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医療人類学とエスノグラフィ
Japan
เข้าร่วมเมื่อ 15 มิ.ย. 2020
医療のための質的研究法、エスノグラフィ、医療人類学の理論的枠組みなどについて解説しています。拙著の詳細解説も。
◆◇◆◇
大竹裕子/Yuko Otake
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・リサーチフェロー)
元 オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)
◆◇◆◇
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【東京大学セミナー第2期⑫】背景で、文献引用せずに独自のアイディアを書いても良い?
【プロフィール】
大竹裕子、博士(PhD, 心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。
ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。
地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観などをテーマにフィールドワークを行ってきた。
質的研究論文の執筆および査読は、国際誌を中心に行っている。
国際保健・医療政策研究を世界的にリードするロンドン大学衛生熱帯医学研究院で日本人として初めて『医療のための質的研究』を体系的に学び、博士号を授与される(2017年)。
代表論文 ‘Suffering of Silenced People in Northern Rwanda(SSM誌, 2019年)’は、ルワンダにおける政治的被抑圧集団の精神保健課題を明らかにしたことで国際的な注目を集めた。研究者ウェブコミュニティResearchGateにおいて2019年に世界で最もよく読まれた論文上位2%にランクインし、ニューヨークタイムズなどの国際メディアに取り上げられると共に、ルワンダに対する国連の援助政策にも影響を与えた。
日本国内でも、コミュニティ心理学会論文賞、アフリカ協会論文賞、質的心理学会若手賞などを受賞。
同研究をもとにした書籍『生きることがなぜ、たましいの傷を癒すのか~紛争地の医療人類学(仮題)』を2023年春にみすず書房より出版予定。
◆教育研究活動
論文・出版物
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#大竹裕子 #医療人類学 #質的研究 #質的研究法 #混合研究法 #混合法 #エスノグラフィ #フィールドワーク #プライマリケア #地域医療 #国際保健 #離島医療 #へき地医療 #ルワンダ #紛争地
大竹裕子、博士(PhD, 心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。
ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。
地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観などをテーマにフィールドワークを行ってきた。
質的研究論文の執筆および査読は、国際誌を中心に行っている。
国際保健・医療政策研究を世界的にリードするロンドン大学衛生熱帯医学研究院で日本人として初めて『医療のための質的研究』を体系的に学び、博士号を授与される(2017年)。
代表論文 ‘Suffering of Silenced People in Northern Rwanda(SSM誌, 2019年)’は、ルワンダにおける政治的被抑圧集団の精神保健課題を明らかにしたことで国際的な注目を集めた。研究者ウェブコミュニティResearchGateにおいて2019年に世界で最もよく読まれた論文上位2%にランクインし、ニューヨークタイムズなどの国際メディアに取り上げられると共に、ルワンダに対する国連の援助政策にも影響を与えた。
日本国内でも、コミュニティ心理学会論文賞、アフリカ協会論文賞、質的心理学会若手賞などを受賞。
同研究をもとにした書籍『生きることがなぜ、たましいの傷を癒すのか~紛争地の医療人類学(仮題)』を2023年春にみすず書房より出版予定。
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มุมมอง: 25
วีดีโอ
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【東京大学セミナー第2期⑩】質の高いリサーチクエスチョンは、先行文献の前提をくつがえす。マリキュリー申請書を例に
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【プロフィール】 大竹裕子、博士(PhD, 心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。 ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。 地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観などをテーマにフィールドワークを行ってきた。 質的研究論文の執筆および査読は、国際誌を中心に行っている。 国際保健・医療政策研究を世界的にリードするロンドン大学衛生熱帯医学研究院で日本人として初めて『医療のための質的研究』を体系的に学び、博士号を授与...
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【プロフィール】 大竹裕子、博士(PhD, 心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。 ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。 地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観などをテーマにフィールドワークを行ってきた。 質的研究論文の執筆および査読は、国際誌を中心に行っている。 国際保健・医療政策研究を世界的にリードするロンドン大学衛生熱帯医学研究院で日本人として初めて『医療のための質的研究』を体系的に学び、博士号を授与...
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【プロフィール】 大竹裕子、PhD/博士(心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。 ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。 地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観などをテーマにフィールドワークを行ってきた。 質的研究論文の執筆および査読は、国際誌を中心に行っている。 国際保健・医療政策研究を世界的にリードするロンドン大学衛生熱帯医学研究院で日本人として初めて『医療のための質的研究』を体系的に学び、博士号を授与さ...
【東京大学セミナー第2期④】現象学と社会構成主義、いつ・どっち使う?ロンドン大学の講師が東京大学医学研究科で行った講義記録をシェア。
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【東京大学セミナー第2期③】先行研究レビューから研究目的を導く書き方は?ロンドン大学の講師が東京大学医学研究科で行った講義記録をシェア。
มุมมอง 6175 หลายเดือนก่อน
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【東京大学セミナー第2期②】研究テーマとリサーチクエスチョンの設定、文献レビューのやり方は?ロンドン大学の講師が東京大学医学研究科で行った講義記録をシェア。
มุมมอง 9296 หลายเดือนก่อน
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【東京大学セミナー第2期①】質的研究の全体プロセス。研究の進め方は?ロンドン大学の講師が東京大学医学研究科で行った講義記録をシェア。
มุมมอง 8936 หลายเดือนก่อน
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【東大セミナー⑲】4日目のグループワーク~質の高い質的研究に必須の省察を実際にやってみよう!
มุมมอง 339ปีที่แล้ว
東京大学Global Nursing Research Centerで行った集中講義の切り抜きです。 元の動画とスライド・資料は以下のリンクをご覧下さい。 gnrc.m.u-tokyo.ac.jp/news/seminar/20230323.html 【プロフィール】 大竹裕子、PhD/博士(心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。 ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。 地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観...
【東大セミナー⑱】4日目講義(後)~厳格性。質的研究の信頼性・妥当性の基準とは?
มุมมอง 630ปีที่แล้ว
東京大学Global Nursing Research Centerで行った集中講義の切り抜きです。 元の動画とスライド・資料は以下のリンクをご覧下さい。 gnrc.m.u-tokyo.ac.jp/news/seminar/20230323.html 【プロフィール】 大竹裕子、PhD/博士(心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。 ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。 地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観...
【東大セミナー⑰】4日目講義(中)~質的研究の結果と考察の書き方とは?国際誌にも投稿できる論文執筆法。
มุมมอง 1.3Kปีที่แล้ว
東京大学Global Nursing Research Centerで行った集中講義の切り抜きです。 元の動画とスライド・資料は以下のリンクをご覧下さい。 gnrc.m.u-tokyo.ac.jp/news/seminar/20230323.html 【プロフィール】 大竹裕子、PhD/博士(心理学・医療人類学)、修士(疫学)。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン講師(欧州連合マリーキュリー・フェロー)。 ロンドン大学衛生熱帯医学研究院(LSHTM)博士課程卒。JICA青年海外協力隊(ルワンダ)、東京大学非常勤講師、オックスフォード大学リサーチフェロー(日本学術振興会海外特別研究員)、国連パレスチナ難民救済機関政策研究アドバイザー等を経て現職。 地域医療・国際保健・医療人類学・哲学の複合領域を専門とし、紛争地のコミュニティ回復や人権侵害とメンタルヘルス、存在論と時間、死生観...
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省察のやり方については以下の動画もご参照ください th-cam.com/video/xDJAff7hqqg/w-d-xo.html th-cam.com/video/SgWBQjyzsYk/w-d-xo.html
Happy without moneyというコンセプトについてご興味のある方は、拙著論文をぜひお読みください。Gift economy and well-being: A mode of economy playing out in recovery from Rwandan tragedies, Sustainable Development 2021 doi.org/10.1002/sd.2185
日本は核社会、核家族化だから少子化になりやすい 友だちより親友を増やせばいいと思います。
♡♡♡♡♡♡✨😊💌
量的研究との比較で質的研究の厳格性に関する明快な考え方を非常にわかりやすく解説して下さっており、とても納得できました。ありがとうございます。
大竹先生、何度も質問してすいません。。 社会構成主義の基本をわかりやすく勉強するための書籍は、 「グランデッドセオリーの構築」以外に何かおすすめの書はありますでしょうか?
社会構成主義 & バーガーとルックマン または ケネス・ガーゲン をぐぐってみてください。 書籍については、読者のレベルや好みにもよるので、ご自身で書店や図書館へ行って検索されることをお勧めします。ご自身で、面白そう、と思ったものを自ら選んで読んでいくのが一番楽しく読めますし中身も身につきやすいです。
@@YukoOtake ありがとうございます。 早速購入しました!
実践的なご指導ありがとうございます。 具体的な作法の理解が深まりました。 さて、フィールドでの情報の記録の仕方についてお伺いしたいのですが、 昔の民俗学者はフィールドノートにアナログで記述していたことが想像できますが、 デジタル機器や録音機材が発達している現在においてどのような記録のスタイルが効率的なのででしょうか? 研究者によってスタイルは違うと思うのですが、大竹先生のやり方を伺わせて頂ければと思います。 よろしくお願いします!
ご質問をどうもありがとうございます。「効率的な」調査手法を選んだり、「研究者によって」スタイルが変わったりするというよりも、そのときの「研究テーマによって」「自分の知りたいことに迫るために」一番適切だと思われる調査手法を選ぶというのが大切なことですし、実際に皆さんそうしているのではないかと思います。 エスノグラフィは参与観察を軸とし、フィールドノートがもっとも基本のデータになります。それに加えて音声を録音したり、写真や動画をとったり、研究参加者に絵を描いてもらったり、ものづくりをしてもらったり、SNSグループやHPをつくって投稿を集めたり、GPSやマッピングアプリを使ったり、色々な方法を組み合わせることができます。観察を重視するのか、言語を重視するのか、言語を超えた領域―ヴィジュアルナラティブや音の領域に迫りたいのか、デジタルコミュニケーションを見たいのか、リアルとデジタルを比較したいのか。人間どうしのかかわりを見たいのか、人間とマテリアル(モノ)のかかわりを見たいのか、人間と自然のかかわりを捉えたいのかなど。見たいものによって適切なデータは違ってくるので、見たいものがみれる手法を使っていきます。いずれにせよ、なぜその方法を使う必要があるのかを、研究テーマに照らして明確に説明できることが大切です。
@@YukoOtake 先生、ありがとうございます!参考にさせて頂きます!
「当事者の主観」とはいえ、その推論の全過程は公共財である言語で思惟されるわけなので社会構成主義的なアプローチですらも成り立つ余地があるのではないんでしょうか。
とても面白い論点ですね!もちろんありだと思います!「自己」を社会構成主義から論じたケネス・ガーゲンを思い起こさせます。
社会人から50代半ばでマーケティング関連の研究者に転職したものです。 質の高いコンテンツを丁寧に解説していただき大変勉強になります。 お伺いしたいのですが、「現象学的解釈学」というのはどのような考えや手法を示すのでしょうか? 教えていただけると幸いです。
こちらの動画の、解釈学と現象学のセクションをご覧下さい。th-cam.com/video/ATKdU0-s7PA/w-d-xo.html
@@YukoOtake ご丁寧にありがとうございます!全体の動画構成を調べずに質問してすいません。現在、絶賛勉強中です!引き続き、よろしくお願いします、
電気電子情報系、特に情報の中でも信号処理系の論文をよく読みますが、たまに査読無しの技術報告書みたいなのを読んでいてあまりにも読みにくいなと思うものが(リファレンスにナンバリングがない、グラフの説明が雑、など)たまにあります。特に、最近の生成AIと呼ばれる分野なんかが特に顕著だとは思うのですが、そういうのに当たったときはどうしてますか??雑な質問ですいません。
学術論文とは、査読付き学術誌に掲載されている論文をふつう指すかと思います。学術論文ではなけれども重要なエッセイや報告書そのほかの資料は、gray literatureと呼ばれます。ばっちり学術的とはいえないけれども大事な情報が含まれているものです。ご質問は、gray literatureを読むときにどう読むのかということなのかなと理解しました。 Gray literatureでも、学術論文でも、自分がなぜ、何を知るために、その資料を読んでいるのかを意識して読むことが大切です。目的意識がはっきりしないままに読んでしまうと、読んだ後も「良く分からない」感覚になってしまいます。目的意識がはっきりしていれば、「知りたいことが分かった」「知りたいことはこの資料からは分からないから他の資料をあたろう」「知りたいことを知るためにはこの部分が不明瞭なので著者に問い合わせよう」など適切なアクションをとることができます。
@@YukoOtake ありがとうございます、目的意識ということですね。意識して読んでみます!
RQの立て方、とても、わかりやすく勉強になりました。
量的研究と質的研究の認識論の違いについてのお話、とても分かりやすく伺いました。ありがとうございました。
すごく参考になりました。登録させていただきました♪
私は教育学系の論文を主に読むので論文のフォーマットに少し違いがありますが、このビデオのおかげでもっと効率的に読む方法を学ぶことができました。いつも結局のところ何が書いてあったのか?と思っていたので大事な箇所を教えていただいて本当に感謝です!
ありがとうございます❤
動画視聴させて頂きました。有意義な示唆をたくさんいただきました。ありがとうございます。すみません、先生が動画画面でお使いのアウトライナーは何というアプリでしょうか。ご教示頂ければ幸いです。
コメントをどうもありがとうございます。大変申し訳ありません。数年前のことで、どうしても思い出せません・・・(>_<) Mind mapで検索すると、これに近いアプリが色々と探せると思います。
@@YukoOtake お忙しいところお返事いただきましてありがとうございました。愛用していたアウトライナーが開発中止となってしまいまして、代替を探しておりました。似たものが見つかると思いますので、探してみたいと思います。
勉強になりました。まだ、1,2 7,8を見た(文字通り)段階で、しかも門外漢なのにコメントする失礼をお許し下さい。 1,1~3になるに従って社会科学の論文として思考の展開が明瞭になっていると思いました。ルワンダについての論文は、表題から、苦痛と癒しという2項対立が、時間性と空間性の二軸のなかで運動していくことを予想させます。 2,問題を発見したとき、既に結論が出ているような気がします。論理は、結論が引っ張てくれる。 途中、幾つかの駅を通らなければならないが、そのなかの 重要な駅が量的研究法のデータ駅で、量的研究なく一般性、規則性、反復性が分かるのだろうか。現象学的研究は後の講義で出てくると思いますが、今の段階では科学とは思えない。2の論文も、私は3の論文の構成に読み代えました。 3,良い量的研究の質問事項は、形式は量的でも、実質的 には質的研究法でもあるような気がします。 4,文化人類学の特殊性は、インタビューの科学性、技術でしょうか。社会学以外の分野では、白書などでデータの脳内量的研究をして、新聞、論文、文学などで脳内質的研究法をしているのかなと思いました。 5,インタビューアーは、インタビューの限界、バイアス、立場、ミクロの権力の働きに無自覚、特に、医療従事者に多いような気がします。どうしてでしょうか。 4,医療人類学は政策科学のように理解しました。現状を分析し、原因を科学的に究明し、対策を提案する。原因が科学的に究明できれば、対策は妥当性をもつはず。しかし、医療事故の報告書は沢山出たが事故が減ったと言えるのでしょうか。 5,文化人類学は、植民地経営の技術を起源とし、国民を人口として把握する統治のテクノロジーにもなったと理解することができるのでしょうか。
1.ルワンダの論文、その通りです。実はこの論の展開には続きがあり、これから執筆する予定です。二項対立だけだと社会科学としては非常に雑な論であるため、もう一歩、二歩、議論を深くして洗練させたいと思っています。 2.問いかけと結論が同時に生起しているというのは面白い視点ですね。 現象学は明らかに自然科学ではありません。しかしだからといって論理的思考を展開しないわけではありません。日本の学術界ではもしかしたら自然科学のみを科学と呼ぶのかもしれませんが、英語(米語は分かりませんが)の学術世界では自然科学でないもの、主には社会科学も、科学と呼びます。論理的である、rationalである(理性に基づいて思考する)ならばそれはscience, scientificです。従って現象学的な分析視点を用いているいないに関わらず論理的であればscientficと言えます。 I would personally argue that you can say "phenomenology is not science" as it is obviously a branch of philosophy and not part of natural sciences or social sciences. But it does not mean that you can say "phenomenology is not scientific" or "research that takes phenomenological approaches is not scientific" since phenomenology applies logical and rational thinking very much. 現象学とは何か、それは自然科学とどう違うか、について東大セミナー⑦の動画で詳しく解説しているので、そこの理解をもういちど振り返ってみられると良いかと思います。 3.仰る通りです。自然科学・量的研究のエキスパートの方々もよくそう言っておられるようです。どちらも学問なので、論理的思考をしっかり行うということでは共通しています。質的研究のなかには、論理的な検証が不十分なまま「語りデータ」の力にまかせてモノを言おうとするものがあり、これが「質的研究は科学的(論理的)でない」という誤解のもとを生み出していると感じます。 4.インタビューを行わない社会科学もあります。社会科学=インタビュー、語り、という理解は誤りです。 5.特に日本では、医学教育および医学研究教育においてこれらがほとんど教授されていないことが問題です。 5.日本と欧米では、医療人類学の射程範囲や立場が相当に異なっていることを念頭において頂ければと思います。私がご紹介しているのは、あくまでも欧米における医療系の社会科学(人類学含む)です。欧米では、社会問題を解決するための問題設定、政策に寄与する理論構築といったことは、どの学問分野でも重視されます(社会的インパクトが不明瞭な研究に資金は下りませんし、実際に社会をどう変えたかによって昇進が決まります)。特にイギリスでは「研究」は「政策」と切り離せない立ち位置にあります。様々な分野の研究結果を受けて政策・実践はどんどん変わります。日本ではこの連携が極めてしづらいのは残念なところですし、何よりも国民にとっての不利益が大きいように思います。 5.医療人類学は植民地経営の技術が起源になったというのは色々と語弊があるかもしれません。 〇人類学の起源はルネサンス期に続く17~18世紀の啓蒙時代、教会の権威から離れて人間自らの理性によって世界を理解しようとした時代に起源があると言われています。 〇植民地時代を起源とみることができるのは、今日の人類学の主たる研究法とされる参与観察です。非西洋世界におもむいて参与観察し記述するというスタイルの原型は植民地時代にみることができますが、方法論として確立されたのは第二次世界大戦以降です。 〇医療人類学は人類学の一分野として植民地時代以降に成立してきたものです。 〇統治のためのテクノロジーになったと言われているのは、主にパブリックヘルス、疫学、人口学、生物医学といった分野の研究アプローチです。 〇医療人類学は、植民地主義を反省し、批判的な立場をとりながら発展してきた学問分野になります。 人類学の歴史について、National Geographicに詳しいまとめ記事がありましたのおで、ぜひこちらを読んでみて下さい。 education.nationalgeographic.org/resource/history-branches-anthropology/
補足:なお、この動画で解説しているのは、あくまで一つの方法にすぎません。広く社会科学におけるデータ収集・分析の方法はより柔軟であることも多いです。また、動画のような手続きで進める場合でも、すべてをこのとおり几帳面にやる必要はまったくありません。こんなイメージでやるんだなという程度に捉えて下さい。ご自身の研究テーマ、研究スタイル、フィールド、研究参加者などに合わせて、手続きは柔軟に変化させて下さい。「手続きの柔軟性」についてはこちらの動画でも解説しています:th-cam.com/video/xLICtaLENcs/w-d-xo.html
補足:「全部読まなくていい」の意味ですが、文字通り本当に何も読まなくていいわけではありません。「熟読(Read)」と「速読(Skim)」の二つの読み方があり、この動画では後者の読み方をご紹介しています。速読でも、中身に目を通すことには変わりありません。なお、速読ができるようになるには、ある程度の読書量がすでにある(熟読した本や論文の数がそれなりにある)ことも大切です。
補足:「全部読まなくていい」の意味ですが、文字通り本当に何も読まなくていいわけではありません。「熟読(Read)」と「速読(Skim)」の二つの読み方があり、この動画では後者の読み方をご紹介しています。速読でも、本のページに目を通すことには変わりありません。なお、速読とは、もっている知識をもとに推測しながら読んでいく力でもあるので、速読ができるようになるには、ある程度の読書量がすでにある(熟読した本の数がそれなりにある)ことも大切です。
1,科学性と妥当性をどう確保するか、とあります。妥当性とはなにを意味していますか。両者はどんな関係ですか。 2,今まで、最初から最後までガチで読んだ本で、一番影響受けた本は何ですか。5冊くらい教えて下さい。レビストロースは、ルイボナパルトのブリーメル18日が発想の刺激になると書いてましたが、先生にはそんな本がありますか。 3,どうしても読みたい本で、翻訳がひどいときはどうしますか。
1.本チャンネルの動画「東大セミナー⑦」(東京大学医学研究科で去年3月に行った集中講義の記録)と、今月の26日にあがる動画をご参考にされて下さい。東大セミナーシリーズを通しでご視聴頂くと、より理解が深まると思います。プレイリストから見ることができます。 2.多感だった高校生時代から学部生時代に読んだ本が今でも印象に残っています。たくさんあり、どれが一番というのは難しいです。私はもともと心理学者なので、心理・思想系が多いです。 高校時代に河合速雄のファンになって、当時出版されていた書籍は全て買って読みました。特に、河合速雄『ユング心理学入門』と、井筒俊彦『意識と本質』は人生で初めて読んだ学術書で、とても面白くて没頭して読みました。 大学時代には存在と時間に関する書籍にはまって、サルトル『存在と無』、メルロポンティ『知覚の現象学』、木村敏『自己・あいだ・時間』がとても好きで何度も読みました。卒業研究の基礎にもなりました。 その後は、臨床家としてトラウマケアのキャリアに進んだこともあって、ハーマン『心的外傷と回復』に感銘を受け5回くらいは読んだ記憶があります。 フランクル『夜と霧』や、小説ですがドストエフスキー『罪と罰』も、生涯忘れることのない書籍だと思います。 日本を出てからは、アフリカという、本がめったに手に入らない環境でフィールドワークをするようになり、「読むこと」よりも「体験すること」から、「本」よりも「人間」から学ぶようになり、人生が大きく変わってより豊かになりました。 3.原文が英語かフランス語ならば原文を読みます。イギリスの大学で教えるようになってからは、日本語の本の方が手に入りづらいので、訳本はそもそも読むことがなくなりました。 こちらの回答がお役に立てば幸いです。
返信ありがとうございます。高校生のころフィールドワークにあこがれたことがあります。しかし、悲しき熱帯を読んで私にはムリと思いました。存在と無は面白くて小説としてしか読めませんでした。 いつか時間ができましたら、夜と霧の解説の本か動画を作っていただけたらと思います。 先生の益々のご発展をお祈り申し上げます。
存在と無>フランスの思想書は、その書き方のスタイルとして厳格な論理性にあまり重きがおかれず、エッセイのような書式になっていることがままあります。なので、小説のような感覚で読めてしまうんですよね。それが、フランス思想の面白さでもありまた弱点でもあります。特に、サルトルやレヴィ=ストロースはその傾向が強いような気がします。また、日本語に訳されることでさらに論理性が弱まるのも気になります。 サルトルは、生前には非常にもてはやされた哲学者でしたが、後世ではほとんど引用されなくなったと言われます(存在論で通常、引用されるのはハイデガー)。そこは、フーコーのように膨大な資料を丁寧に吟味して理論を構築した思想家との大きな違いですね。 夜と霧>そうですね。時間との相談になってしまいますが、心にとめておきます。
分野違うけど参考になる
🐰
00:00「質的研究は主観的なので信頼性が低い」は間違い 01:51 今日の講義で学べる内容 03:07 質的研究の成り立ち~なぜ、どうやって生まれたのか? 25:04 認識論~「バナナを知る」ために、あなたなら何をする? 33:50 実証主義的アプローチとは? 41:31 解釈学的アプローチとは? 46:53 現象学とは? 56:07 社会構成主義とは? 1:01:45 批判的実在論、クリティカル・アプローチ、フェミニスト・アプローチ 1:05:32 認識論まとめ お疲れさまでした~!
『生きることがなぜ、魂の傷を癒すのか(みすず書房)』予約名簿を作り始めました。ご購入希望の方はぜひ、こちらのリンクから、お名前とメルアドをご登録下さい! docs.google.com/forms/d/1WHDXLjBHZ0nUlL91NSUQtAnpAGnIY8eKHMTgSRbQytc/viewform?edit_requested=true#responses
何故、安倍晋三が、強姦魔の山口敬之を自分のよいしょ本を書いた、というだけで、警察に対する人事介入までして、庇ったのかというと、8年近く続いた、安倍晋三政権で、阿部晋三は、何一つ成果をあげる事が出来なかったからです。安倍晋三が、自分で自分をアピールしている成果は、全てデタラメです。そのデタラメの根拠を書いていたのが、山口敬之のような、安倍晋三のよいしょ作家です。安倍晋三のよいしょ作家は、他にも何人か居ますが、そのよいしょ作家がいなければ、安倍晋三には、結局何の実績も無い、という事が国民にバレてしまいます。これからの日本は、酷い状況が、おそらく長く続きます。そして、それは、我々日本国民が、安倍晋三の自民党に8年近くもの間、騙され続けた事が原因です。我々日本国民は、騙されてはいけません。もっと疑いを持って、真実を追求しなければ、いけないのです。我々日本国民は、8年近くもの間、それを怠ってしまいました。
前編も含めてめちゃくちゃわかりやすく面白かったです。 フーコーの生権力の概念は何となくわかりつつも、その視点が現代医療をどう捉えるのに寄与されるのかという具体的な例に落とし込んで紹介されているのが面白かったです。 「大脇幸志郎」氏も医療化へのアンチテーゼを語っていらっしゃいますが、著書の「もっと不健康でいこう」には「健康の宗教化」という例えをされています。個々人の身体が健康・医療の文脈に支配されていく事の功罪の多くがエセ科学や反科学のジャンクボックスに投げ捨てられている中で、きちんと文献を参照しながらこのような活動をされている事に頭が下がります。
どうもありがとうございます。励みになります! >個々人の身体が健康・医療の文脈に支配されていく事の功罪の多くがエセ科学や反科学のジャンクボックスに投げ捨てられている 示唆深いです・・・。
サムネの雰囲気を変えてみました。
とても勉強になります!
どうもありがとうございます!
お待たせ致しました。これから何本か動画をあげていきます!引き続きどうぞ宜しくお願い致します!!
勉強になります!ありがとうございます!エスノグラフィのお勧めの書籍などもあ」ばご教示いただけると嬉しいです!
いつもご視聴頂きどうもありがとうございます。 エスノグラフィの書籍はとても沢山ありますが、まずは古典にあたるのがお勧めです。原点をしっかり押さえれば、その後に書かれた(今出回っている)もののルーツが分かり、理解がより容易になるからです。雑多なものを多読するより、古典・原典のなかから興味のあるものを一冊でよいのでしっかり読んでみることがお勧めです。 動画でも挙げたマリノフスキ著『西太平洋の遠洋航海者』はエスノグラフィ(民族誌)がどういうものかを学ぶ原典としてお勧めです。 『アザンデ人の世界』エヴァンズ・プリチャードは、私たちとは異なる世界観のなかで、病いがどのように意味づけられ対処されるのか(病いと意味づけとの関係性)を説明した、重要なエスノグラフィです。 医療と社会制度という切り口では、『身体の植民地化:19世紀インドの国家医療と流行病』デイヴィッド・アーノルドがお勧めです。ただこれは、参与観察というよりは歴史学の研究法を使ったものになります。 上の三つは、イギリスの人類学者が医療をテーマに扱っています。 アメリカのアーサー・クラインマン『臨床人類学 ; 文化のなかの病者と治療者』も、エヴァンズ・プリチャードとは異なる分析視点から、病いと意味づけの関係性を説明しています。「説明モデル」という考え方の原典です。 アーサー・クラインマンやポール・ファーマーは日本でもよく知られた医療人類学者で日本語訳の著書が多く出ています。彼らは1980年代ごろから台頭してきたアメリカの医療人類学の代表騎手です。イギリスのエスノグラフィとの大きな違いは、この二人は医学教育を最初に受けてから異文化の医療を理解しに行った(つまり医師として医療人類学を始めた)ため、医学的なレンズを通して異文化の医療を見ているという点です。これには賛否両論があり、医師の目から見ると分かりやすい切り口での分析がされている一方、切り口が医学的な方向に偏っていて調査対象(病む人や伝統医療者など)の視点から見た世界観は十分に描かれていないという批判もあります。 同じ世代のカナダの医療人類学者の著作で、アラン・ヤング『PTSDの医療人類学』があります。アラン・ヤングは医師ではない立場から、PTSDという医学的な概念が絶対的なものではなく、社会の中で作り上げられてきたものであることを示しました。医学的概念の脱構築は、デイヴィッド・アーノルドの『身体の植民地化』でもされています(こちらはPTSDではなく感染症が対象です)。 看護系の方ならば、『死のアウェアネス理論と看護』やレイニンガ―看護学をじっくり読んでみるのもお勧めです。 他に、英語を読まれる方ならば、以下もお勧めです。 When Bodies Remember: Experiences and Politics of AIDS in South Africa by Didier Fassin Death without Weeping: The Violence of Everyday Life in Brazil by Nancy Scheper-Hughes 以上は、欧米の医療人類学・医療社会学・医療系エスノグラフィのコースではどれも参考図書に挙がる本です。 ぶ厚い本には抵抗があるという方は、論文を探して読んでみて下さい。 英語論文になってしまいますが、Winch et al. 2005. Local understandings of vulnerability and protection during the neonatal period in Sylhet district, Bangladesh: a qualitative study. は、ランセット掲載の短いエスノグラフィですが、優れた作品だと思います。 看護系のジャーナルで最近読んだものでは、 Kasen and Bondas 2022. Suffering as a Lifelong Companion: A Phenomenological-Hermeneutic Study of Men Living With Severe Psychiatric Illness. が、「生きられた体験lived experience」という現象学の概念を軸に深く内容が掘り下げられた良い論文だと思いました。 最後に、拙著になりますが、以下の二つはお勧できます。 Otake, 2019, Suffering of silenced people in northern Rwanda(Social Science and Medicine) Otake, 2018, Long-term impacts of mental health and psychosocial support (MHPSS)(Medical Sciences) 日本語では、以下の論文もあります。 大竹(2021)紛争後ルワンダにおけるコミュニティ回復に関するエスノグラフィ(コミュニティ心理学研究) お勧め図書・文献でした。ご参考になれば幸いです。
@@YukoOtake お返事をいただきどうもありがとうございます。大変嬉しく思います。 たくさんの情報をどうもありがとうございます。早速、『西太平洋の遠洋航海者』から購入してみました。また、学術論文についてもダウンロードをいたしました。拝読させていただきます。 今後、自分もエスノグラフィ研究にチャレンジすることを考えているのですが、そのフィールドは未開拓の分野ではなく、異なる職業人のチームにおけるメタ認知を探求するためにエスノグラフィという手法は効果的なのではないかと考えているところです。ざっくりとした説明しかできず申し訳ないのですが、先生のイメージする範囲でこのような研究目的にエスノグラフィを利用することは適していると思われますでしょうか。
@@kkiyo4407 分野は何になりますか?それによってご紹介できるものは違ってきます。 異なる立場の人々が同じテーマについてどのような認識を共有し、どのような認識は共有できないか、それはなぜか、また、どのようなプロセスで認識の共有が起こったり崩れたりするか、といったことを知るには、確かに、エスノグラフィの研究法が適しています。 研究するのは必ずしも未開拓分野である必要はありません。すでに先行研究が多いテーマなら、先行研究をある程度読んで、そこで何が議論されているか、特に、異なる見解や、対立意見、曖昧なまま放置されている大切な問いがないかなどを探して取り組むと、大きな貢献ができます。
@@YukoOtake コメントへの返信をいただきありがとうございます。私の分野は「看護・在宅・高齢者」になります。 私の調べた限り、介護者など1職種の視点からの論文書籍はあるのですが、視点の異なる他者同士が1人の対象者をどのうように理解し実践しているか、そしてそれがチームとしてどのような相互作用を生んでいるか探求した論文は見当たりません。 まさに先生のおっしゃられるような研究をしたいのですが、近々DC申請をするにあたり、DCを目指すならテーマを絞りもっと明確でわかりやすい「問題」と「アウトカム」が必要ではないかと悩んでいます。 このようなご相談をさせていただき私としては大変ありがたいのですが、このままこのコメント欄でご相談を続けてもいいものでしょうか。
@@kkiyo4407 コメント欄での相談はかまいませんが、もしプライバシー保護の点からやりとりしづらい場合は、説明欄にあるアドレスにメールを下さってもかまいません。以下、長くなりますがお返事です。 仰っているラインの研究ですと、多職種間連携や共有意思決定といったテーマが一番近いと思われるので、multi professional 多職種、共有意思決定shared decision making、質的研究qualitativeまたはエスノグラフィethnographyなどのキーワードで、Google scholar、Pubmed、Ciniiなどの検索エンジンを探してみて、複数のアクターに対してインタビューをしているものや、相互交渉の観察をしているものを読んでみられると良いと思います。高齢者に特化した論文を見たければelderly, aging, dyingなどを検索語に加えてみても良いと思います。日本語は少ないのかも?しれませんが、英語だと何かしらあるようです。 「問題」や「アウトカム」・・・エスノグラフィや質的研究では、因果関係の特定を目指さないので、アウトカムという概念は用いません。恐らく、仰っているものに近いのは「感受概念」だと思います。自分の研究で鍵となる概念で、何か一つ決めます。病名(認知症など)でも良いですし、集団名(在宅高齢者など)でも良いですし、ケアや治療の在り方(在宅介護など)でも良いです。そうすると、その感受概念をめぐって様々なアクターがどう交渉しながらその感受概念であらさわれる現実をどう作り上げているかを見ていくことができます。 感受概念や方法論については、『グラウンデッド・セオリーの構築』キャシー・シャーマズを読んで下さい。 最後に、前のレスで挙げた書籍に戻ると、『身体の植民地化』はお勧めです。スケールの大きな研究ですが、感染症をめぐって、様々な立場の人々がどのように相互交渉して現実を作り上げていくか、そこで権力がどのように行使され、人々の身体に及んでていくかというテーマを扱っています。権力と身体性(フーコーの理論を背景としている)は、医療における複数のアクターの交渉を研究するならば必須の知識になります。www.msz.co.jp/book/detail/08851/ 助けになれば幸いです。
おかげさまでコースは満席となり、キャンセル待ちを頂いております。どうもありがとうございます。 今回は参加の機会を逃した方には、また別の機会を設けられたらと思います。引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。
色々とお見苦しい動画となってしまい申し訳ありません(;^_^A 動画のクオリティは少しずつ改善するように致します。
素晴らしいと思います。皆様、是非一緒に受講し、アクティブに学びましょう。
この度はどうぞよろしくお願い致します!
TH-cam動画も引き続きアップしていきます。更新まで少しお時間を頂いておりますが、今しばらくお待ちくださいませ!