皮膚科が診る乾癬性関節炎~早期診断・治療で予後を改善~

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  • เผยแพร่เมื่อ 29 ธ.ค. 2024
  • 乾癬のうちの90%を占める尋常性乾癬の方の約15%が乾癬性関節炎を発症するといわれています。先に皮膚症状が現れる方が多く、特に爪病変や頭皮、臀部などに皮疹のある方は関節炎を発症しやすいことも分かっています。
    乾癬性関節炎の症状は、手指の関節、足裏の腱やアキレス腱、脊椎などいろいろな部位に見られ、その現れ方もさまざまです。関節症状が出現してから診断までの期間が遅れると予後が悪くなることがいくつかの臨床研究で示されており、早期診断が重要と考えます。採血での炎症所見がなくとも関節炎が見つかる方もいるため、すでに関節症状のある方のみではなく、疑いのある方も、関節の診察、関節エコーを含めた画像検査を受けることが必要になります。
    乾癬の診断のついている患者さんに関しては、関節症状の出現がないかは日々の診察の中で、手指の関節をはじめとした各関節の症状を確認する必要があります。
    横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、乾癬性関節炎に関してのスクリーニング検査から治療に至るまで、リウマチ膠原病内科と皮膚科とで連携を取りながら行っています。「治らない」、「診断がはっきりしない」などお困りの患者さんがいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。
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