農業委員が実施する中学生への出前授業

令和6年7月12日、阿蘇市立阿蘇中学校で、「農業委員が実施する中学生への出前授業」行われました。
「この出前授業は、子どもたちに阿蘇における農業の現状と役割や必要性をわかりやすく伝えることを目的としたもので、農業者自らが講演することで、農業の重要性を理解してもらおうと阿蘇市農業委員会が企画しました。
初回となった阿蘇中学校の体育館には1年生126人が参加し保護者も観覧に訪れていました。
出前授業では農業を営む阿蘇市農業委員会古木裕子副会長の公演があり、阿蘇での農業の歴史、農家の現状や課題などが説明されました。
最後に生徒から、「講話を聞いて農地にはいろいろな役割があることを知りました。」「農業にはあまり興味がありませんでしたがこれからは田んぼにも目を見けてみようと思いました。」といった感想が発表されました。
講師を努めた古木裕子副会長は、「将来、農業者になっていただければありがたいことですが、それ以外の職業に就かれたとしても農地や地域を見る目を養ってもらいたい」と話していました。
この出前授業は、今後他の小中学校でも開催される予定です。