【老障介護】最愛の息子を・・・強度行動障害 ~わが子を手放す日~ ギャラクシー賞優秀賞【ABCテレビドキュメンタリースペシャル#31】】
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- เผยแพร่เมื่อ 21 พ.ย. 2024
- 強度行動障害のある20歳の男性。両親は生活の全てを支えてきたが、年を重ねて息子を介助するのが限界になってきた。施設を探すが中々見つからない。家族の2年半を取材した。
滋賀県守山市に住む和田智泰さん(取材開始時17才)は、重度の知的障害と強度行動障害がある。強度行動障害とは、自閉症の人たちに表れる後天性の障害だ。物を叩いたり、自分自身を傷つけたり、激しい行動が表れる。日本に、約8000人ほどいると推測されているが、厳密な調査は行われていない。
智泰さんは、食事、入浴、排泄、着替えなど、生活のすべてに介助が必要で、父親の進さん(取材開始時58才)と母親の泰代さん(取材開始時50才)が、つきっきりで、支えてきた。特に、夜は大変だ。智泰さんは、自宅の中で、声を上げたり飛び跳ねたりするため、週末の3日間は、夜のドライブに連れて行く。あてのない夜のドライブを4時間続ける。進さんは、智泰さんの介助を優先するため、数年前に会社を辞めた。その後、新聞配達と、融通のききやすい非正規の仕事を掛け持ちしながら、家族を支えている。しかし、夫婦ともに、歳をとり、息子を支え続けることが限界になってきた。
和田さん夫婦は、智泰さんが養護学校高等部に在学している時から、息子が暮らすための障害者の入所施設を探してきた。しかし、県内の施設は全て満床。京都府、奈良県、石川県、岡山県など、他府県に足を伸ばして施設を探した。しかし、なかなか見つからない。そもそも、障害者の施設は、全国的に不足している。特に、重い知的障害の人を受け入れる施設が足りない。
強度行動障害の男性と家族に密着取材し、障害の様子と、支える家族の姿、支援が乏しい現実や、グループホームに入るまでの経緯と、両親の思いを綴る。
(2020年7月5日放送)
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