第２０８２話『２０２４年７月２２日の横浜家系らーめん輝道家水道橋駅前店！』

『鋳鉄製ボイラーについて』
温水ボイラーの温水温度は、120°C以下に限られる。
重力循環方式の蒸気ボイラーでは、給水管は、ハートフォード式連結法によって安全低水面の位置で、返り管に取り付けられ
る。
ポンプ循環方式の蒸気ボイラーの場合、返り管は安全底水面以下150mm以内の高さに取り付ける。
ウェットボトム式は、ボイラー底部に耐火材を必要としない構造となっている。
鋼製ボイラーに比べ、熱による不同膨張によって割れが生じやすい。
『ボイラーに用いられるステーについて』
平鏡板は、圧力に対して強度が弱く変形しやすいので、大径のものや高い圧力を受けるものはステーによって補強する。
管ステーは、煙管よりも肉厚の鋼管を管板に溶接又はねじ込みによって取り付ける。
管ステーを火炎に触れる部分にねじ込みによって取り付ける場合には、焼損を防ぐため、管ステーの端部を曲げする。
ガセットステーは、平板によって鏡板を胴で支えるもので、溶接によって取り付ける。
ガセットステーは、熱応力を緩和するため、鏡板にブリージングスペースを設けて取り付ける。
『ボイラーの吹き出し装置について』
吹出し管は、ボイラー水の濃度を下げたり、沈殿物を排出するため、胴又はドラムに設けられる。
吹出し弁には、スラッジなどによる故障を避けるため、仕切弁又はY形弁が用いられる。
大形及び高圧のボイラーには、2個の吹出し弁を直列に設け、ボイラーに近い方に急開弁、遠い方に漸開弁（ぜんかいべん）を取り付ける。
小容量の低圧のボイラーでは、吹出しコックが用いられることが多い。
連続吹出し装置は、ボイラー水の濃度を一定に保つように調節弁によって吹出し量を加減し、ボイラー水を少量ずつ連続的に吹き出す装置である。
自然循環式水管ボイラーは、高圧になるほど蒸気と水との密度差が小さくなり、ボイラー水の循環力が弱くなる。
強制循環式水管ボイラーは、ボイラー水の循環系路中に設けたポンプによって、強制的にボイラー水の循環を行わせる。
二胴形水管ボイラーは、炉壁内面に水管を配した水冷壁と、上下ドラムを連絡する水管群を組み合わせた形式のものが一般的である。
高圧大容量の水管ボイラーには、炉壁全面が水冷壁で、蒸発部の接触伝熱面が少ない放射形ボイラーが多く用いられる。
貫流ボイラーは、管系だけで構成され、蒸気ドラム及び水ドラムを必要としないので、高圧ボイラーに適している。
『伝熱について』
伝熱作用は、熱伝導、熱伝達及び放射伝熱の三つに分けることができる。
温度が一定でない物体の内部で、温度の高い部分から低い部分へ、順次、熱が移動する現象を熱伝導という。
空間を隔てて相対している物体間に、熱が移動する現象を放射伝熱という。
固体壁を通して、高温流体から低温流体へ熱が移動する現象を熱流又は熱通過という。
熱流は、一般に熱伝達及び熱伝導が総合されたものである
『ボイラー各部の構造及び強さについて』
胴板には内部の圧力によって引っ張り応力が生じる
薄肉円筒で胴板の厚さが同じ場合、周方向の引っ張り応力は軸方向の引っ張り応力の２倍である
楕円形のマンホールを胴に設ける場合には短径部を胴の軸方向に配置する
波形炉筒は平形炉筒に比べて熱による炉筒の伸縮を吸収でき、外圧に対する強度も高い
炉筒は鏡板拘束されているため燃焼ガスによって加熱されると炉筒板内部に圧縮応力が生じる
『鋳鉄製蒸気ボイラーについて』
暖房用ボイラーでは原則として復水を循環使用する
暖房用ボイラーの返り管の取付けにはハードフォード式連結法が用いられる
暖房用ボイラーの給水管はボイラーに直接接続しないで返り管に取り付ける
セクションの数は２０枚程度で、伝熱面積は５０㎠程度までが一般的である
多数のスタッドを取り付けたセクションによって伝熱面積を増加させる事ができる
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