静岡市七間町 新たな遊び場「アルティエ」誕生 商店街は体験型へ
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- เผยแพร่เมื่อ 14 ม.ค. 2025
- 静岡市の中心街、通称「おまち」に新しいエンターテイメント施設「アルティエ」が2月25日にオープンしました。新たな遊び場を起爆剤に街全体も変わろうとしています。キーワードは「ここでしかできない体験」です。
鮮やかなアートで彩られた真新しい建物。静岡市の中心市街地の一角、七間町にオープンしたエンターテインメント施設「アルティエ」です。中には、立体的な映像でライブを楽しめるホログラムシアターに、前身の静活ボウリングを引き継いだ場所も。
<客>「めっちゃいい思い出になります」
<静活開発担当 江崎亮介さん>「ここじゃないとできない体験を味わっていただきたい。たくさんの人が七間町に来て、もっとにぎわう街に、もっとおしゃれな雰囲気になってほしい」
「アルティエ」の集客力に期待を膨らませるのは七間町の商店街も同じです。
<静岡七間町名店街 久保耕介理事長>「(人通りはどう?)今、コロナということもあるが、イベントがあると人の流れは変わるが、平日は少ないですね」
350m続く七間町の商店街は、かつて映画館がいくつも建ち並び、映画街として多くの人でにぎわいました。しかし、今は大型ショッピングモールや駅前の百貨店の勢いに押されているのが実情です。中心市街地の1日の通行量を場所ごとにみてみると、七間町は人通りの多い地点と比べて3分の1から5分の1に留まっています。さらに…。
<静岡七間町名店街 久保耕介理事長>「今は空き店舗ですね」
ネット通販が買い物の主流になりつつある今、実店舗での経営の難しさがより鮮明となっています。だからこそ「アルティエ」が街の活気の起爆剤になると久保さんは考えます。
<静岡七間町名店街 久保耕介理事長>「物販だけではなくて体験型のショップ、施設を街中に。大きなもの小さなもの色々あるが、インターネットでは置き換えができないお店を増やしていくのが一つのカギになる」
実は「アルティエ」だけでなく、最近、七間町にはここでしか味わえない「体験型」の店舗が増えてきているのです。
<ヴェルベナ 南條未由店長>「ようこそヴェルベナへ、こちらへご案内いたします」
中に入ると、まるで魔法の世界。七間町に2021年10月にオープンしたカフェです。
<客>「ディズニーランドみたいでハッピーな気持ちになったので、今日は友達を誘ってきました」
<ヴェルベナ 南條未由店長>「私の体験なんですけど、コロナ禍でやることがなかったので、見るだけでも楽しかったり体験することで思い出に残ることが大切だと思った」
こちらは洋服店…かと思いきや、店の中ではお茶を楽しむことができ、奥ではなんと足つぼマッサージです。「癒し」に特化した空間を実現しました。
<店員>「お待たせいたしました。こちらあさりとポークのココナッツカレーです」
2月にオープンしたばかり、オリジナルのルーが人気のカレー屋です。しかし、その奥に進むと…同じような小さな部屋がいくつも。ここはテイクアウト専門店に貸し出すためのスペースで、すべての店舗が埋まればミニ横丁のように、一度に色々な味を楽しめる構想です。
<静岡七間町名店街 久保耕介理事長>「基本的にはそれぞれのお店が繁盛店になることによって人がいらっしゃる。最終的に個店の努力だと思います。七間町はもともとエンターテインメントの町でした。映画街だった時期も長い。その時代の賑わいをまた取り戻せたら」
新しい施設の力を借りつつも、それぞれ店舗での工夫を惜しまない。新しいまちづくりのスタートです。
#おれんじ #オレンジ6 2月25日放送