ジープラングラーアンリミテッドの認定中古車は、多少高く感じても実際にはお得？｜2015年型 ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ

「予算400万円で中古アメ車を買う」の14台目。
今回紹介するのは、先代（JK）のジープラングラーアンリミテッドの中古車です。
車両の詳細は下記の通り。
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2015年型 ジープ ラングラー アンリミテッッド スポーツ
・車両本体価格：358万円
・車検：令和4年9月
・走行距離：3万4108km
・排気量：3.6リッターV6 DOHC（Pentastar）
・ミッション：フロア5AT
・駆動方式：パートタイム4WD
・ボデイカラー：ホワイト
・内装：ブラック
・正規輸入車・ジープ認定中古車
・Jeepスキップローン適用車
昨年（2020年）、FCAジャパンのODS（オフィシャルディーラーサイト）のコンテストにおいて日本一となったジープ新百合ヶ丘店の在庫車を取材させていただきました。
アメ車ワールドのニュースリリース用の撮影で同店にお伺いしたのですが、せっかくなのでジープの認定中古車を撮影したいと考え、同店の店長に打診したところ「どれでもお好きな車両を撮影していってください」と快諾いただいたので、豊富な在庫車の中から、筆者の好みに合う車両を2台ほど選ばせていただきました。で、これが1台目。
ジープラングラーアンリミテッドは、先代となるJK型もまだまだ高値安定。というか、現行JL型の中古車は、まだ少ないし、あっても新車との価格差が小さいこともあり、中古車マーケットでは未だにJKが流通の中心となっています。
中古車というのは人気の高さと売値の高さがシンプルに比例します。人気が高ければ買取額やオークション相場（要するに仕入れ値）が高くなり、結果として売値は高くなります。
シボレーコルベットと並び、アメ車の中では圧倒的に人気の高いジープラングラーは、高値安定の代表みたいなモデルであり、中古車になったからといって簡単には値段は下がりません。
事実、今回取材した車両は、6年落ちで走行距離は3万kmを超えていますが、車両本体価格は358万円。新車時の価格が396万3600円ですから、驚くほと値落ちしていないのが分かります。
ジープラングラーというのは、歴史の長さ、知名度の高さ、オフロードでの走破性など、世界一と言っても過言ではないクロカン4WDの名車です。「オンリーワン」という言葉がぴったりのクルマであり、これといった同格のライバルも存在しません。
かなり特殊なモデル（というか、特別な存在）と言えるので、普通の乗用車と比較することは出来ないのですが、それにしてもジープラングラーの中古車マーケットでの強さは異常な程です。
普通、ここまで高値安定のモデルは、中古車購入時には「お買い得感が薄い」クルマという事になるのですが、ジープラングラーの場合は少し事情が異なります。というのも、中古車もまたリセールバリューが高くなっているからです。
例えば今回紹介している2015年型ジープラングラーアンリミテッドスポーツを、今すぐ購入するとします。そして、何年か後に乗り換える場合、その時の「下取り額」や「買取価格」は、現在同じ358万円で購入できる他車種の中古車よりも圧倒的に高いはずです。それどころか、現在350万円前後で新車購入できる国産車や輸入車よりも高い可能性も低くありません。
中古車相場が高く、一見お買い得感が薄く感じるジープラングラーですが、普通の輸入車の中古車購入時より少々割高に感じたとしても、実はトータルで考えればお買い得になる可能性が非常に高いわけです。
もっとも、クルマの購入というのは、最終的には「自分が何を求めてクルマを買うのか？」が重要であり、割安感がどうだとか、リセールバリューがどうだとかといった「損得勘定」というのは二の次にすべきだとは思うんですけどね（笑）
と、前置きの方が長くなってしまいましたが、動画中でも言っている通り、この車両はかなり魅力的です。
仮に筆者がジープラングラーアンリミテッドを買うとしたら、たぶんこの車両みたいな中古車を選択すると思います。
具体的に言えば、一番シンプルでベーシックな『スポーツ』で、マイナーチェンジ後の『3.6リッターV6エンジン搭載車』で、可能であれば『ジープ認定中古車』で、コミコミで400万円以内で収まる『JK』。
もし筆者がラングラーを購入する場合、家族がいるので車内スペース的に2ドアは厳しい＝4枚ドアのアンリミテッド。せっかくジープに乗るんだったら山や川にも乗っていきたい（筆者には登山の趣味もあるので）＝オフロードも走る＝気兼ねなく乗れる中古車が良い。仕事にも使う＝距離を乗る＝動力性的に不満を感じないペンタスターが良い。ついでに、あまりにボロいクルマでクライアントには行けない＝内外装がそこそこ綺麗な方が良い。といった事が理由となります。
当然ですが、上記はあくまでも筆者の場合であり、この辺は人によって違うと思います。ジープラングラーというのは、選択肢の多いモデルなので、購入を検討される方は、自分自身の購入条件や、それらの優先順位をよく検討して決めると良いと思います。
あと、ジープラングラーに関しては、今後も簡単には値段は下がらないと思いますので、買いたくなった時が買い時。条件に合う車両が出てくるまで気長に待つのも良いし、色々な物件を見て回って、その中から一番気に入った車両を購入するのも良いと思います。
◾️取材協力
・ジープ新百合ヶ丘
（株式会社東名横浜グループ）
shinyurigaoka.jeep-dealer.jp/...
TEL / 044-576-2711
住所 / 神奈川県川崎市麻生区古沢87−４
・ジープ相模原
（株式会社東名横浜グループ）
sagamihara.jeep-dealer.jp/jeep/
TEL / 042-757-0555
住所 / 神奈川県相模原市中央区清新2丁目6-2
・ファイブスター東名横浜
gmc-cjd-ty.jp/cdj/
◾️撮影＆編集：田中享
◾️アメ車ワールド
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