SEIKO 5 DX 6106 レストアプロジェクト Part 3 ホゾ穴磨き編|Restoration Project
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- เผยแพร่เมื่อ 28 พ.ย. 2024
- おそらく1968年製のセイコー5デラックスで、メーカー修理受付終了品、純正パーツも手に入らない代物で、ヴィンテージと言っていい時計です。
今回はレストアプロジェクトとして、コイツをどうにか日常使用に耐えるよう直し、欲しい人にメルカリで譲るという企画です。
Part 3 ホゾ穴磨き編では、振り角の低さの改善を目的として、エネルギーロスをしていると思われるホゾ穴を磨きました。
☆おすすめ時計本
・標準時計技術読本 amzn.to/3uFHRO7
・基礎時計読本 amzn.to/3HJcy8v
・機械式時計講座 amzn.to/3GFfD8r
☆おすすめ工具
・ホーザンチップピンセット先細 amzn.to/3ktyCKI
・ホーザンチップピンセット先平 amzn.to/3HeWzzi
・ウレタン綿棒 amzn.to/3D9Juos
・ベルジョンブロワー amzn.to/2YIVZIO
・セイコー万能機械台 amzn.to/3c8asRs
#SEIKO5#DX#Restoration
動画ありがとうございます。早速道具揃えました!
Sorry, I did not understand the end result. It looks like all cleaning and polishing did not improve the overall performance? The same low amplitude is still there?
こんにちは いつも為になる動画ありがとうございます。
以前にもご紹介 頂きました ピンセットなどの工具なのですが ご紹介下さり 大変感謝致しております。
私 時計のオイル類が 解りません 一度ご紹介説明など御願い出来ないでしょうか 色々な動画を見てはいますが 硬いオイル 柔らかいオイルと具体的には ありません ほぼメービス一つであれば OKとの事でしたが もう少し踏み込んで購入したいとと 考えています。
どうぞ宜しくお願いします 失礼します。
油種は金属同士で擦れるとか、負荷とかを考えて選択しますが、解説書ってたぶん無いです。
まずはメーカーのテクニカルガイドが手に入るムーブメントで分解組立をしたほうが、ここにはこの油種を使えと指定されているので分かりやすいです。
テクニカルガイドが手に入らないものについては、都度考えながら選択するしかないですが、それは経験で分かるようになります。
油種の動画をどう作るかは考えておきます。
いつも動画を楽しく拝見しております。動画を拝見しオーバーホールにチャレンジしております笑
質問がよろしいでしょうか?
最近、セイコー5スポーツ7019のジャンクを入手し、整備をしたのですが上手く稼働しません。入手時から30分ほどしか稼働しなく、洗浄注油後も30分ほどしか稼働しません。
タイムグラファーで測定すると線がジグザグになったり、途切れたりと精度が全く安定しません。
またテンプが動いてるのにチクタク音が聞こえないほど機械が弱っていることもあります。
考えられる原因は何になるのでしょうか?
私的な質問大変申し訳ありません。お時間のあるときにご教示頂けると嬉しく思います。
よろしくお願いいたします。
7019は現行の7Sキャリバーと似ていてとても優秀な機械で、古いものでも整備すればしっかり動いてくれます。
それが大して動かないとなると、私なら以下のチェックをします。
①テンプの振り角はどうか?
240°〜280°くらい出ていれば良し。肉眼で見ても振りが小さいと元気がなさそうに見えます。
振りが出ていないなら、ヒゲゼンマイの渦巻きの間隔が整っていないため、テンプが振ったときに互いに接して振動を阻害しています。
→テンプを受けごと外してひっくり返し、キズミで渦巻きの間隔が均等かチェック。均等でなければヒゲの修正を行う。
②香箱を開けて主ゼンマイの洗浄と注油はしたか?
→しているならOK。していないなら開けてゼンマイを取り出し、洗浄し、ゼンマイを戻し、主ゼンマイ用のオイルを注油して閉じる。
③歯車の軸受のルビーが外れかかって斜めになっていないか?
→キズミで地板と受けのルビーをチェックする。斜めになっていると歯車の軸がうまく回らない。マイナスドライバーやピンセットでぐっと押し込んで水平に修正する。
④テンプ受けと地板のダイヤショックのルビー受石が裏表逆になっていないか?
→ルビーに油をのせるのは平らな方。カーブしている方に座体を乗せてそのままセットすると、受石と天真の軸が擦れてうまく回らない。
①のヒゲの修正は難度が高いですが、簡易的にやる方法があります。
テンプをひっくり返して渦巻きが見えるようにして、天真を受けの穴に入れて安定させます。
ヒゲゼンマイの一番外側、ヒゲ持ちと緩急針の辺りのヒゲを外側から内に押したり、内側から外へ押したり、ピンセットで軽〜く曲げてやる。曲げると言っても掴まないこと。押すだけ。
するとヒゲ全体に影響してヒゲの間隔を変えることができます。
ひと押しするごとにキズミでヒゲの間隔をチェックしてください。
これは実際にやってみて、こう押すとここの間隔が広がるとか試行錯誤して感覚を身に着けてください。文章で表現するのは限界があります。
②の香箱の開け方は6106動画シリーズでアップしてるので参考にしてください。
キャリバーによって違うので、香箱にどういうふうにフタが閉まっているのかキズミでよく観察して、ドライバーやピンセットで工夫して開けます。
香箱の作業では必ず保護メガネをしてください。ゼンマイが急に飛び出て危ないことがあります。
こんなとこでしょうか?ジャンク品の修理は手間暇かかりますが、うまく直せれば圧倒的な技術向上と知見を得られますので、数日かかってでもやる価値は絶対にあります。
他質問あればお答えします。