「私がやらなきゃ」森と共生する手助けができる木こりを目指して 23歳女性の挑戦【福島発】 (21/06/27

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  • เผยแพร่เมื่อ 26 มิ.ย. 2021
  • チェーンソーで木を伐採する小室芽美さん(23)
    2021年の春に福島県内の大学を卒業し、木材の切り出しや山の管理を行う福島県古殿町の『水野林業』で唯一の女性社員として働いている。
    小室芽美さん:「木をそばに置きながら、人が生活する手助けをできていることがすごくうれしいと思っている」
    この日は、大雨が降ると倒れる恐れがある木の伐採作業。
    腕力が必要な時には男性社員の助けも借りるが、先輩社員からは「次に作業する人が楽なように、危険がないようにする作業を言わなくてもやれるのが一番いいと思う」と、その気配りや仕事の進め方などは早くも評価を受けている。
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    小室さんは、幼いころから環境問題に興味を持っていたことから林業の仕事を選んだ。
    小室芽美さん:「森って一瞬じゃ作れないものだと思う。壊すのは一瞬でできるけど。だから、本当に時間をかけて守っていく価値のあるものだと私はすごく思っていて。心の底から自分が残したいものに命を懸けてみようというか、時間を使いたいなと思って林業を選んでみた」
    さらにもう一つ、理由がある。
    小室芽美さん:「誰もやらないなら、私がやらなきゃという気持ちはありました」
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    1960年度に福島県内で林業に従事していた人は1万4200人あまり。国産材の価格下落による待遇の悪化や労災事故が相次いだことなどが影響して大幅に減少。
    小室さんが勤務する水野林業の3代目・水野廣人さんも担い手不足に危機感を抱く一人。
    水野廣人さん:「やっぱり原因としては、林業のイメージが悪い。3Kと言われる、きつい・汚い・危険」
    家業でありながら良い印象が持てず一旦は別の業界で就職。
    跡を継ぐことを決めて働き始めると、やりがいや必要性に気付き林業のことを多くの人に知ってもらいたいと思うようになった。
    水野廣人さん:「林業は、かっこいい仕事だと思ってほしい。そのために山側から皆さんに届くように発信していくことが重要だと思うので、やれることを考えて今後やっていきたい」
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    林業を知ってもらおうと自社製品の開発や販売も行う水野林業にとって、業界でも数少ない女性の担い手である小室さんは大きな存在。
    水野廣人さん:「林業の常識を変えて欲しいなと思う。今までは男性主流だったイメージが女性でもできると。若い力・アイデア含めて、新しい林業を作ってほしい」
    その思いは小室さんも共有している。
    小室芽美さん:「女性・男性に関わらず、林業に携わる人が増えるとすごく心強いと思いますし、人と森とが共生するのを手助けできるような木こりになりたい。日本の森は本当に面積が広いので、多くの人と支え合って、次の世代に引き継いでいきたいです」
    同じ志を持つ仲間が増えることを待ちながら、小室さんはきょうも山へ向かう。

ความคิดเห็น • 2

  • @03rx14
    @03rx14 3 ปีที่แล้ว +6

    73歳、ボランティアで森林整備をしています。志が素晴らしいです。あなたのような方が増えるといいですね。応援します。

  • @jiyujizai
    @jiyujizai 2 ปีที่แล้ว +1

    😀