研究は50年前の“好奇心”から ノーベル物理学賞・真鍋淑郎さんnews23に語った喜びの声【ノーカット】
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- เผยแพร่เมื่อ 15 ต.ค. 2024
- 地球温暖化研究の先駆者として評価されノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんが、受賞直後に「news23」に出演し中継インタビューで喜びを語りました。
小川彩佳・国山ハセンキャスター:
この度は本当におめでとうございます。
真鍋淑郎さん:
ありがとうございます。
小川キャスター:
4時間半ほど前に発表があったばかりですけれども、今率直にどんなお気持ちでいらっしゃいますか。
真鍋さん:
まったく驚きで、こういう賞をもらうとは夢にも思ってなかったんですけれども。もう、驚いてます。
小川キャスター:
それはどういった驚きですか。
真鍋さん:
今までのノーベル賞というのは、物理学のテーマだとか、天体物理のテーマだとか、そういうテーマで素晴らしい研究をした人たちが皆さんもらってるんです。ところが、この賞は気候変動、気候の問題についてがテーマなんですね。そういうテーマでノーベル賞をもらった人はこれまでいないということで、そういう意味でこれは大変驚くべきことだと。こういう賞をいただいてるということは非常に幸運であると、そういうふうに思っております。
国山キャスター:
今ご自宅の前にいらっしゃいますけれども、ノーベル物理学賞の受賞というのはどのように聞いたんでしょうか?
真鍋さん:
今朝5時すぎに起きて電話をしていただいたんですが、これは間違いないと思ってですね。非常に嬉しかったです。
国山キャスター:
笑顔が印象的ですね。
小川キャスター:
ご家族やご友人からはお祝いのお言葉届いていますか。
真鍋さん:
今たくさんお祝いのEメールが来てるんですが、僕のEメールは時間がかかってね。ほとんど答えないままでまだ置いてあります。世界中からEメールが来てますが、とても僕のペースでは間に合わないので。
小川キャスター:
ここまでは本当に様々な長い道のりがあったと思うんですけれども、地球温暖化の研究を始められたのは50年前だということで、この50年前に研究を始められたきっかけというのはどこにあったんでしょうか?
真鍋さん:
その頃の天気予報のモデルですね。それを大気大循環のモデルというものに発展させる。そうすると気候の研究ができるという考えで、アメリカの研究所で「天気予報のモデルを発展させて気候のモデルを作る」という動きがあったんですが、それが研究の元となってます。
小川キャスター:
50年前に研究を始められたときは、今のように地球温暖化だったり気候変動という現象や言葉というのは全く一般的ではなかったわけですよね。
真鍋さん:
全くなかったです。だから、結局好奇心です。そこからスタートしたということです。
小川キャスター:
今日は科学ジャーナリストの寺門和夫さんにもお越しいただいています。
寺門和夫さん:
真鍋先生、受賞おめでとうございます。一つ質問があるんですが、先生は今の地球の状況をどういうふうにお感じになっていらっしゃるでしょうか。
真鍋さん:
一番大きな問題は、干ばつですね。干ばつの頻度がどんどん増えていると。南部ヨーロッパではどんどん乾いて気温もどんどん上がる。気温が上がればますます乾く。それで干ばつが頻繁に起こると。それから、アフリカのサヘル砂漠では、やはり干ばつで、もう農業が前のようにできなくなると。それで大量の人々がヨーロッパに移民してると。それから日本もですね、大洪水、がけ崩れ、そういうものが非常に頻繁になってきたと。世界では最近ライン川で大洪水が起こって大変だったと。こういうことが今起こってるので、それがやはり元はといえば気候モデルで昔予想したことがそのまま今起こってるんですよ。だからこれはもう大問題で。将来はこの傾向がどんどん続いていって悪化するということになってますので、その対策をどうするかというのは大問題になると思います。
小川キャスター:
そうした今を考えたときに、本当に大きな受賞となっているわけですけれども、日本の大学院を卒業された後真鍋さんはすぐにアメリカに渡って研究を始められました。これはどうしてなんでしょうか。
真鍋さん:
先ほどの話に戻るんですが、ジョン・フォン・ノイマンという有名な数学者・物理学者がいるんですよ。この人は「計算機の父」と今、皆考えていますが、彼はプリンストンの高等研究所にいたんです。彼の開発してる計算機を本当に一番有効に使えるものはWeather forecasting(天気予報)だというふうに考えて、若い研究者を高等研究所に集めて研究していたんですよね。私が大学の学生の頃に彼らの研究の論文を読んで、非常に影響されて、大学院ではそういう研究をしようと思ってたんですよ。そして、今では必要不可欠になっている「数値予報」、それを大学院で専攻して研究していたんですが、それがアメリカ気象局のスマゴリンスキーという人の目に留まったんです。彼は、天気予報のモデルを発展させて気候のモデルを作ると。そのため若い研究者を世界中から集めてたんですが、彼がたまたま私の論文を読んでくださって、それで招待されて1950年にアメリカに来ました。終戦後の日本で、あの頃は大学を出て博士号を取っても職はなかったんです。だから、アメリカに呼ばれたことは非常に幸運だと。そして来てみたら、当時のコンピューターを使ってですね、自由自在に気候モデルの研究をすることができたというのは非常に幸運だったと思います。
国山キャスター:
気候問題というのはみんなで考えなければいけない問題だと思うんですけれども、子どもたちに伝えたいメッセージはありますか。
真鍋さん:
今までは、日本の物理学者が、たくさんノーベル賞を取ってますよね。だけど、できたら気候学をやってみたいという子どもたちがもう少したくさん出てくるといいと思いますが。それは私の希望です。
小川キャスター:
真鍋さんの受賞がそうした子供たちにも繋がっていけばというふうにも願います。真鍋さん、これからますますお忙しくなられると思いますけれども、どうかお体はお大事になさってください。本日お時間ありがとうございました。
真鍋さん:
ありがとうございます。(05日23:15)
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・真鍋さんが若い頃(1950年代)は研究者に給料は払われなかった
・真鍋さんは大学院生の頃、アメリカの論文を沢山読んでいた
・真鍋さんが書いた論文がアメリカの研究者の目に留まり、アメリカ国立気象局(現:アメリカ海洋大気庁)に引き抜かれた
・米国では真鍋さんが研究のために使いたいコンピューターをすべて提供されるなど、充実した研究環境を与えられていた
そして彼を輩出した日本に恩恵はゼロ
日本衰退の一連の流れがよくわかる
お願いだから国は研究費をもっと増やしてくれ…
もっと今の若者にも海外で出て研究する費用を優秀な人達に投入するべきです。
国内でも優秀な企業にはどんどん投資するべきだと思います。
本当に日本に🇯🇵とってとても誇りに思います。
本当におめでとうございます㊗️
かっこいいおじいちゃん
90歳というご高齢にも関わらず、見た目も会話も若々しくて 素晴らしい。
そして70年近くアメリカで住まわれてきたにも関わらず、ずーっと日本にいらしたかのように日本語が滑らかで自然なお話ぶりを拝聴し、敬服いたします。佇まいが日本人。気候変動の分野における御功績は勿論のこと、魅力的なお人柄も窺えるインタビューでした。
この方はアメリカ人ですよ。どうしても日本人として扱いたいのか知りませんけど、この方はアメリカ人です。
@@momomoyo 様 70年近く在米で国籍も🇺🇸籍に変更されたにも関わらず、日本人らしさを失わずにおられるのは珍しい、という日本人としての感想でした。普通はもっとアメリカナイズされるものかと🤔
このような優秀な研究者・学者がより良い環境・待遇を求めてアメリカに拠点を移してしまうのは悲しいですね。
確かに、気候のデータ関連研究でノーベル賞受賞は驚き。
政治的な意図があるかと
@@rusenect9177 そういうことです、人間社会が工業化してそれが気候に影響するかは疑問ですね、5000年前の縄文時代は現代より気温が高かったと言われてますね、温暖化を理由に利権が生まれてますし。
@@chu-nenjet2952 そうですよね。真鍋さんの功績を批判するわけではないが、彼が驚いているのは彼が受賞したことではなく、温暖化研究が物理学賞の対象になったということ。ノーベル賞の選考の人達は受賞のインタビューで政治家を批判してたし。
@@qwestpond1687 やはり、「温暖化」研究というのはメディアのテロップ用で、ご本人は「気候」の研究といわれていると見ましたが。
現地でのスピーチ聞く限り、日本ではまともな研究ができないから日本に見切りをつけたように感じた。こんな状況をつくりだした日本は恥じるべきなのにね。
彼を輩出した日本に恩恵はゼロ
政府や政治家ども。ジジババばっかりに金を使わないで、研究者にも使ってくれ。優秀な人材は海外へ。
シルバー民主主義なので無理です。
質より量の昭和の価値観、かつ人口が爆発してる今の45歳以上の層が消え去るまで日本の没落は続きます。
長生きして本当に良かった。
真鍋さんノーベル賞受賞
おめでとうございます🎉🎉🎉
愛媛に明るいニュースをありがとう🌈🕊️⭐
先ずは今の大人たちが責任ある対策を実行し次世代へ引き継ぐこと。100年先を見据え。
おめでとうございます。㊗。お若いですよね。何時までもお元気で。僕も1997年の京都会議以降、気候変動に取り組んだので、嬉しい。
外国籍だから日本人じゃないという意見もあるが、自分が何人であるか?は本人が決めることであって、まわりがとやかく言うことではない。
おめでとうございます。
どこにでもいる優しいおじいちゃんの感じがまたいいですね。
日本人として、私も大変嬉しく思います。
ありがとうございます。
こうやって研究者を大事にしないのは、昔からかわらないってことなんだな。
IPS細胞の山中教授がマラソンして研究費を集める状況なのに、糞みたいな五輪やしょーもないところにお金はたくさん使う・・・おかしいだろ。。。
今の日本の研究者がおいやられてる状況を調査して報道してくれよ。
山中先生は早急に日本から出ていってほしいわ
こんな国であれほどの逸材が飼い殺されるんだと思うと胸が痛い
今までノーベル物理学賞の受賞対象外だった気候変動の研究者が、何故受賞したのか?が不思議。
今の日本人のノーベル賞は、国から基礎研究・開発へ潤沢な研究費が充てられていた昭和からのプレゼントです。国は研究者をもっと支援すべき。
アメリカ人だぞ?笑
え?50年代60年代に研究設備がショボすぎる日本に失望してアメリカに渡ったって見たけど
@@limhyeon4734 一言も「真鍋さん」を主語にしてないのに何揚げ足取ろうとしてんだ。21世紀に入ってから自然科学分野では日本が世界で2番目に多くノーベル賞受賞者を出してるんだよ。これは国が基礎科学の研究を支えていた昭和の遺産。未来でも日本がノーベル賞常連国になる為に、今政府がすべきことは研究環境を改善すること。
@@BA-or4om 日本がこの20年間ノーベル賞常連国である理由を言ってるんだよ
@@の坊 よく見ないでコメントしてしまいました。申し訳ありませんでした。以後気を付けます。
おめでとうございます‼️しかし、ノーベル賞って本当に50年も60年もかかるんてますね。お疲れ様です😌💓\(^^)/
多くの人が「科学の進歩こそ人類の幸福」と無邪気に信じられていた時代に、誰も興味がないことを研究して、それが後の世に大きな成果をもたらしたと考えるとすごい人生だな。
招待されたとはいえ、終戦からまだ5年しか経っていない頃に渡米するバイタリティにも頭が下がる。研究以外での色々なご苦労も多かったと思うし…。
真鍋さんの願い通り、この受賞を見た子どもたちの中から、バトンを受け取る子は必ず出てくるだろう。
政府には目先の成果や経済効果だけではなく、もっともっと長期的な視野で資金を投入して欲しい。ノーベル賞受賞者が自分で資金繰りをしたり、研究費の少なさを理由に海外に行ってしまうのは本当に勿体ないことなのだから。
真鍋さんのバトンを受け取った子どもたちが自由闊達に学問に打ち込める日本にしていきたい。
お金や名誉、劣等感から駆り立てられて研究を始めたのではなく、大事なのは好奇心。
本当におめでとうございます。唯、気候変動の研究で今受賞少し引っ掛る、極端な方向に、、、。
ノーベル賞受賞された利根川博士は、「若者んはドンドン海外に出ろ」と薦めて居られます。日本の大学組織は若いできる者の芽を摘んでいます。
今朝の日本経済新聞の抜粋です。『米国籍を持つ真鍋氏は、受賞後の会見で「日本に戻りたくない理由の一つは、周囲に同調して生きる能力がないからです」と発言』
大学のみならず企業も同様ですよね。
ノーベル賞関連でいえば青色発光ダイオード開発を巡る裁判もありましたね。
研究者が海外に出るのはとてもいいことだと思ってる。留学の学費や海外渡航費用や生活費を国費でどんどん支援すべき。
※すでにしてます。
頭良さそうな顔してんなー
やはりノイマンが関係しているか!
よきよき
これから研究者に日本に留まってもらいたいのはもちろんだけど、終戦直後のこの頃の状況を考えるとアメリカに行くのも無理はないなぁ
アメリカ人だのなんだのと言ってる人は真鍋さんに失礼、厚顔無恥。
都合上で向こうの国籍を取る研究者なんて山ほどいますけど、彼らは国籍だのナニ人だの俗なことは気にしてないです。
ベストな環境で研究し、良い成果を上げることが最も重要です。
だったら日本のメディアもただのノーベル賞授賞者の一人として扱えばいいだろ?
ノイマン型コンピューターの事を言ってるんだな。。大東亜戦争が終わった時 15歳だったんだな。。。
眞鍋淑朗さん おめでとうございます ^^ 日本人として誇らしく嬉しく思います!
日本人としてやっていけんから外に出たんや。はなし聞いとんか?
コングラチュレーション!
驚いた!30年以上前の論文!終戦直後の日本なら当時はアメリカが大国でした!頭脳流出と言うのはおかしいですね。
日本に戻り研究したくない理由が明確にあるようですので露骨に流出でしょう。
今やってる朝ドラは主人公が気象予報士になっての物語だったけど
収録が完了してさえいなければ、エピソードにぶっ込んで来たかもしれないねw
どういった驚きですかてw
地球温暖化を止めるには、経済を犠牲にする必要がある
ノーベル経済学賞も持続可能性を重視した研究が今後受賞しそう
メディアは日本人がノーベル賞と報道するが、もうすでに、彼はアメリカ人です!受賞者のところUSAですから
そもそも二重国籍を認めていないのに、都合のいいところだけ日本人「扱い」をするのです。
@@sakaiseiki3598 それな。こういうのよくないよな。
@@sakaiseiki3598 英語が母国語の日本人か、日本語が母国語のアメリカ人か😎
国籍変えたところで生物学的遺伝子情報まで変えることは不可能
日本で生まれ育って日本の教育を受けて研究者になったんだから日本人でしょ。アメリカ国籍だから日本人じゃないとかなんでそんな極端な排他的な考えをするかね。
これって、典型的な国内で研究環境が良くないので海外へ行って成功した感じでは?
日本人だがアメリカ国籍をお持ちの外国人。
これで日本人がノーベル賞受賞とか言ってるんじゃない!
30年以上前の論文だから関係なくねw
落ち着けw
日本出身で日本人のDNA持ってるからね
彼を輩出した日本に恩恵はゼロ
地球全体の問題に取り組んでいる人の国籍がどうかなんて意味はない。
ただその頭脳には日本人のDNAもあるっつー事で、”優秀な日本人もチャンスはあるよね、いざとなったら海外で資金出してもらう手段もあるし”と。夢ある話じゃん。世界から俯瞰しようよ。
この受賞にはおめでたいと言いたいけど、温暖化の科学的根拠として問答無用の印籠になりそうだな。
この異常気象は太陽フレアの影響が大きいだろうけど、この太陽の周期説は脱炭素ビジネスによって封印否定されてるな。
日本語覚えてるんか。
newjersey🗽jn USA
彼はアメリカ人だよ
質問の順番と内容悪いなあー
さすがアメリカ人!日本人も頑張らんとなー?
モネちゃんも喜んでいるでしょう^^
嘘草‼
あ~あ、平和賞や文学賞に並んで、物理学賞まで政治絡みの胡散臭い賞に成り下がったか。
受賞は祝福しますが、何故この時期とは、、、。
こういうのも物理学賞? へええ
自粛です
武田邦彦さんじゃないのか?地球温暖化問題は武田邦彦さんだろ!
何のこと?