【小説家らしき人物の部屋】読書部屋と秘密基地っぽい書斎のルームツアー|room tour

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  • เผยแพร่เมื่อ 28 ส.ค. 2024
  • 折原です。今は怪奇小説を書いています。
    ものおきを模様替えした本を読むための部屋と、こじんまりした屋根裏書斎をご紹介します。
    窓がない部屋で読書なんて、という方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は薄暗く、閉じ込められた感覚のあるこの部屋がものすごく落ち着きます。
    せっかく文字の掲載が許されている概要欄ですので、動画内でちょこっと喋っている【田舎町を舞台にした怪奇小説】の冒頭をほんの少しだけ載せておきます。このまま行くかどうかは不明、変更の可能性高めですが、ご興味のある方は読んでみてください↓↓↓
    『響』 折原圭
    1.踊る生臭坊主
    踊る生臭坊主がいる。
    家の中で虫を見かけたら、あ、いる、と思う。そんな感じで、視界の中央に踊る生臭坊主がいる。あ、いる、と思う。どうしよう、と一瞬思う。飛蚊症を疑う。目の中のゴミのような坊主。見た目の話だけじゃなくて、存在のどうでも良さがゴミのよう。ただ坊主はゴミでも目の病でもなく確かに命としてそこにいる。急にクローズアップ。熊のように太っている。頭は剃り跡で青く、濃い無精髭が顔の下半分、どころか、下って、下って、首まで生い茂っているのが汚らしい。頭部の上下が反対についているのではないかと思う。私はこいつといるのが苦痛だった。家の中に虫がいるときのような不快。あ、いる。ただ存在するだけで日常に身の置き所がなくなりそうになる不安。あの小さな黒いシミたった一つなければ、私の日常は日常のままだったのに、という憤り。存在を知れば最後、無視することができず、どんどん存在感が高まっていく。額から粘度の高そうな汗を噴き、強く食いしばっている口元には唾が溜まっている。何を必死に舞い上がっているのか。何を阿呆みたいに踊り狂っているのか。私は知っているようで知らないし、知らないようで知っている。

ความคิดเห็น • 6

  • @kpp7233
    @kpp7233 4 ปีที่แล้ว +5

    おわ………
    とてつもなく素敵なチャンネルを見つけてしまった…………………………
    こんなお部屋憧れる……………

    • @kei-orihara
      @kei-orihara  4 ปีที่แล้ว +2

      折原です。とてつもなく素敵とは……恐れ入ります。ありがとうございます。元は物置のお部屋で、冬の間コツコツ作った読書部屋なので、憧れると言っていただけるととても嬉しいです。

  • @mamemazesg
    @mamemazesg 3 ปีที่แล้ว +4

    なんじゃこの部屋!
    味があっていい!、!!!

  • @kenta2998
    @kenta2998 3 ปีที่แล้ว +4

    落ち着いて読書ができそうでいいな

  • @monobe6918
    @monobe6918 4 ปีที่แล้ว +2

    怪奇小説の続き気になりすぎます…。
    折原先生の部屋をみて、色味のせいか花蟲さん(クリエイター?)の ひとりだけの部屋っていうアニメを思い出しました。すんごく素敵ですね。
    自分の部屋もこんな風にしたいなぁ
    花のフレームありに一票です🙌笑

    • @kei-orihara
      @kei-orihara  4 ปีที่แล้ว +2

      折原です
      続きが気になると仰っていただき、書く意欲がわいて参りました。また断片的に中身を掲載させていただきますのでぜひ読んでみてください。
      不勉強でして「ひとりだけの部屋」という作品のことは知らなかったので、急遽先ほど拝見致しました。
      僕の好きな世界観で、少しでも連想できる空気があったのなら光栄です。素晴らしい作品を教えていただきありがとうございます。
      フレームあった方が良いとお思いですか。ならばこのままにしようと思います。貴重なご意見、ありがとうございます。