葛兆光 上海復旦大学文史研究院院長 2014.11.10

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  • เผยแพร่เมื่อ 10 พ.ย. 2014
  • Prof. Ge Zhaoguang, Fudan University, Shanghai, China
    第26回アジア・太平洋賞大賞を受賞した『中国再考―その領域・民族・文化』について話し、質問に答えた。国家間の諸問題には歴史が深く関わっている。理性的に歴史をみつめて、他者を尊重していく姿勢が大切であると、強調した。
    司会 坂東 賢治 日本記者クラブ企画委員(毎日新聞社論説室専門編集委員)
    通訳 大森喜久恵 サイマル・インターナショナル
    会見詳録(文字起こし全文)
    www.jnpc.or.jp/...
    日本記者クラブのページ
    www.jnpc.or.jp/...
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    記者による会見リポート(日本記者クラブ会報12月号に掲載)
    「中国の夢」大国主義へのうねりに謙虚さ求める
    安倍首相と習近平主席による日中首脳会談が2年半ぶりに北京で開かれた当日、『中国再考 その領域・民族・文化』の著者で中国歴史学者・葛兆光氏の会見は、タイムリー、しかも聞く者の知力に挑戦するすぐれた内容だった。
    会見前に同著を一読したが、中国本土は言うに及ばず、日本、韓国、ベトナムなど周辺国家の歴史的文献、たとえば日本におけるアジア思想の変遷まで精密に読みとく博覧強記ぶりと、そのうえに構築された結論に魅了された。
    会見では、この著書をベースに、冒頭から領域、民族、周辺国家、アイデンティティーというキーワードで、中国が当面する「十大麻煩(困難)」すなわち、韓国、日本、ベトナム・フィリピン、内外モンゴル、新彊ウイグル、チベット、台湾、インド、国内少数民族、香港に絡むホットな諸問題を提示。
    中国の国力増大に伴い、習近平主席が掲げる「中国の夢」に代表され、アヘン戦争以来の屈辱をはらそうという中華民族の復興、大国主義への大きなうねりに対し「世界第2の経済力といっても中国人民は14億人。1人当たりの所得は低い」「貧富の格差も甚だしい」と指摘、国際的にも、謙虚さ、低姿勢を求める「中国の理性」を感じる1時間半だった。
    中日新聞社相談役
    大林 主一

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