すべてのねぶたを見たい！ 青森ねぶた祭の運行方法を「2点スタート方式」に変更へ 全運行団体がコースを一周できるように配慮

８月の青森ねぶた祭の運行方法が変わります。青森ねぶた祭実行委員会は、２０２３年の「吹き流し方式」を一部改め、スタート地点を２カ所にすることを発表しました。
実行委員会では、２０２４年の祭りの基本方針が示され、運行方法の変更について承認されました。
２０２２年から復活した、一つのスタート地点から順番にねぶたを一周させる伝統の「吹き流し方式」。
コロナ禍を経て、制限なしで開催された２０２３年は、観客の混雑により、全団体が運行する日に６団体がコースを一周できず、市民から改善を求める意見が出ていました。
２０２４年は、「吹き流し方式」を守りつつ、これまでの新町・柳町交差点からスタートした先頭が国道に入ったタイミングで、国道・柳町交差点からもスタートさせる「２点スタート方式」にすることが決まりました。
一方、日中の運行となる最終日の８月７日は、従来の「吹き流し方式」とする予定です。