琵琶語りのコタロウ
琵琶語りのコタロウ
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「此処に琵琶あり」八千代座2024年10月26日
令和6年10月26日国指定重要文化財「八千代座」にて開催された「此処に琵琶あり」全編を記録した2時間30分の記録映像です。
八千代座公演プロデュース事業
肥後琵琶発祥350年記念
筑前琵琶筑後旭会創設10年記念
「此処に琵琶あり」
日時 2024年10月26日(土)
会場 八千代座 熊本県山鹿市山鹿1499 yamaga.site/?page_id=2
[主催]MRG6、此処に琵琶あり実行委員会 [共催](一財)山鹿市地域振興公社
[協催]肥後琵琶乃会、筑前琵琶筑後旭会 [後援]熊本県、山鹿市、山鹿市教育委員会
00:00 「オープニング」
05:10 「開会 第一部 此処に琵琶あり」
08:35 「肥後琵琶 狐葛の葉」岩下小太郎
20:57 「薩摩琵琶 武蔵野」上川路龍聲
35:14 「筑前琵琶 貧女の一灯」石橋旭姫
48:55 「錦心流薩摩琵琶 巌流島」荒井靖水
1:03:38 「肥後琵琶 道成寺」後藤昭子
1:35:03 「此処に琵琶あり実行委員会特別理事挨拶」安田宗生
1:39:07 「第二部 琵琶語り劇」
1:40:17 「鶴田流薩摩琵琶 壇ノ浦」馬場一嘉
1:56:17 「幕間」
2:00:30 「創作琵琶語り劇 耳なし芳一」
2:27:03 「閉会」
「此処に琵琶あり」は各種各流派会派の垣根を越えた琵琶の演奏会です。古き伝統が存続するからこそ改革が認識され、その積み重ねを後世に残すことが日本の豊かな文化形成に繋がると考えています。九州では初めての試みとなるこの演奏会が肥後琵琶発祥350年記念を冠して熊本県山鹿の八千代座で開催できることに万感胸に迫っております。皆様のたくさんのご協力と応援によりここまで歩みを進めることができました。改めて深く感謝を申し上げると共に、ご来場の皆様の心に妙なる琵琶の調べが響くことを願います。
此処に琵琶あり実行委員会 
会長 岩下 小太郎
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◉演目
第一部 此処に琵琶あり
一、「狐葛の葉」 星沢 月若 口演/岩下 小太郎 筆記
肥後琵琶 岩下 小太郎
二、「武蔵野」 島津 日新斎忠良 作
薩摩琵琶 上川路 龍聲
三、「貧女の一燈」 香月 隆 作/中村 旭園 作曲
筑前琵琶 石橋旭姫×山鹿燈籠師 中村 潤弥
四、「巌流島」 飯田 胡春 作詞/中谷 襄水 作曲
錦心流薩摩琵琶 荒井 靖水
五、「道成寺」 玉川 教演 口演/後藤 昭子 筆記
肥後琵琶 後藤 昭子
六、「此処に琵琶あり実行委員会特別理事挨拶」
 熊本大学名誉教授 安田宗生
《休憩十五分》
第二部 琵琶語り劇
序 「壇ノ浦」 水木 洋子 作詞/鶴田 錦史 作曲
鶴田流薩摩琵琶 馬場 一嘉
創作琵琶語り劇 「耳なし芳一」
錦心流薩摩琵琶 荒井 靖水
筑前琵琶 石橋 旭姫・原口 旭愛・梅田 旭希代
肥後琵琶 岩下 小太郎
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肥後琵琶
江戸時代はじめ
盲僧と盲人の諍いあり。
肥後では肥後細川家の機転で
仏教から目の見えぬ男性の
互助組織当道座へと転身する。
浄瑠璃や説教節を琵琶語り、
かまど祓いなども行う。
此処に肥後琵琶あり。
岩下 小太郎(いわした・こたろう)
肥後琵琶乃会所属。2016 年から肥後琵琶演奏家後藤昭子に師事。2020年より南関町地域おこし協力隊に着任し、肥後琵琶の資料の収集や整理を行う。2022 年肥後琵琶を中心とした演奏会「妙音」、2023 年肥後琵琶国選択無形文化財選定50年記念演奏会「幻妙」「新たなる胎動」を企画運営。
後藤 昭子(ごとう・しょうこ)
肥後琵琶乃会所属。 1983年から1992年まで故山鹿教演良之に肥後琵琶の手ほどきを受けるが、山鹿の体調不良により中断。当時練習の為に録音したテープを基に2008 年より肥後琵琶の演奏と普及活動に励む。現代に生きる肥後琵琶を追求していく。
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筑前琵琶
都が奈良から
京へと移る時代
筑紫太宰府に玄清という
目の見えぬ僧がいた。
四天王を祀り、琵琶を弾じて
地鎮陀羅尼経を唱え、邪気疫病を祓い清める。
この橘玄清法印の血脈が明治に花開く。
此処に筑前琵琶あり。
石橋 旭姫(いしばし・きょくき)
筑前琵琶日本旭会大師範。1980年中村旭園に入門、9歳で初舞台をふみ、師のもと国内外にて演奏。2015年
筑前琵琶筑後旭会を立ち上げ福岡県発祥の筑前琵琶の音を未来に繋げるため様々な演奏会を企画し種まき活動を行う。2022年第58回琵琶楽コンクール(日本琵琶楽協会主催)第1位、文部科学大臣賞・NHK会長賞受賞
原口 旭愛(はらぐち・きょくあい)
筑前琵琶日本旭会大師範。TVで偶然目にした筑前琵琶の演奏を聴き、その音色に魅了され1997年に中村旭園師に入門。筑前琵琶の魅力を伝え、繋いでいけるよう活動中。第59回琵琶楽コンクール3位入賞。
梅田 旭希代(うめだ・きょくきよ)
筑前琵琶日本旭会会員。幼少期に祖母が楽しそうに琵琶を弾いている姿をみてはじめることとなる。筑前琵琶『四絃の会』を開催し四絃や五絃それぞれの良さを伝える活動中。
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琵琶と山鹿の伝統工芸のコラボレーション
山鹿灯籠
木や釘を使わず、糊と手漉きの和紙だけで制作される室町時代から伝わる国指定伝統的工芸品。
山鹿灯籠師
中村 潤弥(なかむら・じゅんや)
平成元年5月11日生、山鹿市平小城出身。中学生の職業体験で山鹿灯籠の工房を訪ね、制作体験をしたことをきっかけに灯籠師を志す。高校卒業後、19歳で故・徳永正弘氏に師事。8年の修行を終え、27歳の時灯籠師となる。
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薩摩琵琶
源平合戦が終わり鎌倉殿の時代
宝山検校は琵琶を弾じ
大海の嵐や荒波を鎮め、
無事に島津氏を薩摩の地へと導いた。
根付いた調べは
薩摩隼人の士気を高め、
自己修養の礎となる。
此処に薩摩琵琶あり。
薩摩琵琶
上川路 龍聲(かみかわじ・りゅうせい)
鹿児島県在住 鹿児島県指定無形文財保持団体「薩摩琵琶同好会」龍洋会共研舍道場主宰。1995年より江戸以前より受け継がれてきた薩摩士風琵琶を継承。弾奏は年3回鹿児島県で行われる薩摩琵琶弾奏大会をはじめとし、伊勢神宮をはじめとする神社仏閣で行われる奉納弾奏や啓発活動を積極的に行っている。
薩摩琵琶錦心流
荒井 靖水(あらい・せいすい)
薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会会員。6歳より祖父・中谷襄水、母・荒井姿水に薩摩琵琶の手ほどきを受ける。高校よりフルートを始め、1995年日本琵琶楽コンクールにて秀位入賞。現在、古典ならびに現代邦楽を軸にジャンルにとらわれず積極的に国内外で音楽活動をしている。CD、DVDの録音、PVへの出演、舞台での音楽担当も多数。作曲・編曲も多く手がける。
鶴田流薩摩琵琶
馬場 一嘉(ばば・かずよし)
鶴田流琵琶奏者。1995年中央大学ミュージカルサークル劇団The座創設に参画。翌年同大学を中退しフリーの俳優として活動するも2004年息子の誕生を機に俳優活動を休止。同時に祖父鶴洲形見の琵琶を手に岩佐鶴丈氏に入門し今に至る。昨年より俳優活動も再開。「やむにやまれぬ蒼〜150年後の、君へ〜」に西郷隆盛役で出演。2011年、2017年、2021年日本琵琶楽コンクール入賞。
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[琵琶ってなんだろう?]
 琵琶(びわ)は、木で作られた弦楽器で撥(ばち)を用いて奏でる楽器です。西アジアの楽器ウードやバルバットがご先祖様とされています。約1300年前奈良時代にシルクロードを経由して日本に伝来しました。
 日本の長い歴史の中で琵琶は多種多様に花開きます。
[日本の琵琶の流れ]
 日本において琵琶は奈良時代から雅楽や公家の教養とされた楽琵琶、盲人の互助組織当道座を中心に平家物語を語る平家琵琶、仏教天台宗が伝える盲僧琵琶があります。また九州では、薩摩琵琶・筑前琵琶・肥後琵琶といった各地域の特色、風土や社会環境の変化を色濃く残した琵琶が根付いています。
 そして明治という波乱の時代、東京へ進出した薩摩琵琶と筑前琵琶は音楽界に大きな流れを起こし、大正・昭和に新たな流れを生み出し隆盛を誇ります。しかし現在、令和の世となり琵琶を奏する人はわずか1000人ほどといわれており、伝統や改革が複雑に折り重なった琵琶の世界でも各種各流派の垣根を越えた交流が少しずつ行われています。
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スタッフ
題字揮毫:岩下小太郎
音響・照明: (株)イマジンクルー
撮影:(株)YKE メディア
宣伝美術:田中里佳(mofudesign)
主催:MRG6、此処に琵琶あり実行委員会
共催:(一財)山鹿市地域振興公社
協催:肥後琵琶乃会、筑前琵琶筑後旭会
後援:熊本県、山鹿市、山鹿市教育委員会
ご来場いただいた皆様ありがとうございます。
琵琶を広く知っていただくため、此処に琵琶ありの動画を公開することになりました。
もしご不快な方がおられましたら、遠慮なく公開をとりやめますので此処に琵琶あり実行委員会岩下までご連絡下さい。
また皆様のご協力をもって無事に開催できました。
重ねて御礼申し上げます。
2024月12月岩下小太郎
#筑前琵琶
#肥後琵琶
#薩摩琵琶
#japan
#琵琶
มุมมอง: 809

วีดีโอ

此処に琵琶あり プロモーション
มุมมอง 1343 หลายเดือนก่อน
世が移り変わる今、日本では1300年前から人に寄り添ってきた「琵琶(びわ)」という楽器がある。 本当に日本は社会も風俗も生き方も、何もかも変わってしまった。 それでも、今なお人に寄り添い続ける琵琶は何を語るのだろうか。 日本に暮らす皆さんに聴いてほしい演奏会。 「此処に琵琶あり」 lit.link/mrg6 チケット予約 docs.google.com/forms/d/1VfJbL9AbAqldy8mAzOKc1pdcezJuhz3YNANl42qssIM/viewform?edit_requested=true 10月26日(土)13時30分 熊本県山鹿市八千代座 maps.app.goo.gl/NNxyHFYd1fXFaNzy7?g_st=com.google.maps.preview.copy 今が見えないと感じたら、過去を照らすことも大切だと昔の人は言いました。 今が見えない...
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肥後琵琶「あぜかけ姫」
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2022年12月18日、おりなす八女で開催された。 九州を発祥とする筑前琵琶・薩摩琵琶・肥後琵琶の実力派奏者により琵琶舞台「生を奏でる」。 「ほとばしる生のリアリティー」時代時代の命の輝きの瞬間を見て(聴いて)ゆく。 ほとばしる「生」のリアル、生きること、人を深く想うこと。 古今、人がそれぞれに想う「生」。 語り部の誘いの中、古来より語り継がれてきた時代時代の命の輝きの物語を琵琶奏者たちが現代に語り繋いでいく。 肥後琵琶「あぜかけ姫」伝 玉川教演 奏者 岩下小太郎 動画撮影編集YKEメディア
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令和の世に語り継ぐ「妙音」
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2022年11月19日肥後本妙寺にて開催した「妙音」。  九州を起源とする琵琶三種の演奏、講演「神事と芸能〜肥後琵琶の世界」、対談形式の「山鹿良之を偲んで」。九州の琵琶をたっぷり堪能できる2時間30分。 当日配布したパンフレットは以下のURLから閲覧ダウンロードできます。 drive.google.com/file/d/12IUlykHuV_iiKqMWSS23hI31v8yMFvz3/view?usp=sharing 00:00 「オープニング」 08:46 「肥後琵琶 梅は匂いで」 13:24 「薩摩琵琶 武蔵野」 23:51 「講演 神事と芸能~肥後琵琶の世界~」 41:08 「肥後琵琶 菊池くずれ」 1:08:34 「筑前琵琶 那須與市」 1:20:11 「薩摩琵琶 潯陽江上段」 1:43:30 「対談 山鹿さんを偲んで」 2:15:53 「肥後琵琶 道成寺」 2:36:16...
山鹿良之の語りとミレニアムパレードフジロックOP比較動画
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th-cam.com/video/NZ0tEKcpWeI/w-d-xo.html 山鹿さん琵琶フル動画
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令和4年4月23日熊本県御宿廣島屋 第二回肥後琵琶定期演奏会 後藤昭子 岩城の判官正氏の御台所、その子安寿とつし王(厨子王)が、帝から安堵の令旨を賜るべく都へと向かう途中、人買いにたぶらかされて親子離れ離れに売られ、姉弟は丹後の長者「山椒太夫(三庄太夫)」のもとで奴隷として辛酸をなめる。姉の安寿は弟を脱走させたため山椒太夫の息子・三郎によって凄惨な拷問を受けた末に殺されてしまう。つし王は神仏により救われて出世し、山椒太夫父子に苛烈な復讐を行う。
肥後琵琶「道成寺」後藤昭子
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令和4年3月27日 熊本県西区肥後本妙寺近く 御宿廣島屋にて桜舞い散る中、肥後琵琶演奏家後藤昭子が語りました。 「道成寺〜安珍清姫〜」 昔、真砂まなごの荘司しょうじという男の娘が、毎年家にやって来る山伏に恋をし、夫婦となるよう迫ります。しかし山伏は逃げ出し、道成寺の鐘の中にかくまってもらいました。そこへ毒蛇どくじゃとなった娘が現れ、鐘の中の山伏を焼き殺したという恐ろしい話。
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ความคิดเห็น

  • @ki5405
    @ki5405 20 วันที่ผ่านมา

    公開ありがとうございます!

  • @くろはく-k8t
    @くろはく-k8t หลายเดือนก่อน

    火野正平さん ご冥福をお祈りします まさか ミレパであなたが登場するとは思ってもみませんでした とても印象深いです

  • @shu4792
    @shu4792 หลายเดือนก่อน

    お悔やみ申し上げます…

  • @prettykottie
    @prettykottie หลายเดือนก่อน

    interesting

  • @寿司太郎-d1y
    @寿司太郎-d1y 2 หลายเดือนก่อน

    肥後琵琶ではなく妄僧琵琶だね

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari 2 หลายเดือนก่อน

      是非、鬼影(前世は大蛇)と小栗判官の再会した気持ちを妄想していただければ幸いです!

    • @寿司太郎-d1y
      @寿司太郎-d1y 2 หลายเดือนก่อน

      @kotaro_biwagatari 妄僧と妄想をかけたんですね。

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari 2 หลายเดือนก่อน

      @@寿司太郎-d1y 盲僧(盲目の僧侶)と妄想をかけさせていただきました。妄僧だと破戒僧っぽくて山鹿さんのお酒大好きなところが見えて好きです。

    • @寿司太郎-d1y
      @寿司太郎-d1y 2 หลายเดือนก่อน

      @@kotaro_biwagatari 手塚治虫のマンガに出てきそうな琵琶法師っぽいですよね。

  • @schectertoschizo
    @schectertoschizo 4 หลายเดือนก่อน

    貴重な映像の共有をありがとうござます。

  • @perspectiverain
    @perspectiverain 4 หลายเดือนก่อน

    山鹿さん声に雰囲気があり素晴らしい

  • @perspectiverain
    @perspectiverain 4 หลายเดือนก่อน

    琵琶法師について検索していたら出てきました。凄い貴重映像ですね、ありがとうございます。

  • @Trgn
    @Trgn 5 หลายเดือนก่อน

    I'm learning about Biwa hōshi culture and their role in telling Japanese history like Tale of Heike. Very beautiful art

  • @Haohv
    @Haohv 7 หลายเดือนก่อน

    ミレパツアーきたぁ

  • @まどぎわ-l4p
    @まどぎわ-l4p 7 หลายเดือนก่อน

    火野さんも勿論かっこいいけど山鹿さんはやっぱり格が違う

  • @ifris_9442
    @ifris_9442 7 หลายเดือนก่อน

    結局どういう意味なんだ?

  • @横田桂子-o9b
    @横田桂子-o9b 8 หลายเดือนก่อน

    Magnifique!

  • @kudk_luv
    @kudk_luv 9 หลายเดือนก่อน

    DARE×vividredにも琵琶法師に関係する歌詞があったよね。

  • @user-ht1ei4gh4s
    @user-ht1ei4gh4s 11 หลายเดือนก่อน

    millennium parade フジロックの動画のフルって何処で見れますか??

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari 11 หลายเดือนก่อน

      私も探しているのですがないのです。もう一度見たい!この後に続く曲が思い出せないのです。

    • @super_strong_shibainu
      @super_strong_shibainu 10 หลายเดือนก่อน

      @@kotaro_biwagatariこの後はNEHANでしたね。

    • @tsc2460
      @tsc2460 8 หลายเดือนก่อน

      bilibiliへGO

    • @La_friesk_9o9
      @La_friesk_9o9 7 หลายเดือนก่อน

      Workの初回限定盤買おうね

  • @BeautyMirror01
    @BeautyMirror01 11 หลายเดือนก่อน

    歴史が分かった良かった。

  • @BeautyMirror01
    @BeautyMirror01 11 หลายเดือนก่อน

    素晴らしい。

  • @BowBow168A
    @BowBow168A ปีที่แล้ว

    similar to Chapey Dong veng singing of Cambodia

  • @outo_gero0921
    @outo_gero0921 ปีที่แล้ว

    火野正平さんかっこいいなあ

  • @Kendesu4k
    @Kendesu4k ปีที่แล้ว

    まじか、自分の知識が甘すぎた、、すげえ、、ありがとうございます、、、!!

  • @ソラスケ-y1m
    @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

    さてもその後、虚ろの船。そこの島では押し流され、かしこの島では揺り流され、揺られもまれて流れゆく。中に哀れは姫君様。雪のようなる手を合わせ、 「南無や申さん。キョウキ読みぞ、観世音様。例えこの身はどうなるとも、牢屋住まいの、父上様や母上様、それのみならず八郎を、もう一度牢より出してたべ給え」 普門本を唱えながら、口に念仏、目に涙。揺られもまれて、流れゆく。 はや三日にあたる日は、音に聞こえし、セッシュンの、難波が浦を揺られゆく。ここにはまた難波が浦の漁師ども。 「あれ、向こうから不思議なものが流れてきた。まあ何者にせよ、こぎ寄せみん」 と、数多の漁船漕ぎいだし、船の駆け引きジンツウ自在。虚ろの船を、はや岸端に引き上げて、カガミをはがし見てやれば、中に哀れ姫君様。サワヤマ城を出でて、はや三日に当たれども、中で食事もなさらねば、綾や錦の重ね着て、うちしなびれてぞ、おわします。  漁師どもはとりどりの表情。 「ああ、こいつは目鼻もついている。手足も持って人間近くは見ゆれども、とても人間ではあるまいぞ。竜宮世界の乙姫宮ではあるまいか。ただしは海女ではあるまいか。なんであろうか」 と、表情をいたしているところへ、難波が浦の、トウダといえる老人が、今年八十三になりますが、このことを聞きつけて、杖を力にトボトボと、虚ろの船の側により、 「やあ、若い者。こいつは目鼻も持って、手足もついて、人間近くと見ゆれども、とても人間ではあるまいぞ。竜宮世界の乙姫宮ではあるまいか。ただしは海女ではあるまいか。こういうものが浮かび上がると、七浦七里、漁師の危険ということぞ。早打ち殺して、海に投げ込み」 なに訳知らぬ漁師ども、サワを取り、すでに姫を打たんとすれば、難波が浦の庄屋の庄司、このことを聞きつけて、「わしにまかせて」、駆け付け来る。 「さあ、お若い衆。その姫はワタクシにくださることとはなるまいか」 トウダは聞くより、 「やあ、若い者。必ず庄屋殿にやりどもするな。やったらあとは漁師の飢饉ぞ」 と、おのが島の年かさとて、こうげんゆうて立ち返る。あとに残りて漁師ども。 「ああ、庄屋さん。かのぎなれば何でも叶えていさそうが、このことばかりは叶えることはなりません」 と、またもサワをとり、姫を打たんとすれば、庄屋の庄司引き止め、 「ああ、若い衆。皆さんも知っての通り、あたくしも今年十六歳になる、潮姫という一人娘にすぎおくれ、頼りなき身で候らえば、これから先、かの姫をくださるものな、娘同様に、大事にいたしてあげますで、ほどその姫くださることなるまいか。皆さんには御酒むるほどに、どうぞその姫くださることはなるまいか」  酒の声聞いては、どいつもこいつも、シタジが好きのことなれば、皆一堂に恵比須顔。 「しからば、こなさん。しんじょう」 と、姫を渡せば、庄屋の庄司、姫を引き連れ、わが家をさして帰りゆく。あとに残りて漁師ども、せんのじさんちょう、かなやまひゃっきん送りくる。あとは祝いとみえにける。庄屋の庄司は、姫を高座に奉り、はるかに下がって手をつかえ、 「申し上げます、お姫様。見奉れば、御身様は、殿上人か公家人かは知らねども、ただ人とは見え申さん。どうぞ国姓名を明かし下され」 と、申しあぐれば姫君は、 「のう、この屋の主さん。われ危うき所を助けてもらい、国姓名を尋ねられ、明かさんことは気の毒なれど、仔細あってのみであれば、今しばらくは明かされん。ここはどうか了見して」 と、涙にくれての物語。庄屋の庄司聞くよりも、 「さような訳でござるなら、無理にお尋ねはいたしはませぬど、先前も申したとうり、私は十六歳になる一人娘にすぎ遅れ、頼りなき身で候えば、これから先は娘同様、大事にしてあげますので、心おきなくゆっくりいたまえ」 と、ここで月日を送るうち、難波が浦のタカヤス長者というひとは、せがれ三人いまするが、兄二人には、嫁あれど、まだ三男の、タカミズという人には嫁がない。いまでは庄屋が拾い子とは言いながらも、これに縁談申し込む。  庄屋の庄司は、義理ある娘のことなれば、二三度、シゴドは辞退もすれど、是非に所望とあるゆえに、余儀なく快き返事をいたしたり。長者の宅では喜んで、はや吉日を選べ、ウジのジョウチャのハツミドリ、オンチャ車を仕立ためて、向かいの夫が三十五人。向かいの女が三十五人。嫁を迎えと、庄屋の宅とでてまえる。  庄屋の庄司は、初めて縁組の一段を、姫君様に物語れば、聞いて哀れは姫君様。 「我も都で世が世なら、嫁入りなぞとは思いもそめねど、恩を着て、恩を知らぬは命ゴショウのとの例えもある。われ危うき所を助けてもらうも、ひとえに庄屋がおかげなり。一度が庄屋の顔立てに、嫁入りせねばなるまい」 と、向かいの女に連れられて、長者の宅に移りける。長者の宅になりければ、今日も祝い、明日も祝い、祝いばかりでへいをおる。かがざいなるべき、次第なれ、かがかようと見えにける。

  • @ソラスケ-y1m
    @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

    【0:00】  かくてその後八郎は、本丸さして上がりける。はや本末になりければ、君の御前にてをつかえ、一礼述べていたりし、御大将は御覧じて、 「おお、八郎よ。この度の戦は、敵が勝ちでも候か、味方が勝ちでも候か? つつまず語り聞かせよ」 と、問われて八郎、涙をはらり、 「申し上げます、わが君様。この度の戦というのは、戦起こりて二十日なり。せめての戦いナンカであれば、味方は討ち残されしはわれ一人。この上からは、裏切りされて一大事。御大将もお御台様も、私欲を捨てて落ちたまい、旅の御供、この八郎がつかまらん。はや落ち給え。ご用意あれ」 ツネモト卿は聞こしめされ、 「何を言うぞや八郎よ。いかなることがあればとて、この住み慣れし、高倉ゴショウを振り捨てて。いずくの里へか落ち行かん。落ちようと誘うは、うらめしや」 「ごもっともでございます。ご道理なれど、その後は、世をひらかせ奉らん。早落ち給え。ご用意あれ」 御大将は聞し召され、 「その気にあらば八郎よ。昔の人の例えにも、風にしなわぬ草木が、仇折れするとの例えもある。これまでは、なんじが勧めに、まかすぞ」 と、親子三人、一間どころにひきこもり、心にはそまねども、旅の装束なさりける。綾の脚絆に、綿の足袋、イトのワランズを締めて、都傘にはカオウカンふし。ご用意あれば、黒田の八郎が御供で、裏門さしてぞ、落ちたもう。暗さは暗し、真の闇。寒さは寒し、雪は降る。落ち行き給うぞ哀れなり。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【5:49】  話はかわりて、コマツバラに、陣を引いたる、エガラシの兵衛ムネツグは、ザイハイ振って駒乗り回す。 「やあ! もろども。もう一度、高倉ゴショウに押し寄せ行け」 「はっと」と、答えて大勢は、高倉ゴショウに押し寄せて、トキの声を上ぐれども、高倉ゴショウに、なんの答えがなきゆえに、短慮のエガラシ、 「やあ! 黒田の八郎ミチヤスは、このエガラシが攻め来るに、怖気づくらい、いずくを指して落ちたるか。なれどもまあ、家探しせん」 と、表の門を、無味無産には打ち破り、はや城内に乗り込んで、そこをやんかしこと、探せどうも、落ち行けた給う、ツネモト主従の行方知れねば、裏手の門に回ってみれば、雪の中には、今、いま踏んだる、四人の足型。ここぞと、裏手をさしてぞ、追っかけ行く。  落ち行けたもうツネモト主従は、大雪ふりのことなれば、急ぎ給えど、道はかどらず。はや道の一里八丁ばかりも、落ちさせたもうそのところへ、追っかけ来る下野勢。 「やあ、やあ! そこを落ち行き給うは、高倉ゴショウのツネモト主従みてはましまさんか。落ち人、余すな逃すな」 と、声、大音に呼ばわれ。  取って返し八郎は、小高き所に馳せ上がり、 「やあ、やあ! 下野勢。先の手並みに凝りもせず、また寄せ来るかこざかしや。この上からは八郎が、腕の力の続くまで、刀の根首の折れるまで、今日こそ一騎も返さんぞ」 と、声大音に呼ばわれ、しばらく間の戦いに、下野勢、トミオカ因幡守が大将で、二手に分かれ、ツネモト親子三人を、七重や八重に取りまけば、「南無三宝」と、ツネモト卿も、ホウキがやおずはと、四五六人な切って倒してみたまえど、なおも大勢落ち重なり、とおとのことに、ツネモト夫婦に綱をうち、タマヨの姫にも綱をうち、小高き所に引き据えて、 「やあ、やあ! 下野勢。目指す仇の、タマヨの姫を生け捕ったならば、八郎には身は隠るなと」 後ふと、振り返り八郎は、無念の涙を、ハラハラと、 「我一人働いたとて、なんの役にもたち申さん。はや我にも綱をうち、君と同じところに引かれよ」 と、ゆんでもめても、後ろに回せど、八郎ほどしの強者なれば、恐れて近寄る人がない。トミオカ因幡守はエズエズと側へ寄り、シスジの縄をかけたるを、瞬きならぬ早業なれ。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【11:53】  エガラシの兵衛ムネツグは、まことに一城一局を、攻め落としたる勢いで、下野城と引いて行く、あいの道中預かりおいて、サワヤマ城にとなりければ、黒田の八郎ミチヤスは、人に優れし強者なれば、常の道では適うまいと、要害深き下野の、岩切り抜いだ、岩の牢屋に打ち込んで、大手より石の扉を立て切って、二重の錠をおろしたときは、おにもあざもこ、八郎も、無念で月日をおくりける。  ある日のことにエガラシは、タマヨの姫を牢の中より引きい出し、白州の方に引き据えて、その身は衣服改めていでむかえ、 「のう、タマヨ殿。尋常に諦めて、身が女房に従い給い、さすればそなたの父母は三ヵ国の主の隠居。八郎ともがみがきらい。そなたとソレガシは枕を交わすかねごとや。蝶よ花よの楽しみぞ、あまり憎うはあるまいぞ」 と、しなたれかかれば、姫君は、 「自らを、女と思うて、侮るか。女なれども自らは、右大臣ツネモトが娘ぞや。自らゆえには父上様や母上様、それのみならぬ、八郎まで牢屋の住まいをなさるぞや。例えこの身は、エチゴダメシやニブダメシ。身は寸々に刻まれて、なぶり殺しにほうとても、人面獣心のエガラシに、なんと一夜がそわれるものか。殺さば殺せ、討たば討て、父母の鬱憤を払さでおこうか」 と、あても気高きマナジリで、はったとにらんだその時は、身の毛もよだつばかりなり。  短慮なエガラシ、 「やあ! 三ヶ国の主とも言われしソレガシを、人面獣心とは何事ぞ。もうこうなるからは、可愛さ余って憎さが百倍。牢でわが身に従わんについては、いかしておくことは叶わぬ。引き裂き捨てん」 と、立ち上がれば、家来トミオカ押しとどめ 「まあ、お旦那様。お腹立ちはごもっとも、通りさりながら、かの姫は都、高倉の右大臣ツネモト卿の御娘。何卒ご了見なされてくださりませ」 「うーん。その気にあらば因幡守。今この場では殺さねど、生かしておくことはあい叶わぬ。かねて用意の、虚ろの船に作りこみ、ナスンが浦の荒波に、沈みにかけてかえられよ」 「はっ」と、答えて家来ども、姫君様を受け取りて、虚ろの船ともうするは、一寸二分のムコの板、長さ一丈二尺に切り組ませ、姫君様を船の中には作りこみ、銅ぬべては目板に打たせ八方よりもカンを打ち、沈めの石を絡めつけ、車に乗せてそれよりも、サワヤマ城をひったてて、ナスノが浦にと引いて行く。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【19:49】  ナスノが浦になりければ、どこへ沈めようか、ここへ沈めようかと、点々の表情なり。下人の中にも、慈悲ある人が立ちいでて、 「やあ、方々。かの姫は都高倉右大臣、ツネモト卿の御娘。我々にはとがむむこいもない。これ沈めにかけて殺したとて、我々なんの役にも立ち申さん。助けてはいかがでござろうか」 「あいや、いかにも貴殿の言われる通り。助けてもよろしいが、その助ける工夫はどうして」 「助ける工夫は他にはない。沈めの石を切り離し。はや沖中に突きながす。なれば一度はどこの島にか上がらせ給うとおぼえたり。我が君には、ナスノが浦の荒波に、沈めにかけて帰りましたと、申しあぐれば、なんの仔細があろうものか。人、一人助くれば、日に千体の仏を刻んだよりもなお供養と聞く」 「げにもそうじゃ」と、家来ども、沈めの石を切り離し、お助け申す姫君様と、はや沖中に突き流し、数多の者は我が家、我が家と立ち返る。   後に哀れは姫君様。そこの島では押し流され、かしこの島ではより流され。もまれ流れて流れゆく。中に哀れは姫君様。雪のようなる手を合わせ。 「南無や申さん。清水観世音様。例えこの身はどうなろうとも、牢屋住まいの父上様や母上様。それのみならず八郎を、もう一度牢より出してたべ給え」 文言を唱えながら、口に念仏、目に涙。揺られもまれて流れゆく。かの姫君の身の上は、哀れ千番、なかなかに観世の人こそなかりける。いかがなるべけ次第なり。

  • @ソラスケ-y1m
    @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

    さて、世の中に、世の中に。四百四病の病の内、死よりつらい病はなし。親の貧困に身は狭り、歳九つの暮方に、カナザキ町の万屋に、小判千両に身を売られ、馬子奉公いたし、山崎三三と名を変えて、金に売られた身であれば、寒の師走も、火の六月も、雨の降る日も、降らぬ日も、風の立つ日も、立たぬ日も、駒の手綱で、月日をくりいたわしなるや山崎、御ウマヤさして志、側なる駒にうち向かい、「はいや、いかに駒承れや、しょうあるものなればよくも聞け、なんじもこのご家に売られた身であれば、人の駒が一里ゆくときは、二里もゆいて給わりや。人の駒が二里ゆくときは、三里もゆいて給わりや。なんじ死したるその後は、馬頭観音といわうみき」、祟り給えば、駒は舞い膝折りて、涙をはらはら流し、三三その日の出で立ちは、いつもに変われし華やかに、馬車の襦袢に、キンコクラ帯。綾の脚絆に綿の足袋、糸のワラギクを引き締めて、傘は菅笠フカサントにて、越後サラシのとじへぼをつけ、前深々と内かずき、駒は奥州バンロ育ち、開け六歳の真のくろう、綾と錦のユリ分け手綱、金と銀とのいわきのクツワ、鞍はヤツボシ総金金具。三三その日のつけなつかもつ、綾がナナマル、錦がゴマル、越後ザラシが三十五反、薩摩小首がシジュヤマル、カナザキ町をまかれたつ。谷々急げばほどはない、ここがコマツのはだなるか、これで一節歌わんと、「〽サガワテルテル、シヅカワ曇る、あいのツチヤマ、雨となる」、駒はつづふるう、三三は歌う。はらはら歌うて、たち通る。三三その日の歌いし歌は、節はマド節、字は法華経の、ハチノゴノマキ崩して歌う、天な天竺、地は奈落まで、さてジュウジンな浮かびで、空に飛ぶ鳥、羽がいう休め、羽が休めて聴聞なさる、地に這う虫は足を止め、蚊やソウゴクに至るまで、流れる水の背に淀む、三三馬子歌聴聞し、急ぎ給えば、ほどはない。これが伏見の町なるか、これで一節流さんと、「〽カリョウミンガの、声音をいだし、四国西国、江戸までいたが、わしに見合いの、妻はない」、歌い通れば、伏見の町のご代官、エグチのネンブ、タカトキ卿の一人姫。タマヨの姫は、聞くしみされし、南書院に立ち上がり、伏見淀川あいのしく、歌うて通るかの馬子は、いつもの馬子にて候や。歌の声音の美しや、かの方節のシショにある、声に似ているものなれば、さぞやご器量もなおよかろう、ご器量よいこと姿や心もよかろう、あの馬子一目眺めんと、アイの障子をさらりと開け、じゅんれや、ねてを眺むれど、馬子の姿は見えはせぬ、ここにあわれはタマヨの姫、タマヨの姫の身の上が、どんな具合になりますか、これで止める、次第。

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari ปีที่แล้ว

      先だっては書き起こしをしていただき、ありがとうございます。大変素晴らしい出来かと思います。こちらでも書き起こししておりますので、それと照らし合わせながら、加筆修正し、ソラスケ氏協力ということで説明文に掲載してもよろしいでしょうか?

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      @@kotaro_biwagatari コタロウ様。説明文の件、大丈夫です。いつも貴重な音源を聞かせてくださりありがとうございます。迷惑でなければこれからも、肥後琵琶を楽しむために、個人的に書き起こしをしようと思いますが、大丈夫でしょうか?

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari ปีที่แล้ว

      @@ソラスケ-y1m 公開していますので、構いません。 興味いただけたことに感謝申し上げます。 ただTH-camコメント以外に公開される場合は書き起こした動画のURLなど記載いただけると幸いです。

  • @ソラスケ-y1m
    @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

    世をつらつらと感ずるに。ギシンなくして誇るもの、風前の灯のこと。消えて敵はなかりけり。さらばよけれどここへまた、にんの始まってめでたこう。五十代の御帝を、桓武天皇とケイシン奉る。そのころ都に隠れ無き、高倉の右大臣、ツネモト卿ともうするは、高倉ゴショウにおはします。相従う郎党には、黒田の八郎ミチヤスとて、古今無双の勇士なり。さてそのほかの諸サムライ。昼夜御前にあい詰めて、君を敬い奉る。かかるご家の姫君には、タマヨの姫と申して、御年積もりて十六歳、三国一の美人なり。キョウキ読みぞ、観世音の申し子にて、習わずして嘆じたもうこと身を授けたもう。ツネモト卿と申するは、善心深き人なれば、高倉の南面、タカガオカというところに、高さ八丁の山をきり抜き、ヒチケンシメンのヒカリドウを建立なさる。すは八万のゴカンジョ、金の灯篭、錦の幕、いとの百間の長廊下。このこと近国、他国に漏れ聞え、ショニン参詣いたすのは、数に限りはなかりけり。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【3:15】 ある夜のことに姫君は、父の御前に手をつかえ、  「申し上げます父上様。あの新宮のご繁盛。近国、他国に漏れ聞こえ、ショニン参詣いたすのは、数に限りはなかりけり。自らにも一日の暇を賜るものなれば、あの新宮に参詣ぞいたしたい。何卒、暇を賜れ」 と、申しあぐればツネモト卿は、  「ほほう。神仏に参詣を止めし罪は、ギシンの頭に七尺の剣貫くとこや承れば、いかがはもってかたじけない。さらば、参詣いたされよ」 と、仰せになれば姫君は、「こはうれしや」と、父の御前を下がらせ給う。あとに残りてツネモト卿は、時も移さず、黒田の八郎おそばに召され、  「いかにも八郎。今日は娘タマヨが新宮参詣をいたすゆえ、なんじひとえに気を付けて、供のモヨウ」 と、ありければ、「かしこまり候」と、君の御前を下がりける。しもべのモノには、はやそれぞれに言いつけて、供のモヨウをいたしける。タマヨの姫は五百余騎なる御供で、玉の御輿。玉すだれ、あい五百余騎なる御供で、新宮まいりぞをしになり。 はや新宮になりければ、二度の拝みに、三度のご願。三十三度のどう巡り。早く拝みも過ぎゆけば、急ぎ御馬になおられて、黒田の八郎おそばに召さる。 「いかにも八郎。今日は神仏すすむるそのために、十二の音楽始めよ」 と、仰せになれば八郎は、絹の三重幕うち回し、上中下に座を組んで、タマヨの姫が琴の役あい、黒田の八郎が笛の役。しもべのモノが器楽の役で.

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【8:51】 かかる音楽ある中に、下野、上野、出羽の国。三ヵ国の大将。エガラシの兵衛ムネツグとて、人をそっかにめさげ、あくまで驕る似非者なり。五百余騎を引き連れて、花の都の帰りがけ、なんのシュガンもなかりしにただ参詣といたしける。エガラシ琴のに色を聞くよりも、あれ面白のことどもと、タマヨの姫のしもべの女中を招き寄せ、  「いかにも女中。これにことを歎じたもう姫君は、いずくの姫にて候や。きかまほしや」 と、ありければ、  「申し上げます御大将。これにことを歎じたもう姫君は、都、高倉右大臣。ツネモト卿の御娘。タマヨの姫。これにわたらせたまう」 と、申しあぐればエガラシ聞いて、  「何? タマヨの姫とは三国一の美人と聞いて候が。このところにいで逢うというは、神や仏の引き合わせ。しからば一筆送らん」 と、さっそく白紙を取り出し、思う恋路を細かに記す。オオマスガタやコマスガタ。ヤマガタなりにはオチマツバ。タマヨの姫のしもべの女中に取り持たせ、タマヨの姫へと送りける。何気なければ姫君は、手に取り上げ、わがき御覧なさるれば、下野上野出羽の国、三ヵ国の大将。エガラシの兵衛ムネツグと、読むもふるさきあさましや。文寸々にくい裂き、引き裂き、引き破り。幕より外に捨てたまう。 短慮なエガラシ。 「もっと席上げよ。やあ、タマヨの姫とは三国一の美人ときいて至れども。三国一の悪女なり。我あますな打ち取れ」 そうにんバラりと引き抜いで、新宮さして押し寄すれば、あすわや大事と八郎は、イエンバナには飛んで出で、幕を掴んで大音声。 「やあやあ、エガラシの兵衛ムネツグとは珍しい。おのれがよおな悪人に、なんの姫君様より文の返事があるものか。文の返事が欲しくんば、この黒田が太刀先くらってあんばいみよ」 大太刀ぞろりと引き抜いで、敵陣中にと割って入る。めてにくるのをまくり芸で、ゆんでくるのを払い切り、逃げてくるのをヤハツダチ。向こうてくるおからは竹割。まことに八郎の勢いは、さながら龍の水を得て、天にも昇る勢いなりける。しばらく間の戦いに、にいたはしなるかや、下野勢五百余騎とは申せども百騎余りとうちなされ。 「しょせん敵わぬ、ああ命がのうては、カカもシャンスもタマヨの姫もいうものか、ひとまずこの場を逃げるぞ」 と、大将エガラシひえつつんで下野さしてぞ、逃げていく。 後に残りて八郎は、 「逃げる敵には身をかけぬ。相手なければこれまで」 と、時の戦に勝どき上げ、この上からは、姫君様の御身の上が一大事と、大幕小幕をはやたたみ。はや、新宮をまかりたち、高倉ゴショウと立ち返る。これが乱れのもととなり、大戦争という波浪というヒオクショウネの一巻にうつりますれど、あがさようと見えにけり。いかがなるべきひだいなり。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【21:45】  八千五百のその兵は、時ふく風に旗なびかせて、陣鐘おって陣太鼓。用意のほら貝吹き鳴らし、我に続けとエガラシが、八千五百を引き連れて、下野城をまかりたち、花の都は高倉ゴショウと攻め上る。決起にはやる、若武者ばかり、あい俺はれんさきの先の容赦もなく、間まじかになりければ、せめて落とさぬ勢いに、一度に時を上げたるは、天地も響くばかりなり。時もひそかに収まれば、ようないよりも八郎は、大手やぐらにはせ登り、敵を見下げて、大音声。  「やあやあ、大切なるはこの世に、案内もなく軍勢ふきふみ向かい、時の声を上げたるは、いぞくよとうのヤツバラか、我に遺恨んのサムライか、寄せ来る敵は何者ならん。その名を名乗れ」 と、呼ばはれば、敵陣のなかよりも、ヒトケスグレテ武者一騎、駒一散に乗りいだし、堀の旗には駒をすえ突っ立ちあがり声荒げて、  「やあやあ、これに出でたるは、下野上野出羽の国、三ヵ国の御大将、エガラシの兵衛ムネツグ様ぞ。新宮のイシュ晴らしに、八千五百で向こうたり、わが君の御望みのタマヨの姫を尋常に渡すか。さもなくば、城明け渡すか、大勢なればしょせん手向かいとうは適うまい。かくもうすは下野方に隠れ無き、マシバの九郎とはわがことなり。返答いかに」 と、呼ばわれば、これは聞くより八郎は、  「やあやあ、マシバの九郎とは初の対面。姫の代わりには、少しは錆てははそうられど、錆矢を一本参らする」 ヤツボウを、この目と呼ばわれば、これを聞くよりマシバの九郎、  「八郎殿のヤツボウは、ここらあたりが所望でござるぞ」 と、胸板たたいて待っている。これを見るより八郎は、  「矢はゴニンバリには、矢は十五足。満月なりに」 と、引き絞り、引いて、放てば矢は相待たず、待ちに待ったるマシバの九郎の胸板を、背骨にかけて、バシッと射通す。哀れなるかや、マシバの九郎、駒の上より真っ逆さま。人馬の露と消えにける。これを見るより八郎は、  「こわいさ、いよしここちよし。これが戦の門入りか」 と、ひきつめさしつめ放す矢は、矢先は振るわみ、ふるわられ。射てはようずのことなれば、「すでに、あだ矢もよらずして、表に進む屈強いつの強者ばかり。二百余人は矢先で取ったり、矢種もそうに尽きければ、かったぱしよりなで斬りせん」 と、弓と矢筒からと捨て、大手櫓を飛んで降り、ナカチョウダイにとずっと入り、古いビツの蓋を取り肌に何をからんでんグサリ、かくて上には黒革をどうし、ゴマい兜をい首に違え、躍り上がってタカヒモ締め、飛び合わせては胸紐締め、テッカイ腕抜けそうのコウテ、白檀磨きのスネ小手当て、災難逃れと、兜たたくも踏み込んで、我に続けと、八郎が五百余騎をばひきつれて、大門開いて、踊り出る。  はるかに陣頭ずっと立ちあがり、  「やあやあ、下野勢。これに出でたるは、黒田の八郎ミチヤスなり。我と思わん者あらば、イデアイ給え。見参せん」 と、呼ばはれは、これをきくより下野勢。獲物、獲物のさや外し、裏と表にヒメズをくれ、敵は味方に、味方は敵と、入り乱れ、ここをせんとと火花を散らして、戦うたり。

  • @ソラスケ-y1m
    @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

    【口上】 「あけましておめでとうございます。本日はまことに、これほどのご尽力。重ねましてまた結構なる、前のテーブルのとしございいたしまして、なんとお礼の申し上げようもございません。こころから、まあなんと申し上げていいのか。本当に、涙が絶えない、感ずるだけでございまして。簡単でございます。時間もございませんので、ご挨拶を略いたしまして、ただいまここにさらしの通りでございます。山中鹿之助、大阪陣のアマコ十勇士味方集めのオソモツでございます。しばらくの間、ごカンコウ願っております。早速ながら始まりでございます。」 【本編】 つらつらと密かに、雲見るによってギシンなくして誇るもの。ついに天皇の加護をこうむり、うちにはサンクウゴジョウの気をあらわし他にはバンキの、政を正しくし万民テンゴンを重んじ、君の恵はいさかたのものヤシマの、他に曇りなく月の都は道広く、収まる身をこそめでたい。音にも聞こえし都ガタに隠れ無き、ナカノ中納言の息女、その名もタカキココノエ姫君。ヒョウチュウゲン のイチベイが戻って来るかワガツマ様の、便りかと指折り数えてまちたまうかる。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【4:42】 ハシマここにチュウゲン、鹿之助様の住処は行く。にも諸国を巡り味方を集めてお歩きであろうかと心を痛めて回り巡って、通れ来るのはカンムタジマの国境、大叡山の麓。麓のお方になれきれば、ゆめの方には小さな茶店ある。茶店の表を通りゆかんとしたが、ほっとばかりに気が付くチュウゲンのイチベイは行く足をとどめて、 「待てよ。あぁ見てやればいい香りがしているなぁ。この香りが鼻にはいった限りは、この店の前通り抜けてゆくことがならん。生まれついての病気というのかい。姫君様のお言葉には、ワガツマ様のひざ元まで参るというまでは、いかなることがあっても一滴でも飲んではならんと酒は禁酒されました。しかしながらこの匂いが鼻に入り込んだところじゃあ、どうもここを通り抜けることが、足が通わんわい。よし、一合だけのんだらさほど、うーんそうじゃなあ。一合だけ飲んでいこう。一合だったら、何この使いに仕損じしたるなんか失敗はないはず。大丈夫だい! こんにちは。亭主」 「いらっしゃい。はあどこの奴さんでございますかい。まあアバラヤともおいといなく、よおこそお立ち寄りくださいました」 「何かいい魚があるか? 」 「へえ、これはもう奴さんお見掛け通りで。このキンジツの中にあるだけでございましてなあ。山の中でまぁいい魚というてもお手に入りませんので」 「あり合いで結構じゃ。一合熱燗でやってくれ」 「へへぇ、熱燗でよろしうございます」 「暫時お待ちくださいませ」と、一合のお酒を燗つけて持ってまいりました魚とも。 「はあー、どうも亭主ありがとう」 相手なく一合の酒をただ一人で独酌でついでは飲み、ついでは飲み。まもなく一食一合の酒を飲みほした。 「ああ、一合じゃどうもこれはあと口の悪いわい。ああ、しかしお姫君様の飲んでならんとおっしゃる。よし! もう一合、すまんが亭主急いでくれ」 「へい」 また一合持ってきましたやつを、飲んだところ、 「どうもこれは舌うちの残るなぁ。アハッ、アッハハハ。一合、一合じゃあ俺はすまんなぁ。うん、そう。しゃあ、やー拙者も侍の家に奉公している限りは、武士はサンゴンとゲロウサンゴだ! ナカノとこでサンゴ。おい亭主、もう一合つけてくれ」 「へい、よろしゅうございます」 一合が三合でよかったら、なんの騒動はできませんがお客様。いたって酒好きというものは、なかなか腹いっぱい飲まなくては離れにくい。もう一合、もう一合と熱燗でもって八合の酒を飲んだ。時はいつであるならばちょうど九つの時。昼食時間でござりますので、お腹はずいぶんすきます。それに飲みました酒が八合でござりますから、酒のイトコが全体に巡って、 「はあー愉快だったなあ」 店のハナにころりと倒れて腕枕。いかなるシラカワ、ダイカイモウ。夜船でくだる高いびき。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【9:49】 話が変わりまして、向こうの方から一人の男が、小箱をもってそこを通る。 「やあ、いつもの店じゃ。拙者も一合飲んでいこう。亭主よろしい」 「へへぇい、まあどなた様かと思いした、毎日、毎日の大旦那様。どうもありがとうございます」 「一合つけてくれ」 「へぇい、よろしゅうございます」 この男もまた同じ一合、一合で七合ばかりのんだ。同じ枕を並べまして、互いに木箱をそこに収めまして、ころりと倒れてしまった。どちらがいつまで眠るかわからない高いびき。ひょっと目を覚ましましたのがココノエ姫の家来 「おや? なんじゃあこりゃあ。とんでもねぇことになった。あーしまったなぁ。もうお日様が、お西の山にお隠れになっておるぞお。とんでもねえことになった。こりゃあ、こういうことになるから姫君様が酒は必ず一滴も飲むなとおっしゃった。それなのに。よし、今のうちに急いだなら。おい亭主、勘定」 「へいへいよろしゅうございます」と、勘定をすましまして。表に出ようとする、そのとたんにあまりに寝過ごをした。寝過ごしたからしかたがござりません。自分の木箱を取らずして、向こうの人の木箱を取ったそのまんま。鹿之助の住処はどこあろうか、いづくにおいであそばすかと。チュウゲンが一生懸命に急いでいく。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【11:37】  変わる話はあとに残った一人の男。これは大叡虎丸と申しまして、大叡山に住処をいたす山賊の手下でございます。この手下がこの木箱がどういう木箱かと申しますると、ミシマの沖に海賊船に三百余騎の手下を集めて、沖から陸にかけまして働くカイロ。その名もミシマおしんというお人と、大叡虎丸のチョウホンとちょうどこの旅は江戸を参勤交代。日本六十余大名が御用金をもって天下におさまるところでござりますから。沖と山とをかけて連絡をいたし、互いに手を尽力いたしてこの金をとってやろうとのデンラクモウ便りの手紙でございます。それを、姫の手紙と取り間違えまして急いで参りましたが、話はここに預かっておきましてココノエ姫。

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【12:51】 一か月も二か月もたってもゲロウが戻ってこん。かわいそうなことを。まあ殺されたのであろうか。または、どうなったのであろうか。今日はあのチュウゲンが帰って来るであろうか。明日はワガツマ様の便りかと。ヒデトクが嫡男の、便りもさがんなしなるしのことに、ココノエ姫は乳母のおシゲにむかいのおの、いかにもシゲ承れ。チュウゲンが必ずワガツマ様の便りもなきゆえに、我は今日よりワガツマ様を、頼りてまいる大儀であるが供の用意をたせよと。人が答えて乳母のシゲ。かの前とは思えども主の言葉に是非もなし。早く用意をいたし、都を後に主従二名。ワガツマ様をかよでいう。急ぎたまえば、道をノブカとフカキテなし通り、クルウのくわ大叡山。山の麓をしづしづと両名は。来る頃は時々過ぎてミシマの時間で申せば約九つにも間近えころ。音にも聞こえし虎丸の手下、五十名ばかり出張いたしたではいしょうと通りゆく。タリチョウになりければ、いとて挨拶をのいんなんなく通り抜け三間、五間と向こうにお進み給うそのころに、一党の物が立ち上がり。 「よう兄弟」 「どうしたんでぃ」 「どうしたってい、今の女め。え? 今の女、なかな器量のすぐれし女だ。どうだい? 少々金を持っている。このままこいつ生け捕って、岩屋に連れ込んでやろうではないかい」 「屋に連れ込んでどうしたい」 「どうするって言ったってお頭様もダラクシンだ。お気に入ったらお頭様の本妻」 「なるほど、行け、行け! 」 「あいやそこなる女しばらく待て。待てというのになぜ待たん。待てというのだ」 「はあ、お揃いの皆さま。何か我々に御用でも? 」 「ようなくして足止めはいたさん。用があるから通行止め頼むのじゃ。そなたたちはここを一体どこと思って通っておる? ああ? ここは大叡虎丸様の出番所。詰めの関所番所とはことかわる。詰めの関所番所が往来切手手紙で通られるが、この番所ばかりは切手手形では通られん。なんじどもが持ったる着物から、ええ? なにかしらネルをいうくか、またいかなる宝か知らん。ああ? 持ったる金が少々、三百ぐらいは見えている。それとも着たる衣服をそっくり脱いで丸裸で、通れば命だけは助けてやる。それを脱がん、収めんとあるならば助かることはならんぞ」 「はい。よくわかりました。しかしながら、女というものは恥ずかしいものでござります。持ったる荷物とお金だけは皆差し上げましょう。着たる衣類だけはどうぞお許しくださりまし」 「なにを抜かす。その衣服が第一の問題だ。それを脱いでゆかねば収まるところ、ここを通すことはまかりかなん。否、脱がんとあったらこれを食らって往生するか? 渡せば極楽、渡さねば地獄。地獄と極楽の二道。どちらに行くか女ども返答せよ」

    • @ソラスケ-y1m
      @ソラスケ-y1m ปีที่แล้ว

      【19:27】 刃を抜いて突きつければ、乳母が、何をぬかすか山賊と。女の魂、クサをずらりと抜いて切り込めば五十名の手下の面々、何をさつか山賊どもに、手向かいするとは片腹痛いそこを動くなと切り込んでしばらく、火花を散らして戦こうたが、何も両手を女ばかりのことならばがんじがらめにからめとり、 「よお、じたばたするな。じゃあ、こちらに来いよと」 否が応ともいわさずに主従二名をからめとって、虎丸の岩屋につれていく。 「お頭様。ただいま帰りました」 「おお、寒いところどうもご苦労、ご苦労。今宵の商売はどうだ」 「へぇ。かなりでございます」 「かなりとは? 」 「へぇ。実はこうこうこういうわけで。お頭様のお気に召さるならば本妻。いかかでござりましょう? 」 「うーん。しからばこの女はどこに? 」 「へぇ、表におります」 「表じゃわからん。これに通せ」 承知をいたしましたと、頭の虎丸の前に両人の女を、眼下に見下したる虎丸のチョウホンガオ。 「ほー。なかなか良い奴。うーん。こういう玉物は生まれて初めて見るのじゃ。余はいかにも女ども、なんじどもはこの岩屋に連れ込まれてからは命はないところ。しかしながら、ソレガシの女房にならぬかの? 女房になれば極楽。ならねば地獄じゃ。どうじゃ? さらに二言はあるまいが返答いかし」 と詰めかけられて、ココノエ姫は、 「申し上げますお頭様。私には深い大望がござります。どうぞこのまま見逃してくださりませ」 乳母のおシゲも一部始終に、断りを申しましたが、なかなか聞き分けない。 「やぁ、どうでも嫌と申すか。よーし。しからば野郎ども。あの秘密の穴倉にぶち込んでしまえ」

  • @microslip
    @microslip ปีที่แล้ว

    英語のコメントが多いのにびっくり

  • @sohrabsadoddin3056
    @sohrabsadoddin3056 ปีที่แล้ว

    Unfortunately, I do not understand the language and meaning of the poem " Beautiful voice instrument and singing with clear emotions, rich and natural ' thank you... .

  • @Fammy__
    @Fammy__ ปีที่แล้ว

    きっとヤバイ妖怪やろな(^ω^)

  • @nanashino.gonbe-
    @nanashino.gonbe- ปีที่แล้ว

    山鹿良之さんリスペクトは嬉しいけど持ってるの中国楽器のピーパやんけ

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari ปีที่แล้ว

      わかるでぇ、その気持ち。 撥はな、筑前琵琶の撥なんやで。

  • @justhesuntheseandus
    @justhesuntheseandus ปีที่แล้ว

    Moi quand je suis bourré avec ma guitare😂

  • @OhayouMinasan
    @OhayouMinasan ปีที่แล้ว

    火野正平も好きだからおどろいた

  • @mikomiko7105
    @mikomiko7105 ปีที่แล้ว

    琵琶好きなので元ネタの方を知ってましたが、こんなオマージュに仕上がってるとは! かっこよすぎ🎸

  • @AbAb-th5qe
    @AbAb-th5qe ปีที่แล้ว

    The most amazing, knarly blues performance I've ever heard. Stunning!❤

  • @RonHoward2008
    @RonHoward2008 ปีที่แล้ว

    I turn him into a bean and eat him

  • @miso_ra_men
    @miso_ra_men ปีที่แล้ว

    元ネタ、ふと琵琶法師の動画ってあるのかなって前探してた動画やんけ、、 ミレパ使ってたのか、、すげぇ感動した

  • @bokkore.bianko.captain
    @bokkore.bianko.captain ปีที่แล้ว

    かっこいい👍毎晩聴いてます。

  • @GordiansKnotHere
    @GordiansKnotHere ปีที่แล้ว

    Perfect music for a terrible hangover!

  • @DonovanMann
    @DonovanMann ปีที่แล้ว

    Magnificent performance.

  • @留年宿儺
    @留年宿儺 ปีที่แล้ว

    元ネタあったのか、、すごいな。

  • @Ashi8No8Yubi
    @Ashi8No8Yubi 2 ปีที่แล้ว

    ありがとうございます!

  • @dylannequizia7103
    @dylannequizia7103 2 ปีที่แล้ว

    What is he saying?

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari 2 ปีที่แล้ว

      This is part of the story "Oguri Hangan". "Onikage" is the name of the horse. This is the scene where people ask Yokoyama to do something about Onikage's rampage in the street.

    • @barefootarts737
      @barefootarts737 ปีที่แล้ว

      ​@@kotaro_biwagatari my girlfriend from Turkey says "it's always about a horse".

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari ปีที่แล้ว

      @@barefootarts737 That's right! I'm talking about a runaway horse. The name of the rampaging horse is "Onikage".

  • @ki5405
    @ki5405 2 ปีที่แล้ว

    年末に琵琶聴きながら、年を越します! アップありがとうございます!

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari 2 ปีที่แล้ว

      ありがとうございます! 良いお年をお迎えください!

  • @wheelyflac
    @wheelyflac 2 ปีที่แล้ว

    This sounds crappy but I like the instruments sound

  • @ebishideEFG
    @ebishideEFG 2 ปีที่แล้ว

    千手地藏菩薩

  • @maxbetstudios4374
    @maxbetstudios4374 2 ปีที่แล้ว

    TA MEIO DESAFINADO!

    • @kotaro_biwagatari
      @kotaro_biwagatari 2 ปีที่แล้ว

      Bossa Nova?Não, é um dos sutras do budismo japonês.

  • @良子成田
    @良子成田 2 ปีที่แล้ว

    あんたがたどこさ~

  • @リオレイア希少種-g6h
    @リオレイア希少種-g6h 2 ปีที่แล้ว

    怪異(確信)