よみがえれ！Stork～オリジナルメンバーによる修復の記録～

日本の大学生たちが作ったストークは、1977年1月2日、世界記録を更新した人力飛行機です。かつては、上野の国立科学博物館に零戦とともに20年間展示されていました。展示期間は1979年11月1日から1998年11月3日です。展示終了後は、筑波の収蔵庫で国の永久保存の飛行機として大切に保管されていました。
骨組みにはバルサ、外皮は手漉き和紙（雁皮紙）を使用し、芸術品のように美しくて繊細なストークは、とてもデリケートな機体です。
その取り扱いは専門知識がないと困難なので、収蔵庫では国立科学博物館から運搬したときの状態、すなわち分解後、厳重に梱包されたままの状態で保存されており、半永久的に再展示は難しいと思われてきました。
しかし、昨年3月、科博廣澤新航空博物館の新設によって、ストークの再展示が決定し、この再展示に向けて、チーフ設計者の石井潤治氏を中心としたオリジナル製作メンバーによる奇跡的な修復が施されました。
修復期間は2021年8月17日～2021年10月17日の2ヶ月間、場所は新航空博物館を内包する茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティで行われました。
石井潤治氏の呼びかけに応えて集まったメンバーたちは、このザ・ヒロサワ・シティのロッジに泊まり込み、46年ぶりの作業に没頭しました。
唯一の部外者である私（おおえとしこ）は、メンバー（平均年齢67歳）の食事作りと修復の記録を受け持ちました。
この「よみがえれ！Stork～オリジナルメンバーによる修復の記録～」は、今回の修復と46年前の製作飛行を織り交ぜながら、私の視線で制作した短編記録映画です。
映画作りは素人の私で、多々、お見苦しい箇所があると思いますが、ストークのことをたくさんの人に知っていただきたく、また、ストークのことが永らく日本人の心に残りますようにと、願いをこめて作りました。
最後に、この映画を作るにあたり、資料の提供や取材に応じてくださったオリジナルメンバーの方々、日大飛行機好きの会の方々、その他、たくさんの人たちのご厚情に感謝します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022年10月18日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おおえとしこ

[@yuji1968100]

小学生の頃、この機体を雑誌で見ました。おすすめ動画に表示されていたので懐かしく動画を拝見しました。私は模型飛行機が好きでラジコン機制作、航空機のプラモデルを未だに制作してます。構造部分の繊細さが凄いですね。

[@user-ju5rk8tj9u]

先日美濃センセと
写真交換させて頂きました

[@maromaro2090]

テレビで見たよ　知られざる世界だったけ

[@user-tn7wu5eu3b]

飛行画像を大昔にテレビで見ました。まさしくこれですね。

[@user-lf4wh3ol4u]

英国のジュピターの記録を、日本の「ストーク」が破ったニュース。当時とても興奮した事を
思い出しました。翼を広げた「ストーク」、展示場所が見つかって本当に良かったですね。

[@sseim5654]

Magnificent airframe.