「経営側も労働側も共通認識」5%以上の賃上げを 春闘に関する要望 中小企業の賃金アップのキーワードは『価格転嫁』
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- เผยแพร่เมื่อ 10 ก.พ. 2025
- サラリーマンの賃金に大きな影響を与える「春闘」。労働組合でつくる連合静岡は2月6日、企業の経営者団体に対し、2024年に続く高水準のベースアップを求めました。専門家は「賃上げと消費の循環が重要」だと話します。連合静岡の角山雅典会長らは2月6日、静岡県経営者協会の柴田久会長のもとを訪れ、春闘に関する要請書を手渡しました。連合側は「大企業中心に高水準の賃上げが実現した去年の流れを定着させたい」として、定期昇給分も含め、5%以上の賃上げを求めました。<連合静岡 角山雅典会長>
「ここ30年間続いてきたデフレマインドを何年かかけて、諸外国の賃金に近づけていくような、そんなことができれば、物価を実質賃金がプラスになるような時期がくると思っているので、継続的にやっていく必要がある」<県経営者協会 柴田久会長>
「(賃上げは)事業を継続・発展させていくうえで、必要不可欠な人への投資ということで、経営側も労働側も共通認識として持っている部分。今回の要請幅に関しては、しっかりと賃上げのモメンタム(=勢い)を定着させていくうえでも必要なものだと認識している」大手企業では早速、賃上げの流れが広がっています。<明治安田生命入社4年目 木津明里さん>
「素直にうれしいなと思っております」<明治安田生命入社4年目 阿部隼也さん>
「趣味に使うお金も増えますし、やっぱり自分が働く上でのモチベーションというのがすごく高くなる」明治安田生命では、国内4万人あまりの社員を対象に平均5%の賃上げ、さらに若手の一部については8パーセント以上の賃上げを実施する方針です。また、そのほかの大企業も続々と賃上げの方針を示しています。<20代会社員>
「将来を考えるうえで選択肢として給料が高いというのは大きな理由になるので大事だと思う」<30代自営業>
「良いものをお金を出してみんなが利益がとれるような世の中になったらうれしいなと思う」期待する意見が多い一方、こんな声も。<30代会社員>
「大手さんだと大きいかもしれないけど、うちみたいな中小企業だとそこまで払えるお金はないんじゃないかなと思う」中小企業の賃上げが課題となる中、専門家は「価格転嫁」が大事なキーワードだと話します。<静岡経済研究所 須藤みやび研究グループ長>
「(中小企業が)賃上げのための原資を稼いでいくために、社会全体でサービスや商品に対して適正な値段を払っていくというふうな意味で『価格転嫁』を進めていくのが大事だと思う」また「社会全体でお金が回っていく仕組みを作れるのか、大事な局面」だと話します。<須藤研究グループ長>
「企業には賃上げを実行していただいて、貰った給料が消費として企業にまわっていくという循環ができていけばと思う」サラリーマンにとって2025年は、明るい春となるのでしょうか。
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