OCHABI_質問145「真っ白な紙に入れる第1手」美術学院_2017
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- เผยแพร่เมื่อ 4 ต.ค. 2024
- ”単純に真っ白な紙に入れる第1手はどうしたらいいですか?”
#紙 #デッサン #方法
TH-camコメント欄に頂いた質問に御茶の水美術学院講師がお答えしています。
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ご回答ありがとうございます!!
この質問は悩んでるのではなく、哲学的な質問としてしてみました^^
これが分かれば、何かデッサンについてわかるかなと思い。
実は、私も現在ちょうど、デッサンはネリケシは使わずに描いた方がいいものだと思っていました(笑
最初から完璧に描いていかないと、ミスによる錯覚がおきてデッサンが狂ってしまうと思っていたからです。
でも確かに、本来、この世に「光はなくて真っ暗」なはずなんですよね。
そこに光が入って、形態感が目に見えるのであって。
なので、実は『真っ黒な紙に、ネリケシで描いていく』方が正しいのかも
ネリケシの価値観が変わりました^^ありがとうございます。😊
ネリケシ・鉛筆、両側から攻めたほうが良いものになりそうですね。
それと、第1手目に関して言いたいのですが、
デッサンは明暗で描いていくものとして
デッサンの明暗の大事な所ってのは、「強さ_の差」だと思います
(⚠︎強さ_は、 隣り合う明度の差(コントラスト) があるほど強く、明度の差が少ないほど弱くなる。)
(⚠︎実物には、コントラストの「強さ_に差」がある。 コントラストが強いほど目にとびこんできやすく、弱いほど目立たない。 ので、「その差を実物と合わせれば」、パッとみ自然になる。)
鉛筆の濃さが、
薄かろうが、濃かろうが、 明暗の_強さ_のバランス・差があってれば良いデッサンになると思うのです。
薄いデッサンでも、良いデッサンもあるし。濃ければ良いってわけでないので。
明暗の_強さ_のバランスがあってれば良いデッサンになる。
【明暗関係の合わせ方】として、
隣り合う色の差(コントラスト)を同じにする。そして隣とさらにその隣のコントラストを同じにする。またさらに隣と…
ってやって「全ての隣り合うコントラストが、実物と同じになったとき」、明暗関係が合う
なので明暗の色の差(コントラストの強さの差)を実物とあわすことがデッサン
まず、これ↑を踏まえた上で、
最初に描き始めるのは、「1番コントラストが強い部分」だと思うのです。
紙の真っ白に対し、初めの鉛筆で入れる、黒。
初めて現れた、その黒は、真っ白な紙に対し、1番コントラストが強い部分になります。
(描き始めなので、その黒以外、黒がないから)
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| |
| ノ |
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↑こんな感じ
【良い進め方】は、明暗の強さバランスを崩さずに進めていくこと。
つまり、始めに入れる手は、1番コントラストが強い手になるので、
「実物の1番コントラストが強い部分を描く。」
私のいつもの描き始めは、
すでに、紙の真っ白に「めちゃめちゃコントラストの薄いデッサンが元々ある」というイメージで描きます。
そのコントラストの「バランス」は崩さないまま、コントラストを上げていく。
まあ、厳密にいうと「バランスは崩して」コントラスト上げていくのですが。
1番コントラスト強い部分をコントラスト上げて、バランスが崩れる。その上げた部分に合わせて他を上げていき、バランスを戻していく。
1番コントラスト強い部分を上げることによって、それに合わせて2番目に強い部分を上げる必要がでてくる。そして3番目、4番目と…
コントラスト(目にとびこんでくる)とこから順番に描いていくのです。
長くなって申し訳ありません。
m(_ _)m