【バイノーラル録音】ハイブリッド気動車/HB-E210系/仙石東北ライン/仙台駅～塩釜駅/走行音/Hybrid Train/Sendai Sta.～Shiogama Sta./Miyagi,Japan

[ステレオのヘッドホンやイヤホンでお聴きください]
　仙石東北ラインHB-E210系気動車の、仙台駅から塩釜駅までの走行音です。運転席に近い座席で収録しています。
　ディーゼルエンジン発電機の電力と、搭載された蓄電池の電力との組み合わせでモーターを駆動して走る｢シリーズハイブリッドシステム｣を搭載した気動車です。日産自動車のe-POWERも似たようなシステムです。車両1両につき直列6気筒15.2L、450馬力ターボディーゼルエンジンを1基、95KWモーターを2基搭載します。
　通常の気動車とはエンジンの回り方が異なります。蓄電池のエネルギーが減り充電を要する際や、高速走行などでモーターに大量の電力供給が必要な際などにエンジンが起動します。
　発進時はノッチが入ってもエンジンは回らずにモーターだけで動き始めます。少し経つと、エンジンが起動して発電を始めます。エンジンは発電用なので列車の走行速度とは関係なく、その場面に応じて発電のために最適な回転数を維持しながら回り続けます。
　仙台駅から約13分間の走行中、エンジンは5回起動し、計3分14秒間の発電で、4分の1の運転時間でした。
[録音：2023年6月]
・映像中の地図は国土地理院HPから引用しています。
・映像中のハイブリッドシステムの構成図は、Wikipediaから引用しています。
ja.wikipedia.o...
・音声、映像の二次利用はご遠慮ください。
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