわりは俯かずに太陽を、必ず訪れる眩しい明日をずっと見ているんだって。では最後にみんなに一言送ります。かけがえのない一輪の花のみんな、辛い事があって泣いても俯かずに、まだ見ぬ明るい明日を信じて前を見て進んでください』
『はい!』
皆が一斉に言った。バラバラだったクラスはまとまった。僕らは一人一人個性を持った一輪の花、それがクラスとしてまとまった、まるでひまわりの様に。
ーーそして夕日と重なり微笑む貴女はソレイユーー。
あれから彼女は何をしているんだろう。無事教師になれたのだろうか、結婚をしているのだろうか。
(初恋だったな......)
少し伸びをして作業を終わらせた僕は、ひまわり畑の入り口に歩いて行った。
大空に向いた日の光が…葵く…見えたんだ…
「向日葵が
枯れても私 まっすぐと」
って俳句を去年夏休みの宿題で出したなぁ…懐かしい。
綺麗な表現。
涙出てきた
暖かいよ....
少しだけ書かせて頂きます。
そう、これは夏の果て。天高く、
凛と背筋を伸ばした華々が
散っていく迄のお話。
彼女はまさしく、太陽だった。
「おはよう!」
「……ねえ、それ、いつまでやるの?」
「だあって!君、いつまで経っても返してくれないからー」
「挨拶ひとつに、拘りすぎだろ」
ぽん、と急に現れてその場を照らしていく。朝を運ぶ彼女の髪はうつくしい向日葵によく似た色をしてた。
でも、それを素直に伝えるには早すぎる気がして言えた試しはない。
「だからってわざわざ夏休みに学校前にいるとかさ……」
「そう言う君はなんで夏休みなのにいるのかな~?」
きゃらきゃら、見透かしたみたいに笑う彼女。つい、その眼で見られたくなくて僕はさっと体を反転させた。
……それが、その日が、彼女との思い出の終わり。
もっと太陽を見ていたかったって自分勝手に願うようになった僕の、後悔。
たとえば、公園までの少しの道を遊ぶように歩いたり。
たとえば、届かない太陽と手を繋ぐみたいに翳したり。
たとえば、あの娘と一緒にサンドイッチを分けあったり。
有ったのかも『しれない』思い出を僕は夢想する。
でも、向日葵は俯かない。
太陽はいつまでも向日葵の上に顔を見せているから。
『あなたを見守る向日葵が、きっとどこかにいる。信じて---。』
俯きがちな私たちを、いつでも太陽は照らしている。
たとえ雲で遮られても、向日葵たちは俯こうとはしない。その一生を終えるまで。
前を向くことが全て良いとは思わない。でも毎日、日の光は私たちを照らそうとしてくれている。
だから、少しでもいいから、前を向こう。一夏を精一杯生きる、向日葵のように。
この曲を聴いて、改めてそう思うことが出来ました✨今回も幻想的でとても綺麗な曲を、ありがとうございます(*´-`*)
少女『もぅ大丈夫…大丈夫だから…あなたを守ってみせる…』
1人の少女が金色に光り輝く卵を抱えてそう呟いた…
見渡す限り無限に続くかのような向日葵畑で1人の少女は誓いを立てた
少女『世界にはあなたが必要なの…だからお願い、孵って』
少女の決意と願いに呼応するように金色の卵は動いた…
少女『これから世界に訪れる闇と戦うためにあなたの力を貸して…』
これは世界を混沌の闇へと堕とそうとする存在と少女と金色の卵のお話
世界の滅亡を阻止するために…1人の少女とその仲間たちのお話…
続く?
「別にいいんだぜ?無理に前を向かなくても。上を目指さなくても。お前の息がしやすい場所を選べよ」
そのヒマワリはそっと私の耳元でささやいた。
ありがとう。
そうだよね。
晴れもあれば、曇りも雨もあるよね。
無理に笑わなくても元気がなくても。
泣く日があったっていいよね?
晴れているのに、私の目が涙で曇って、空は雨が降っているようだった。
時にはひまわりも優しいかなと。
『明日、またここで。』
君の透き通る声が空に響いた。
君の向かう方には、
1番星がキラキラと輝いている。
きみが遠く遠く離れていく。
夜になれば、君はまた、行ってしまう。
月や星の光では、寂しくて、淋しくて。
ひとりぼっちにしないでほしい。
『大丈夫。あなたはひとりじゃないよ。
みんな一緒だよ。』
顔に当たる少し熱いくらいの温風と、
足元にすーっと抜けていく涼風が
まわりの花をそよそよゆする。
彼らもきっとそうなんだろう。
君の姿に憧れて、
君の姿を瞳に焼きつけている。
まぶしいくらいに笑って、
焦がれるほどの暑さを残して、
君はまた、去っていく。
早く、はやく。
夜が明けないかな。
一年で1番短い夜だと言うけれど。
ほんのひとときでもはやく明けてほしい。
早く、君に会いたい。
『明日、またここで。』
東の空を見つめ、君を待つ。
地平線に君の姿を
1番にきみを見つけたいから。
「帰ってきたよ。」夕闇が辺りを照らし出す時、私はひとり空を見上げて泣いた。
暗かった
苦しかった
何もかも忘れて死にたかった
でも、あなたのおかげで生きてゆけた、すべてを終わらせて今あなた方のところへ還ります。
「system call [[open the world check]]」最終コマンドが今、私の手で打ち込まれた。
大地が崩れ、空が唸った。この世界を構成していたすべてが、地響きを立てて崩れ始める、目前に迫る世界の崩壊をこの目で見ながら私は言った。「ありがとう」
「聞いた?」「聞こえたよ」
「誰か泣いてる?」「泣いてたね」
「あのこ」「女の子」
向日葵たちの見上げる空に、女の子が浮かぶ。彼女はまだ少女で、泣いていた。彼女の瞳から溢れた涙は、粒になり、向日葵の花びらに落ちて弾けた。
「どうしよ」「誰か」「あのこを」
「涙をとめて」「悲しそうなあのこを」
「たすけて」
向日葵たちの囁きが、吹く風に乗り、天に放たれた。
「・・・あ」「あれ」「わぁ」「きれい」
空の青澄からゆっくり、太陽の赤ちゃんが降りてきた。
温かな黄金色が、少女を照らし、涙を乾かしていく。
少女は、太陽の赤ちゃんを見て、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり微笑んだ。
彼女は、太陽の赤ちゃんに手を伸ばし、胸の中で抱き締めた。
太陽の赤ちゃんは、くすぐったそうに笑って、少女もつられて、笑い出す。
「わぁ、可愛い声」「なんて明るいの」
向日葵たちも安堵した。
やがて、少女と太陽の赤ちゃんは、ひとつの輝きになって、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、天に昇っていった。
「よかったね」「よかったね」「嬉しいね」「元気でね」「そして、どうか」
「今度生まれ変わったら、永く永く生きるんだよ」
向日葵は静かに天を仰ぐ。
彷徨う魂の行く先を見守り、見送る為に。そして、その魂を迎えに来てくれる、太陽の思いやりを見届ける為に。
地上に咲き乱れる大輪は、黄金色の海と風となり、太陽と共に、今日も世界を照らしている。
太陽の赤ちゃんって何?
@@uta-h4b
イラストの女の子が抱き締めている光を、私なりの解釈で表現してみました。
実際に太陽そのものなら危険ですが、あくまでも、私なりの解釈です。
あーコメントをかいたあとですが、「よっっしゃあ!いくぜ!」というヒマワリも嫌いではありません。
でも常に前を向けと言われ続けられるのもちょっとしんどい時ってありませんか?
と思って投稿してみました。
まるでひまわりのようだった
彼女はどこへ行ってもそう言われる
いつでも笑ってる彼女の裏を僕だけは知っている
ひまわりは楽しいから笑ってるんじゃない
ほんとは誰よりも悲しみを背負っていて
それでも
いや、それだからこそ
笑うのだと
いつの日だろうか
彼女はそう言っていた
それは誰にもみせない
どこか悲しげな表情だった
だからだろうか
ぼくだけは彼女をみると泣けて仕方ないんだ
そして思う
ぼくは彼女にとっての太陽になりたいなと
どんなときでも笑うというのは大変だ
ひまわりは太陽があるからこそ輝いていられるんだと
もう無理して笑わなくたっていい
ぼくがいるから
ぼくが君の太陽になるからと
そう言いたかった
でも君はもういない
そのまま結局は誰にも弱さを見せることなく
最後までひまわりのように彼女は病気でこの世を去った
言えなかった伝えられなかった後悔は尽きない
それでもぼくは今日も生きている
彼女のいない明日を
これからも彼女はみんなの記憶の中でひまわりとして
生き続けることだろう
いつか向こうで会えるその日まで
どうか見守っていて