【ハンドドリップ 抽出】HARIO V60・Abaca Paper Filter 同じ抽出レシピで味の違いがあるのか?※概要欄もご覧ください!
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- เผยแพร่เมื่อ 28 ก.ย. 2024
- こんにちは。THE COFFEESHOPの神保です。
今回は、コメントでご要望いただいた〈HARIO V60 Paper Filter〉と〈Abaca Filter〉で味に違いがあるのか検証してみました。
お時間ありましたら概要欄と合わせて最後までご覧ください🙇♀️
📽使用するフィルター 見た目の違い👩🍳
HARIO V60 Paper Filter
フィルターの外面にクレープ加工(凹凸加工)が施されていて、内側はツルツルした表面になっています。
フィルターの接着面が太めでしっかりしていますが、やや面積が大きく、ドリッパーにセットした際の重なりも太くなりがちです。
Abaca Paper Filter
フィルターの両面にクレープ加工が施されているのが大きな特徴です。クレープ加工の間隔はHARIO V60 Paper Filterに比べ空いていますが、高低差はAbaca Paper Filterの方が大きくなっているように目視では確認できました。
接着面はHARIO V60 Paper Filterに比べで細く、ドリッパー内で重なった箇所もそこまで気にならない印象です。
検証抽出レシピ☕️
粉:15.5g(中細挽き)タイムモアC2:22|タイムモアC3:16 程度
お湯:250ml(88℃)
器具:HARIO浸漬式ドリッパー スイッチを使用
豆:Rwanda / Dukunde Kawa Nkara Lot 0104
タイマースタートから30秒間でお湯を全量注いで待つ
1分45秒になったらスイッチを下げ透過、お湯が落ち切るまで待つ
【結果】
HARIO V60 Paper Filter 3分17秒落ち切り
ブラウンシュガーのような甘さがしっかりあり、後味にアーシー・ココアなど少し香ばしい味わいで終わるコーヒーです。
浅煎りの酸味というよりは、比較的甘さとしっかりしたボディ感のある仕上がりになりました。カップコメントの緑茶よりは、後味の印象と付随して棒茶のような香ばしいお茶のイメージがあります。
Abaca paper filter 3分7秒落ち切り
甘さの軸があることは同じでしたが、後味はマンダリンのような明るい印象で終わるコーヒーに仕上がりました。
カップコメントにある緑茶の雰囲気も感じられ、ルワンダらしいジューシーな味わい。
カップから感じる香りは爽やかさもありますが、ややアーシーな印象を持ちます。
純正フィルターに比べ爽やかさはあるものの、フレーバーはやや弱めに感じました。
【所感】
お湯の落ちきりが10秒程度違っていることと、両面クレープ加工の有無(間隔や高低差も)・接着面の太さが味の違いを生んだのではないかと思います。
湯通しのお湯を飲んだ時、そこまで大きな味の違いがなかったため、少しの構造の違いがここまで味に影響するのは興味深い結果です。
そもそも商品の開発背景が違い、HARIO V60は自宅でネルドリップの味わいを再現することが目的のドリッパーのため、それに合わせた純正品である、HARIO V60 Paper Filterがしっかり目の味になったことも納得いくかなと思います。
まとめ🎯
今回はペーパーフィルターの違いによるコーヒーの味の比較を行いました。
気分によって使い分けることもおすすめですが、ご自身が普段多く飲まれるコーヒーにどのフィルターが合っているのか、価格帯を含めた利便性などを考慮してフィルターを選んでいただくと、よりお家コーヒーの味が変わってくると思います。
器具選びや抽出レシピでわからないことがありましたら、お気軽に店頭やオンラインでお問い合わせください!
その他気になる題材や、器具などありましたらぜひコメントまで。
それではまた次回🌷よろしくお願いいたします。
神保さんこんばんわ。ようやく涼しくなってきて、Hot Coffeeの季節になってきましたね。やっぱり、アバカの方が詰まりにくいんですね。明るさのアバカ、ボディのハリオといったところでしょうか?