「民間企業1口5000万円の加入金で10年施設を利用可」次世代放射光施設“ナノテラス”4月の運用に向け最終段階に 東北大学 仙台
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- เผยแพร่เมื่อ 2 พ.ย. 2024
- 物質を原子レベルまで観察でき幅広い分野の研究に活用が期待されている次世代放射光施設「ナノテラス」は、今年4月の運用に向けて整備が最終段階に入っています。東北大学青葉山新キャンパス内に整備中の「ナノテラス」。様々な物質の測定を行う「ビームライン」の調整などが進んでいます。ナノテラスは、太陽光の10億倍明るい光を使い、物質を原子レベルまで観察できるいわば「巨大な顕微鏡」です。医療や食品、自動車など様々な分野での活用が期待されています。去年12月には、蓄積した電子から初めて放射光を取り出す「ファーストビーム」に成功しました。量子科学技術研究開発機構 小安重夫理事長:
「それぞれのビームラインで(放射光を)最適化して目的にあった使い方ができるように整備していく」4月から運用されるのは7本のビームラインで、それぞれ特性が異なります。小笠原悠記者:
「こちらのビームラインは、エネルギーが高い硬X線を使用するということで、安全に配慮して実験装置は大きなハッチで覆われています。中には企業などが持ち込みで機材を入れるのも可能ということです」半導体や電池の研究には「硬X線」が、食品やプラスチックなどの分析には「軟X線」が適しているということです。民間企業は、1口5000万円の加入金で10年に渡って施設を利用でき、大手タイヤメーカーや製薬会社などが参加の意向を表明しています。巨大な顕微鏡のような役割を果たす放射光施設。燃料電池やタイヤに加え、薬や食品も原子レベルでの解析が可能になるとういうことで、私たちの生活に関する様々な分野で革新的な研究が進むと期待されています。
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