これレコード会社と喧嘩してまでやっと出したけど、後のどこかのインタビューであのアルバムはジョークのつもりだったって言ってたのが記録として残ってると聞いたことありますよ。確かそれで周りに迷惑掛けて申し訳なかったけど、このアルバムで試したノイズを生かす手法の曲を実際にやってるので、この経験は無駄にはなってないという意味合いのことも本人は言い訳なのか本心なのかは定かじゃないですが、言ってたというのも聞いたことありますね。 Joy Divisionのイアン・カーティスがこのアルバムのファンで、大好きでよく聴いてたという逸話がありますが、それはどこまで本当かはわかりません。でも彼は割とそういった前衛的な作品も好んで聴いてたので、全部盛ってる嘘ではない気はします。 このアルバム日本盤は原盤より高価で、昔は何十万円もした為、こんなの持ってるとはみのさんさすがですね。
これに近い作品で言うとパット・メセニーの「Zero Tolerance For Silence」。ジャズ・フュージョン系の心地よい音楽の代名詞みたいな彼が延々とノイジーなギターを弾き続ける異例なアルバムで低評価が多い中、ソニック・ユースのサーストン・ムーアは「予測不可能なマスターによる焼夷弾」と称えている。 th-cam.com/video/EruSVXMvL8M/w-d-xo.html
Metal Machine Music、言われるほど退屈ではないと思うんだけどなぁ。 真正面のポップス/ロックの文脈では評価するの厳しいかもしれないけど、アニマルコレクティブとか通過した耳だったら、割と聴けると思う。 ドローンとかアンビエント、ノイズを横断して聴いてる人的には、割と賑やかな印象というか、タイトルに反して、割と体温を感じられる有機的なアルバムだと思います。
疲れてて普通の音楽聴くのがしんどかった時に偶然これ聴いたけど、割とすんなり行けたから、そういう作品。
最後まで聴く人はルー リードのことを本当に好きな人だろうけど、そんな人こそ最後の最後でこの作品(大好きなルー リードの作品)を拒絶するっていう体験をさせられるのか…
愛聴盤です!!
金切り声や呻き声のようなフィードバックノイズの嵐。(多分)どこを切り取っても同じ景色が展開されていない完璧にカオスな音像は全く退屈だとは思わない(単調ではある)。
あと個人的にアンビエントアルバムとしても抜群で、静的な癒しではなく動的な癒し、止め処なく溢れる快楽物質に身を委ねるみたいな感じで、ルーリード曰く"あれが鳴っているときは、考えることさえできない"らしい。
このアルバムは酷評と絶賛どっちも正しいと思う。マスに怒られるまでがセットみたいなところもあるし。でも、商業的に安定してたにも関わらずこんなアルバム出すのマジでルーリードしか無理だし、Sonic Youth、「Loveless」、「Yeezus」の確実なインスピレーション元だし、"ポップミュージックに於ける象徴的なファックユー"な大名盤だと思う。
ジョン・ケイルが
このアルバムを聴いて
『あー。これは俺達が契約を
破棄したい時によく使う手だよ。
彼はレコード会社と契約を
切りたかったんだよ』と
冗談とも本気とも付かない事を
インタビューで言ってました。
\(^o^;
石の手触りの質感を楽しむような作品なので、「海にて波の音を聞きに来た」くらいの距離感から入っていくといいかもしれません。ジョージ・ハリスン『Electronic Sound(邦題:電子音楽の世界)』なども近いところにいる作品だと感じます。
そうです。両方好きです。
この後の「Coney Island Baby」では何食わぬ顔でポップミュージックに戻ってるんよね...
質はめちゃくちゃ良い
そしてSpotifyにない
アンビエント、ノイズ、ドローンとかが好きならまじで知らない人はいない作品だけど、ロックとしての評価が低いのは納得。
ただ、めっちゃ若い頃のサーストン・ムーアがヘッドフォンでこの作品を聴いてる写真とかあるし、オルタナ界隈には間違いなく大きな影響を与えた作品だったと思う。その意味ではクソとは言い切れないんじゃないかな、と思います。
Sonic YouthのLee Ranaldoはこのアルバムが好きすぎて目隠しして適当な位置に針を落としても何分何秒か答えられるらしい
サーストン・ムーアが以前「エレキギターを聴くことはある種のノイズを聴く事だ」というような発言してましたが、オルタナ的なアプローチの元ネタのひとつとして、やはりこの作品は必要だったんじゃないかな、と
狂ってて草
@@凪るみの 人や物事を褒めるのめちゃくちゃ上手そう
ノイズのアルバムではこのアルバムが一番好きですね。確かに起伏があまり無いのですが、逆に起伏がしっかりとあるのもそれはそれで意図的で予定調和な感じがするんですよね。
たしかブライアン・イーノもどこかで触れていたと思いますが、メタル・マシーン・ミュージックは、ほぼ同時期に発表されたイーノのディスクリート・ミュージックと対になる作品だと思います。
ノイズ全然詳しくないけどmerzbow初めてライブで聴いた時は自分でも何が琴線に触れたのか分からんが泣いてしまった。その時ちょっと気分が落ち込んでいたのもあるかもしれない。母の胎内に居た時はこんな感じのノイズに囲まれていたんじゃないかな、と少し思った。
中学生の頃ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが好きになり、そこからルーリードのCDを買おうとブックオフに行ったら、こいつだけが300円で売られてて買って、まじでずっと前奏かと思った。
同時にそこからノイズ音楽へとハマってしまった
それなりに考えて作られた作品ですよ。環境音楽として成り立ってます。今年の夏、蝉の大合唱と混ぜて聴いたらピッタリでした。
起伏がないからこそ作業をするとき、ぼんやりするとき、瞑想をするとき、寝るときなどあらゆるタイミングで流せる場面があるけど、普通の人は水の流れる音が出るアプリとかでいいと思う
国内版の見本って凄いの持ってるんだ………………
Loopは今でこそYou Tubeで簡単に聴けるけど、20数年前は海賊版でもなかなか入って無くてかなり苦労して海賊版を手に入れた思い出が有ります。
ましてやLoopの原盤のソノシートはAndy Warhol展で飾られてるのを見た事が有る位のレア物だった。
初めまして、ちょっと気になったのでコメントさせて頂きます。
評価が低いと言う文脈でしか語られているのを見たことがない、との事ですが、あのローリングストーンは大昔は単なる「駄作」とは評価していなかったと思われます。以下に私が学生の頃に買ったローリングストーンレコードガイド(1982年初版)に載っているBilly Altmanと言う方の論評を引用します。
「残念なことに、RCAは廃盤にしてしまったが、Metal Machine Musicを例にとろう。これは2枚組のアルバムでそこにあるのは耳をつんざくような電子音の泥沼以外の何ものでもない。レコードをかけている間にその部屋の人間を確実に一掃してしまう。つまり、そのタフな神経と根性の故に容易に4つ星をつけられるかも知れない。なぜならその耳をつんざくようなピーピー音は1つのメッセージだからだ。レコード会社やファンの持つイメージ、そして音楽業界全体に対する辛辣なののしりなのである。もう一方でいえばMetal Machine Musicは、かなりつむじ曲がりの手のこんだ冗談以外の何ものでもないのかも知れない。コンサート録音をほのめかすようなジャケットと真面目をよそおった電子学的な無駄話でうまっている解説書がそれを見事に証明している。全てを考慮すると、このアルバムは多分その2つの要素がまぜ合わされたものだろう。ー故にジレンマが生じる。」
私はヴェルヴェットやルー・リードの他の作品も聞き、上記の論評も読んだ上でMetal Machine Musicを聞いたので「駄作」と言うイメージではないです。勿論全部は聞けててませんが(笑)
もっと苦行を体験したい人にはジョージ・ハリスンのElectronic Soundというアルバムがお薦めです
ノイズから圧力を抜いたような虚無の音楽です
MMMまじで好きだわ。これが好きだったらメルツバウのPulse Demonも好きだと思うわ
ルー・リードの作品、ロックのアルバムとして聴こうとするのがまず間違い。
シュトックハウゼンとがクセナキスとかを聴く感覚で聴くと、すごくポップな作品に思えますよ。
僕はこの作品、大好きです。
勉強のBGMに丁度いい
ドイツ電子音楽の祖のひとつ、Klusterを思い出しました
あちらの方がノイズの「間合い」みたいなものがあって比較的聞きやすいと思いますが、これもかなり好きですね……
個人的には目まぐるしく音色が変化して行くので起伏が無いとは感じません。ただこれを集中して全部聴くという事はしないですが・・・
他の事をしながら聴いていると、時々凄く良いなと思える瞬間があったりして、結構好きな作品です。
BGMとしても機能するアンビエントミュージックでもあるってことですね。下手だったり創造性が欠けているから一般的な曲にようにできないって訳ではなく、そもそもこの音楽の目的は違うと考慮した上で正当な評価がされれば良いですね。
@@nakimushi11 ルー・リードの意図がどうだったのか今となっては分かりませんが、自分の今の感覚だとアンビエント的に聴くことができますね。
しかし”音楽”として評価されないのは仕方ない事なのかな・・・とも思います。ちゃんとしたリズムもメロディもハーモニーも無いですからね。
そういえば、みのさんが以前、音楽の三大要素にプラスして音色を加えるべきと言っていたと思うのですが、
これは音色にのみ特化した音楽と言えるのかな?
予備知識なしで、一度通して聴いてみました。
確かにノイズなんですが、妙に身体に染み込んでいく感覚を覚えました。
不思議と癒されるような感じで、オノ・ヨーコのスクリーミングとの共通点もありそうです。
音楽というより、体内の動きを音にしたような雰囲気かもしれませんね。
自分がこれはわからんと思う曲でも、絵描きとかデザイナーとかに聞かせたら「面白い」と言ったりして、へえ~おもしろいのか!ってそれが面白く思ったりします。モノづくりの自由度を感じますね~。
エイフェックス・ツインとかのエレクトロ系に近い印象で好きな作品です♪
CDで聴いてるので、無限ループの話は初耳でした!
ジャケット左上のラベル風印刷はCD(国内盤)も同じ仕様なので、多分、見本版ではないと思います♬
0:55 Pitchforkまーじで露骨だなwww
お風呂にでも入りながら浴室暗くして聴いたら浸れそうなタイプの音楽かなと。
もしくは絵を書いたり執筆したり、作業しながらでも良いかも。
最後ループしてるってのも、音楽側の都合でその流れを断ち切らないように、
自分の用途に合わせて好きなタイミングまで聴いててねって事かもなーなんて。
聴くともなしにCDをエンドレス再生し続けてたのはある意味正解だったのか。
その前に灰野敬二に出会ってたので抵抗感はなかったけど、集中して聴き続けるのは無理だったwww
「Loop」もオリジナル盤は最後の溝の所で無限ループし続けます(曲名通り)
因みに、この曲は一応ヴェルヴェッツ名義にはなっていますが、実質ジョン・ケイルのソロみたいな物で、ケイル以外のメンバーは関わっていないそうです
Spotifyで聴きました。
ノイズミュージックとしては良いと思います。
何故か心地よさを感じました。
これレコード会社と喧嘩してまでやっと出したけど、後のどこかのインタビューであのアルバムはジョークのつもりだったって言ってたのが記録として残ってると聞いたことありますよ。確かそれで周りに迷惑掛けて申し訳なかったけど、このアルバムで試したノイズを生かす手法の曲を実際にやってるので、この経験は無駄にはなってないという意味合いのことも本人は言い訳なのか本心なのかは定かじゃないですが、言ってたというのも聞いたことありますね。
Joy Divisionのイアン・カーティスがこのアルバムのファンで、大好きでよく聴いてたという逸話がありますが、それはどこまで本当かはわかりません。でも彼は割とそういった前衛的な作品も好んで聴いてたので、全部盛ってる嘘ではない気はします。
このアルバム日本盤は原盤より高価で、昔は何十万円もした為、こんなの持ってるとはみのさんさすがですね。
これよりはかなり聴きやすいが、坂本龍一が「B-2 UNIT」を出した時、「つまらなかった」と言う声に対し、「騙されて買う方が悪い」と言っていた。ミュージシャンの発言なんか真に受けるものではないです。インタビューを何十回と受ける訳だから、気まぐれで何を言い出すか分からない。
ノイズミュージックのルーツ的アルバムであり後世に与えた影響は計り知れない歴史的名盤。
この動画を切っ掛けに昔は聴けなかったGeorge HarrisonのElectronic Soundを小難しい事は忘れて、久しぶりに通して聴いてみたのですが、全部普通に聴けるし、心地よいとすら思えてしまいました。その時の気分や年齢によっても、変わるのかもしれませんね
ざわざわと肌に纏いつく音でした。
アボリジニのディデュリデュでナチュラルトリップしてるのにも似た体験でした。
音感よりバイブレーションが身体に沁みるようなノイズですが、どうやって其処に到ったのか凄いです…。
下手な起伏がなく、あざとさが感じられず、思想が介在せず人間味もない点で、唯一無二の曲です。
みのさんのその視点はマジで凄い。一気にこの作品の芸術点が跳ね上がりました。頭良すぎる!
ずっと聴いてるとキラキラ輝いて宇宙にいる感覚になるですよね、個人的に。
圧倒的に賛否両論の否が多いフェティミュージックなんでしょうが、一定層には確実に刺さる名盤です。
若い頃読んでたロック雑誌がフールズメイトとロックマガジンだったので、このアルバム絶賛してるレビューしか読んだことなかった。オールドロック界隈で同傾向のアルバム、フリップ&イーノ1stや クラウスシュルツ “サイボーグ” と一緒に、当時さんざん聴きまくりました。(おかげでかなり神経過敏になって病んでましたけど…)
ピッチフォークはメインストリームで評価されにくいアーティストや作品を積極的に発掘・評価するのは素晴らしい姿勢だと思うんだけど、Metal Machine Musicに対して「爽快な聴き心地だ」とかレビューしてるのはさすがに乱心だと思うww
ピッチフォークはインディーの名盤掘るのには便利だけど逆張りすぎてメジャーどころを評価しなさすぎ
いや、個人的には全然まっとうな評価だと思います。
普通にこれをひとつの電子音楽やノイズミュージックとして聴く耳さえあれば、爽快で美しい作品だと言うのはなんらヘンテコな価値観でもないと思います
皆おんなじじゃ面白くないからね
60年代名曲ランキングはメジャーとマイナーのバランスがめちゃくちゃ良くて妥当な評価が多いから好き
Lou ReedのMetal Machine Musicはルーリードらしいポップさも兼ねそろえた名盤インストアルバム だと思います。音響系コレクターの間でも人気です。しかしジャケットださい
エンタメとは真逆に位置する作品ですが、殺伐とした気分で身体が動かない時に聴くと元気になれます。結構役に立つのでレコードで爆音で聞いてみたいです。
そうそう、ヴェルヴェッツの『& Nico』って名盤と思って聴くと意外と前衛的な曲多くて最初面食らうんだよなぁ
むしろCandy SaysとかPale Blue Eyesが入ってるセルフタイトルの方が、グッドメロディ多くて入りやすいという
メタルマシーンミュージックは未来派芸術
オヴァル(Oval)というノイズミュージックのグループを連想しました。音楽そのもの、詳しくないんですが、何故かノイズミュージックの存在は知っていました。実はSEGAの音楽シューティングゲームとして有名な「Rez」というゲームのボーナスステージのBGMに、オヴァルのサウンドが使用されていたため、聞く機会があったのです。でも、Lou Reed氏のサウンドよりも、もう少し変化に飛んだ作品であったと思います。
ループ初めて聞いたけど、1stの倍音的な音像にマッチしててめちゃくちゃ好き
僕はルーリードを結構集めましたが、このアルバムだけは売りましたね…
このアルバムだけは聴く気にならないというか、これを聴くなら他の音楽聴いた方が…という感じでした
レコード会社もよくこの作品のリリースを許可しましたね
これ、ルーリードが「謝罪文」出したんだよな。「すみません。このアルバムはヘッドホンで聴いてこそ意味があるんぽだが、ヘッドホンで聴いてくださいと注釈しなかった。そのことを謝罪します」みたいな謝罪文
かっけぇな
自らの手で止めないと終わらないというコンセプトは音楽としてではなく、アート作品として捉えた場合、色々な解釈の余地が生まれる様に思いました。
私は幸運にも2009年New Yorkでルー・リードメタルマシーントリオのライブを体験する事が出来ました。小さな劇場みたいな所で生のルー・リードが眼の前でテレキャスターから爆音ノイズを出してるのだけでも十分な思い出です。
因みに観客は普通のおじさんオバサン、若い女の子と普通なのがかなり違和感ありでした。
最後にルー・リードと握手出来た事は大切な思い出です。
これに近い作品で言うとパット・メセニーの「Zero Tolerance For Silence」。ジャズ・フュージョン系の心地よい音楽の代名詞みたいな彼が延々とノイジーなギターを弾き続ける異例なアルバムで低評価が多い中、ソニック・ユースのサーストン・ムーアは「予測不可能なマスターによる焼夷弾」と称えている。
th-cam.com/video/EruSVXMvL8M/w-d-xo.html
疲れ切った時に全てをシャットダウンして眠りついたら、ものすごく心地よかったです。もはやメロディや、リズムという恣意的な発想が邪魔で切り落としたい時にもいいかと
ノイズというと暴力温泉芸者とかMASONNA、メルツバウ、ハナタラシ、海外だとナース・ウィズ・ウーンド辺りのイメージあるかな。あとアンダーグラウンド・サーチライとか…は名曲なのでおススメ。
リリースされた当時のミュージック・ライフの評価は「?」でした。(普通は☆いくつ)
RCAは最初前衛音楽としてクラシックのレーベルから出そうと考えたらしいんですが、ルー・リードが「これはロックのアルバムだ」として断固拒否したらしいです。(本人へのインタビューから)
またリリースされた同じ時期ぐらいに初来日公演を果たしています。雑誌取材もいくつか受けたようですが、やはりこのアルバムについての質問が出ていました。
高校生の時友達と聴いて喜んでた思い出の一枚。わざわざCD買って真面目に聴いてた。
自分はこれ駄作どころか美的陶酔すら感じてしまうんだよね。
結局文脈の問題だと思う。
それまでロックや歌もの系の文脈でやってた人が、いきなりガチなノイズ音響のみの作品出して、それをロックのメディアや主にロックや歌ものばかりしか聴いてないリスナーが受け取ったから「なんじゃこりゃ?」ってなってるだけで。
電子音楽やノイズ系(またはサイケの極北、とも言えそう)の文脈で言うならこれはこれで全然アリ、というかひとつの傑作ですらある(実際語られてる文脈とか語る人の嗜好によっては傑作として挙げられている記事はいくつか見ました)
畑違いのものを安易に駄作とか言っちゃうのは浅はかだと思うんだよな。
これ、ずっと同じ音で退屈どころか、絶え間ない変化に富んだ色彩や響きの形が目まぐるしくて、高速の万華鏡みたいにかなり楽しいサイケ音響作品よ。個人的にもかなり美的陶酔すら感じてしまう。
同時代の実験的な電子音楽やノイズやドローンの先駆的な作品を作ってた人たち(例えばポーリーン・オリヴェロスやアルヴィン・ルシエ、クラスターやAMMや小杉武久・タージマハル旅行団とか)に共鳴しつつ、さらにはベルベッツでのカオスな部分の発展形としてルー・リードはこれを作ったんじゃないかなーと思うとなんらヘンテコなものではないし、その後のノイズミュージックや音響系ミュージック系の先駆的な作品にもなってると思う。
過激さで言えば80年代~90年代に出てきたガチノイズ勢(SPKやメルツバウや非常階段とかインキャパシタンツ)なんかと比べたらそこまで過激ではないかな。むしろサイケデリックな色彩の氾濫が美しいとすら言える作品。裸のラリーズとかアニマルコレクティブの横にも並べられる
個人的にはルー・リードにこれ系でもさらなる展開をやって欲しかった。それくらい面白くてセンスある作品だと思う
そして、今まで作り上げたイメージを完全に取っ払ってここまで思いきったやつをリリースしてしまう当時のルー・リードのアーティストとしての自由さにはリスペクトせざるおえない
名盤だと思います。
心地好いです。
VELVET UNDERGROUNDのノイズの側面はJohn Cale主導だけではないという矜持もあったと思います。
年に一回くらいしか聴かんけど聴き始めると一日中聴いちゃう
気になってスポチハイで聞いてみました。ノイズミュージックって暗い曲が多いけど、これは明るいので聞きやすかったです。
Metal Machine Music、言われるほど退屈ではないと思うんだけどなぁ。
真正面のポップス/ロックの文脈では評価するの厳しいかもしれないけど、アニマルコレクティブとか通過した耳だったら、割と聴けると思う。
ドローンとかアンビエント、ノイズを横断して聴いてる人的には、割と賑やかな印象というか、タイトルに反して、割と体温を感じられる有機的なアルバムだと思います。
かなり同意。退屈どころか普通に賑やかで鮮やかで変化に富んだ作品、だと思います
あとアニマルコレクティブは確かに近い音ありますね!
あと、日本の裸ラリーズなんかもかなり近い音響やってます。ていうか裸のラリーズにはそもそもヴェルヴェッツからの影響がかなりみられますけど
確かにアニコレはいちばん有名な『Merriweather Post Pavilion』も初聴だとベターっと一枚岩なシンセノイズの海って感じだから、めっちゃ分かります
@@puntukuta ラリーズ!それだ〜!
なんとなくこのアルバムへの評価の堅さと、何かチグハグなものを感じるのは!
みのさん、レフトフィールド系の音楽はやんわり否定系なコメントすることあるけど、ラリーズはOKっぽいの、うーむ、🤔ってなります
これ単品で聴くのはツラいけど何か別の曲と混ぜ合わせればおもしろくなりそうな気はする
町田康の『けものがれ、俺らの猿と』という小説で、このアルバムと藤圭子の曲を同時に大音量で流しながら、バットを振り回して暴れる場面がありました(映画版だとナンバーガールの曲)
ノイズ作品としてはかなりカラフルな内容だと思うが
意外と心地よくて好きかもしれない。
ノイズというジャンルの曲はなかなか新鮮だった
TH-camで検索して聴いてみました。退屈というよりも、なんか呪術的な感じがして、変な世界に連れて行かれるんじゃないかという怖さがあり、3分くらいでやめました😅
無限の音楽って宇宙じゃん
森羅万象じゃん
有と無を突き詰めた4分33秒と同じくらい根源的な音楽じゃん
ピッチフォークさんの評価は正しかったんや
みのの知的な面が光った動画だった。普通そんな考え方しないもんな。でもこの動画で言われてるようなことも確かに言えると思うし、芸術的だと思った
長時間の不快を耐えて耐えてついに耐えきれず、そこから逃れた瞬間の快感を味わうんでしょうかねえ。サウナの超強化版的な。
80sまたは90sのジャパノイズをもっと取り上げてほしい!俺はメルツバウや暴力温泉芸者や無名のアーティストや曲が好きなので。
2回、通して聴いたことがあります。CDで聴いたのですが、曲と曲の間の空白に言葉では言い表しにくい表現を感じました。恐ろしい爆音ノイズが一旦終わってホッとするような…でも、またあのノイズが始まるという不安…曲と曲の間の空白にこれだけの意味を持たせるアルバムは、このアルバムぐらいだと思います。その意味で、これは傑作だと思いますね。ただ、私はもう2度と聴くことはないと思います笑
ノイズ界隈、これ以上踏み込んではいけない何かをカンジジ
普通に聴くのは時間の無駄感凄いですが、単純作業のBGMには意外と合う作品かも
ジョージ朝倉の漫画"恋文日和"の作中にこれが出てきたのがきっかけでこのアルバムを知りました。確か作中でも「よく分かんないよルー」とか言われてたような
「らーめん西遊記」にも出てきた。
めっちゃ、オモロい😂
退屈の最後が無限ループって!
にわかですが、即チャネル登録しました。
視聴者へのアクションを認識させるレコード、は、とてもコンセプチュアルだし、ミノさんの大発見ではないでしょうか?
エンディングのリフ、その粗っぽさ・・マジ素晴らしい! 俺の一番いいツボをガンガン突いてくる。
このリフにボンゾのドラムが入ってきたら昇天だな
マルチエフェクター買った初日はこんな感じなって1時間ぐらい遊んでるw
さらに、このCDをエフェクターに通してもいい。
睡眠導入音楽としてはいい
ベルリンは普通に好き
音楽的ノイズと言う点では自分的には
マイブラッディバレンタインまでかな。。
ノイズの部類に入らないかもしれませんが。
最後まで聴いた。あまりルーの音楽と縁はないけど、時代を考えても音楽的に良い作品だと思う。文脈はアンビエントとかクラウトロックの文脈かなとは思う。
現代美術好きなのでこのアルバムはなんの抵抗もなくスっと心に入ってきます。ただしこれをロックのアルバムと捉えたら聞いてられないけど(笑)
ラウドネスのギタリスト高崎晃のソロアルバム「気」はこんな感じ(全部聞いた訳では無く、1トラック目で面食らってトラック飛ばして聞いてみたけど延々と歪んだギターノイズが流れてきて、直ぐに聞くのを止めた)。
もしかしてタッカンはこのアルバムのアンサーとして作ったのかも…。
そのアルバムに興味が湧いた。ラウドネスには興味なかったが。
@@中村耕太郎 何かで試聴出来ないかな?
ノイズ系お好きですか?まぁ…、アーチ・エネミー(デスメタル)を聞いて喜んでる私には何も言えませんが…。
かなり前だが、ギターマガジンで高崎さんのインタビューがあって、エスニック風のシャツを着ていた。アルバム発売はその時じゃないかと思うのだが、どうだろう。
マウリツィオ・ビアンキやハーシュ・ノイズ・ウォール宣言で有名なVomirも同様の起伏のないノイズアルバムを発表してますね.
ルーリードファンでアルバム買ってきたけど、これだけは聴いたけど買わなかったな。
昔の音楽評論家の間章はベタ褒めでしたね。
ドゥームメタルバンド、SUNN O)))に影響を与えてそう。
90年代にはこのアルバムはここに見られる様な感想よりも遥かに前向きに捉えられていました
このチャンネルの保守性が顕になっていますね
別にそれで良いんですが
伝記に書いてたけどリード自身も最後まで通して聞いたことなかったらしい笑
みのさん、自分が知らなかったアルバムを教えていただき、ありがとうございます。自分は意外といけると思いました。
低い音量で聴くとアンビエントとして機能しますよ。
気になったのでアルバム聴いてみました。最初の数分聴いてなぜかふとJim Jarmuschを思い出しました。
7分くらいまで聴いたあとは終わりまで飛ばし飛ばし1時間を約10分くらいに短縮して聴きました。
よくわかりませんが刺激を受けました。
次は聴こうと思うのではなく少し小さめのボリュームでBGM的に流がしてみようかなと。Loopはよかった。
何かの漫画で一般人には全部見る気も起きないような内容だけど特殊能力の素養がある人はハマって繰り返し見て能力を開花させる動画ってのがあってそれを思い出しました
アイドルの内山結愛さんがレビューをしてます。30日間ノイズを聴き続けるという苦行もしてました。内山さんのレビューは面白いので、ゲストで呼ぶと盛り上がると思います。
このアルバム好きな人はYellow Swansの「Going Places」オススメ。
ちょっと音量注意だけど最高アンビエントノイズでハマると思うよ。
ある意味ルー・リードはフィネガンズ・ウェイクの様な繰り返しを求めていたのかもしれないな。
改めてルーリードって凄い人ですね…
とんちみたいなアルバムやなぁ
投げかけるメッセージが難解すぎる
みのさんのこの解釈さえ正しいかと言うと、断言はできなそうだしw
駄作!と言われると「そんなに悪くないじゃん」で
名盤!と言われると「そこまでか?」な捻くれたぼく
このアルバムは片道1時間の徒歩通勤時のドヨーンとした時間に
聴くと良い気がしてきた
ノイズ音好きやから割とフェイバリットなんやが・・
訳が合ってるかわからないけど、裏ジャケットには
「全てのタイプの無調を除外してある」と書いてますね。
音の奥行があると思う。ホラー小説の朗読のBGMとかどうかな。