日本キリスト教団六ツ川教会 ローズンゲン釈義黙想(2024/7/6)

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  • เผยแพร่เมื่อ 4 ก.ค. 2024
  • 2024年7月6日(土)
    【旧約聖書】
    いと高き方を隠れ場とする者は、全能者の陰に宿る。私は主に申し上げる。「わが逃れ場、わが城、わが神、わが頼みとする方」と。詩91:1-2(協)
    【新約聖書】
    私は今日まで神の助けをいただいて、しっかりと立ち、小さな者にも大きな者にも証ししてきました。使26:22(協)
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    「ローズンゲン釈義黙想」は、日本キリスト教団六ツ川教会の会員向けのメッセージです。
    日々、御言葉を聞くことができるように毎朝5時に更新します。
    「公開」設定にしていますので、六ツ川教会の教会員でない方も、ご関心のある方はどうぞ自由にご活用ください。
    釈義黙想の後に、呼吸と沈黙の時間があります。
    ヨガのトレーニングから学んだ呼吸法のごく基本的な方法を取り入れています。
    御言葉を聞き、呼吸と姿勢を整えて、良い一日の始まりとなりますように。
    どうぞ今日も笑顔でお過ごしください。
    使用しているテキストは『日々の聖句 Losungen2024』(ベテスダ奉仕女母の家出版部、2023年)です。全国のキリスト教書店でお求めいただくことができます。税込み1,400円です。
    *ローズンゲンで指定された場所以外は、聖書協会共同訳聖書のテキストを用いています。
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     西園美彌さんの著作に『魔女トレ』という書籍があります。西園さんはバレエダンサーですが、バレエでは足指を大切にするのが当たり前です。ところが、バレエ以外の分野では、足指、足の裏というのは、ほとんど注目されていません。この書籍では足指の使い方、足のストレッチの仕方などが丁寧に解説されている、大変素晴らしい書籍です。私自身、実践してみたところ、立つこと、歩くことが大変楽になったように感じますし、他の方は膝の痛みがなくなったと言います。私自身は、以前、ヨガのレッスンを受けたとき、インストラクターの先生の足の指が、まるで手の指のように自由に動いていたことに衝撃を受け、どうやったら、あのように足の指を自由に動かせるのだろうと思い、足指のトレーニングの仕方を調べているうちに、この魔女トレに出会いました。今では朝起きると、足つぼを刺激するマットの上に10分以上乗って足裏をほぐし、そして足指それぞれの間に手の指を入れて、くるぶしから回すというストレッチをするのを日課にしています。こうして足指、足裏をほぐすことで、立つときに足裏の母指球、小指球、かかとの3点で地面を押す感覚が分かってきます。しっかり地面の上に立っているという感覚を得ることができるのです。しっかりと立つには、足の裏が大切なのです。
     本日は新約聖書から使徒言行録26章22節の御言葉が与えられました。「私は今日まで神の助けをいただいて、しっかりと立ち、小さな者にも大きな者にも証ししてきました。」神の助けをいただいて、しっかりと立つ。この「しっかりと立つ」という言葉こそ、大地をしっかりと踏みしめて立つということなのです。ここは使徒パウロがアグリッパ王の前で弁明しているときの言葉の一部です。「小さな者にも大きな者にも」というのは、子どもにも大人にもという意味であり、身分のある人にもない人にもという意味にもとれます。つまり「すべての人に」ということです。パウロは神さまの助けによって大地にしっかりと立ち、御言葉をすべての人に宣べ伝えているのです。アグリッパ王のように、意見の異なる相手の前で弁明をするのは勇気のいることです。しかし、旧約の詩人このように歌います。「いと高き方を隠れ場とする者は、全能者の陰に宿る。私は主に申し上げる。『わが逃れ場、わが城、わが神、わが頼みとする方』と。」。神さまを逃れ場とし。頼みとする者は神さまの保護を受けることができます。御言葉の上にしっかりと立つ者には、神さまの保護があるのです。だから、恐れることなく、しっかりと大地を踏みしめて立ち続ければよいのです。
     今では100円均一ショップでも、足つぼマットは売っています。最初は痛いかもしれません。しかし中国医学の言葉に「痛则不通,通则不痛」「痛みがあるということは気や血のめぐりが悪く、気や血のめぐりかよくなれば、痛みは消える」という言葉があります。足つぼマットに乗って痛いと感じるのは、血のめぐりが悪いからです。繰り返し乗っていると、次第に痛みはなくなります。すると、足裏が柔らかくなって、しっかりと立つことができます。母指球、小指球、かかとの三点で立つことが分かるようになるはずです。地面を踏んで背骨を上に伸ばす感覚も分かってくるでしょう。御言葉の上にしっかりと立つ。それを、生き方でもまた自分の体でも、文字通り実践していきたいと願います。
    日本キリスト教団六ツ川教会牧師  桐藤 薫

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