驚きと笑顔が広がる「カプセルトイ」の世界 人気アイテムから“ガチャ詰め”まで徹底解説

◆歴史は古く・・・
１９６５年、アメリカから輸入されて日本初登場に。駄菓子屋の前に置かれたこの写真には１０円の文字が！中には簡単なおもちゃが入っていたということです。
１９８０年台にはキン肉マン消しゴムが第１次ブームになりました。５０代には懐かしいですね。この時は単色でしたが、９０年代の第２次ブームのころには、鮮やかな色が着きました。細部まで表現されたウルトラマンなどのフィギュアが人気になりました。２０１２年には「コップのフチ子」さんが話題になり、第３次ブームと言われています。
そしていまは空前の第４次ブーム。市場規模はここ１０年で２倍以上になっていて、昨年度は６１０億円にのぼっています。業界関係者は、技術の進歩に加えて、カプセルトイで育った世代が、子や孫を連れて購入していること、コロナ禍で非接触のレジャーとして空き店舗に専門店が増加したことなどが要因と指摘しています。
◆いざ、専門店へ！
では、いったいどんなアイテムがあるのか、専門店に潜入です。札幌市中央区の狸小路２丁目にある「シープラ・プラス」。店内は右を見ても左をみてもカプセルトイが所狭しと並んでいます。道内最大規模の１２００種類がずら～り！商品はほぼ毎日入れ替わっていて、新商品は月５００種のペースだとか。
多くの人を惹き付けるカプセルトイ。記者が気になる商品を見つけました。出てきたのはグアムと書かれた超ミニサイズの本。旅行ガイドブック「地球の歩き方」のミニチュア版で、高さ５センチながら、中にはしっかり文字が書いてあって本物そっくりです。
さらに「かわいい子からの”手書き”ラブレター」というタイトルが・・・。カプセルから折りたたまれて出てきた手紙には「図書館のいつも同じ席で本を読んでいる姿を時々みかけていました」「ご迷惑でなければ、今度デートしてくれませんか？本のお話ができたら嬉しいです」など、記者にとっては胸がキュンとなる文章がしたためられていました。
◆意外な場所にも！
カプセルトイが販売されているのは専門店だけではありません。札幌の奥座敷、定山渓にある道産小麦とバターにこだわった、およそ３０種類のパンが並ぶ「エクスクラメーションベーカリー」。おしゃれな店内の一角にカプセルトイがありました。合計３０００円以上の商品を買うと、コインがもらえます。そのコインでカプセルトイを回すと、カプセルの中から謎のロッカーキーが出てきます。そのキーが使えるロッカーを見つけて中をあけてみると、シェフのおすすめパンや、近くにある旅館で使える温泉ペア入浴招待券、ジェラート店での無料券など、ハズレなしのお得なカプセルトイとなっていました。たくさん商品を買ってくれた人への感謝と、店名の「エクスクラメーション」にかけて、「お客さんにびっくりして楽しんでもらおう」と設置したのがきっかけだということです。
このほか、札幌市北区にある花店「紅乃花や」では、なんと国内産「あこや真珠」のアクセサリーが当たるカプセルトイが設置されています。遊び心のあるオモシロカプセルトイでお店に興味を持ってもらおうという取り組みです。
◆自分だけの世界“ガチャ詰め”とは？
ところでゲットしたアイテムはどうしていますか？今、流行しているのが「ガチャ詰めポーチ」です。テーマを決めて好きなアイテムをポーチに詰め、自分だけの世界感を作り上げます。ＳＮＳにあげたり、フックを付けてカバンにぶら下げたり。進化が止まらないカプセルトイ。今後もどんなアイテムが出てくるのか目が離せません。
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[@MIKKE8823]

欲しいのが出るまでいつも回していたけど最近欲しいものオークションで買う方が安いと思って来た💧

[@akimotopei3842]

クオリティを考えたら仕方ないんだけど、それでも高すぎる。(⁠･ั⁠ω⁠･ั⁠)
妻や愛娘がショッピングモールに行く度にカプセルトイをやってるが、その都度平気で２〜３千円くらい散財してくるもんな。