2024.06.06 66展XX / 控室ライヴ録音 / 細野ビルヂング 3階にて / 中野 二郎 - セレナータ / マンドリンソロ / mandolin solo
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- เผยแพร่เมื่อ 20 ส.ค. 2024
- 2024.06.06 66展XX 控室ライヴ録音
細野ビルヂングにて
中野 二郎 - セレナータ
今年も アートイヴェント「66展」に呼んでいただきました。有難いことです。今年で20回目なのだそうです。
会場は、1936年に建てられた昭和初期の名建築である、細野ビルヂング。アールデコ様式を独自に解釈した「非対称の美学」をもつこの建物、「大阪の昔と今が同時に存在する」と評されてきました。
その3階の1室を控室として使わせていただいたのですが、その部屋の音響がとてもユニークだったので、Zoom H1nというコンデンサマイクで録音してみました。
天井があくまで高く、硬質素材に囲まれているという点で、どこかヨーロッパの聖堂を思わせつつ、西洋と日本の美意識が混ざり合ったような響きがうまれました。過去と現在が交錯するような、不思議な感覚…
マンドリンの各弦がもつ個性と響きを活かし、夜の「昏さの密度」や「モノトーンに秘めた色彩」を表現したこの佳曲と楽器と建物が、それぞれ呼応しあっているように感じました。
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先日インスタにお送りくださった後、コメントも差し上げず失礼しておりました。
いい響きですね〜。特にマンドリンのような繊細な楽器は、響きの気持ち良い空間はいいですね！
それにしても、ずいぶん技巧的な難しい曲の様ですが、見事に弾きこなされていらっしゃいます😊
コメントありがとうございます。
部屋そのものが「エンクロージャー」として、楽器の一部になったような感じがしました。
またこの「セレナータ」は、マンドリンの各弦がもつ異なる音色（声色）でうまく織り上げた一枚の布、とでもいいましょうか。技巧的な部分よりも、うたのもつ色彩や表情をどう醸すかが難しい佳曲だと思います。