【本番約2週間前🎹自宅での演奏】ラフマニノフ:前奏曲『鐘』Op.3-2|Rachmaninoff: Prelude cis moll Op.3-2 |中学2年生(撮影者:本人)
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- เผยแพร่เมื่อ 14 ส.ค. 2023
- 本番2週間を切った頃の自宅練習中の演奏です。
前後しますが、前回投稿の羽田空港ストリートピアノ演奏の数日前の自宅演奏です。
※空港ピアノでのラフマニノフの演奏はこちらからご覧いただけます
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演奏者本人が撮影していた映像をもらいました。
この日は目的を持って取り組んでいました。
息子が0歳の頃から弟のように可愛がってくれていた2つ学年が上の幼馴染が遠く離れた地から以前住んでいた横浜に遊びに来ていて、久しぶりにみんなで会えることに。
本番が近いけれど、その子に会えるのはその時だけ。
しっかり練習もするというや約束で長時間の日も含みますが外出を許可する日を数日作りました。
やはり目的があると張り切りますね。
大人でもそうですよね。
この練習のとき、私は愛犬と寝室で待機していました。
余計な事を言わないためです。
中学2年生、思春期。
自我の確立への向け身体だけでなく心がグンと急成長する時期。
やりたいこと、やらなければいけないこと、プライド、出来ないことへの悔しさ、葛藤、色んな感情がうごめく頃でしょうか。
まさに成長の証。
とは言え、1番遠慮のない関係の母子はちょっとした言葉掛けによりピリピリしたり衝突することも。(ありがたいことにピアノ以外のことで喧嘩はした事はないのですが。)
見方を変えれば、互いに甘えられる存在。
何があっても許してもらえるという過信と甘え。
子だけでなく親も同様。
お互いに疲れたくないのでこちらがその場を離れるようにします。
今までも書いてきましたが、反抗期(心の成長期)が始まって以来、適度な距離感と見守り方や干渉・口出し頻度を模索する日々ですが、本当に親の出番は極々少なくなって来ました。
練習を聴けば言いたくなる、でも我慢。
最近ではここぞという時以外は敢えて聴かないようにしています。
先生から受ける御指導を出来る限り自分自身で噛み砕いて欲しい。
手取り足取り転ばぬ先の杖になろうと思えば強行的にでも出来なくはないですが、それでは子も母も成長がない。
そして今は愛犬もいますから、その仔にも気配りは必要なわけです。
今わたしがさせてもらっているサポートは、厚かましくもいまだにレッスン室に同室させていただき楽譜にメモを取る(余裕があれば並行してノートにも)。
良くも悪くも息子はレッスン中にほとんどペンを取りません。
ペダルのアドバイスや要所要所重要事項は自分でコピー譜に書き込みをしてもらいたいですが、どうもレッスン中にはあまり自らは書きたくないそうです。
自宅で復習中に書く、と。
ですので私の方で先生が発せられた一言一言を自分なりに噛み砕き整理しながら、時にアタフタしながらも楽譜にせっせと書き込んでいるのです。
最初は赤ペン。
次の週には緑色。
そのまた翌週には青色。
音間違いや何度教わっても直らないことなどは太字の赤。
どんどん書き込みが増えますので、最低でも4回目のレッスンでは新しいコピー譜に変えます。
逆に毎回新しいものは持っていきません。
前回、前々回に教わった内容を確認しながらレッスンでの最初の通し演奏を聴きたいからです。
弾くのは本人ですが、まあ考えながら書くわけですから頭では私の方が理解できているでしょう。
ですが私は全く流暢には弾けません。
いいところ息子がいつまで経っても直せない箇所の部分練習を自宅で弾いて見せる程度です。
息子の足りない部分を自宅で補うためのサポートの一環として、レッスンメモを書いたその譜面を息子に渡します。
それと照らし合わせながらレッスンで録画させていただいた動画で本人が復習するといったスタイルです。
そのメモもどこまで見てくれているか実際にはわかりません。
でも10あるうちの1でも見てくれたらヨシ、と私自身減点方式のハードルをグンと下げ、普段は練習している部屋にあまり入らないようにしています。
小学生の頃のようにはいきません。
長時間一緒にピアノに向かっていた日々が懐かしいです。
時に目の前に人参をぶら下げることも。
良いのです、相手はまだ生まれて13年目の子どもです。
もう中学生、まだ中学生です。
もちろん自立しているお子さんも沢山いらっしゃると思います。
ウチは手がかかるんだ、それも個性、関わってやれる事があるなら、サポート出来る事があるならしてあげれば良いだけ。
よそと比べることもない。
13歳。この先まだまだ長い。
自分(私)が完璧でないのに我が子に完璧を求める、これは亀にウサギのように走れというような事かもしれません。
今この音楽を
学んだ内容を完全に理解しなさい…などと思っても
大人のようには無理です。
人生経験も違います。
もちろん子どもの可能性は無限です。
親がその限界を決めるのも勿体無い。
それでも現実と夢の狭間を行き来しながら時に冷静に。
親も時に夢見る事は大切ではないかと思います。
最初から諦めらたら何にもなりません。
ですからいつも取り組む曲も少し背伸びしたところを目指したいです。
休息も必要、人間ですから。
オーバーヒートしないように、焦らずオンオフ、緩急をつけて人間らしい生活の中でピアノを続けてもらいたい。
部活、趣味、遊び、ゲーム、それらを犠牲にしたところで本当に豊かな音楽は奏でられるのでしょうか。
色んな経験をしたからこそ感じられる、表現出来る幅は広がるような気がします。
1日の大半を学校、勉強机、ピアノをほぼメインに過ごす…、確かに知識は増え指も回ることになるでしょう。コンクールでの受賞にも繋がるでしょう。
親としても真面目に取り組んでくれていれば安心かもしれません。
もちろん本人が望み満たされているならそれで良い。
でもやらなきゃいけないという縛りを作り、そこから飛び出せないでいるなら本当にそんな我が子の姿を見て心から満たされるのか。
私はそうではない。
少々無理なスケジュール調整を要しても遊ぶ時は思いっきり遊んでもらいたい。
子どもがイキイキしている姿や表情が見られるのは何よりの幸せ。
自己満足かもしれないけれど、人生は限られている。
大人も子どもも、仕事も遊びも趣味もやるなら全力で楽しみたい。
遊んで満たされたあとは言わなくても頑張るんです。
子どもも動物も目の前のことに100%で生きています。
日々多くを教えられます。
こちらもオンオフしっかり切り換えていきたいと思います。
時代は昭和ではなく令和。
昭和生まれの大人の思い込みや価値観をわたし達よりも30年程進化した形で生まれてきている息子たちの世代にまるごと押し付けるのは正しいとは思えない。
こちらも少し違う視点で世の中や自分自身を見つめなおしてみる。
これが正しい、これが良い、常識、と思われていた事は本当にそうなのか?
それが自分の心で納得出来ていることなのか?
今の時代を生きる思春期の彼らの気持ちに寄り添ってみる。
大人の方が置いていかれないように進化し続けたい。
生きた化石にならないように。
毎度の長文、お読み下さりありがとうございます。
(短文で簡潔に書けるようになりたい…。でもこれも自分の個性、このままでいいか。)
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⁂本日のことば
こどもや動物の在り方から
本当に大切なことを大人が学ぼう
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