2023.5.14 KBWC「NADAKA・ YOSHINARI VS PETNACON・SO PETTAWANY(吉成名高VS ペットナコン ) 」試合映像

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  • เผยแพร่เมื่อ 16 ส.ค. 2023
  • 2023.5.14
    KICKBOXING WORLD CUPin JAPAN/TOKYO
    第12試合 WORLD CUP 国際戦ムエタイ
    7,9ラジャダムナンスタジアムフライ級タイトルマッチ前哨戦 Sフライ級3分5R
    吉成名高VS ペットナコン ( NADAKA・ EIWASPORTSGYM VS PETNACON・SO PETTAWANY)
    君は吉成名高を見たか。
     通算戦績は53戦46勝6敗1分。まずはそのKO率の高さに注目してほしい。46勝のうち実に30のKO勝ちを収めているのだ。KO率はゆうに50%を超える。
     現在の名高の階級はフライ級(50.80キロ以下)。分類すると、軽量級に属する。かつてこのカテゴリーでKOは生まれにくいと言われていた。確かに重量級と比べたら判定決着が多かった。それは否定できない。だからこそ「軽量級はスピードとテクニックで勝負」といわれていた。それはそれで面白いが、ダウンやKOがあればもっと面白い。
     今年になってからの吉成のレコードを見てほしい。2月25日には3年4カ月ぶりにムエタイの本場タイのリングへ(コロナ禍で行きたくても行けなかったのだ)。そこで22歳のミライモンスターはハイキックによって3ラウンドKO勝ち。その勢いで4月には日本でのホームリングであるBOMでも3ノックダウンによるTKO勝ちを収めている。
     吉成は「ムエタイは判定決着が多い立ち技格闘技」という常識も覆そうとしている。もし彼にアンチがいるとしたら、「噛ませ犬を当てているのでは?」というやっかみの声も出てくるかもしれない。しかし、声を大にして訴えたい。吉成の相手は強豪揃いだ、と。 例えば、前述した2月のタイの舞台はムエタイを世界に普及する目的で開催されているビッグイベント『ラジャダンナン・ワールドシリーズ』。拳を交わしたパタックシンは前オームノーイスタジアム認定スーパーフライ級王者だった。そもそもタイでは実力が拮抗したマッチメークしか組まれない。
     その2カ月後、BOMで対峙したソンチャイノーイはS-1スーパーフライ級王者の肩書を持ち、昨年9月の初来日ではRISEで活躍中の塚本望夢から2回ダウンを奪った末にKO勝ち。今年1月には今年度からスタートしたONE Chmpionshipのルンピニースタジアム定期戦で左フックでダウンを奪った末に判定勝ちを奪っている。
     そんなソンチャイノーイも吉成の相手ではなく、3ラウンドに左ボディストレート、左ストレート、左ヒザで先制のダウンを奪うと、一気にラッシュ。ヒジとヒザの連打で2度目のダウンを奪う。最後は左飛びヒザ蹴りからの右のヒジ打ちで熱戦に終止符を打った。 だてに日本人選手として初めてラジャダムナンとルンピニーというタイの二大メジャースタジアムでチャンピオンになったわけではない。いったい吉成の強さの源は何なのか。ほかにも数えきれないほどの王座を奪取しているが、いまやどんなチャンピオンベルトより吉成名高という「個」の輝きの方がまばゆい。
     今夜のペットナコン・ソー・ペッタワン戦も、2020年のTOYOTA CUP(トーナメント)で優勝という実績を持つ実力者。しかもこのメインイベントは、来る7月9日に日本で開催予定のラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトルマッチの前哨戦として行なわれることになった。
     フライ級だからといって、KOがないとか、迫力がないとは言わせない。これまでムエタイにまとわりついていた負のイメージは吉成が全て覆す。
     君は吉成名高を見たか。 スポーツライター:布施鋼治
    www.kickboxingpa.org
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