【90年街を見守り続ける小さな書店】人口減少の影響など閉店する書店が増加する中、本を通じて誰かの役に立つような店を目指す 鳥取県智頭町

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  • เผยแพร่เมื่อ 2 ก.ค. 2024
  • 近年人口減少の影響などで店じまいする書店が相次いでいます。そんななか、鳥取県智頭町には約90年にわたり街を見守り続ける小さな書店がありました。
    鳥取県智頭町にある下山書店。昔ながらのたたずまいで、親しまれている「町の本屋さん」です。本棚に並ぶのは、週刊誌の最新号や人気漫画、鳥取出身の著名人の作品など、幅広いジャンルの本の数々。
    この店を経営するのは下山雄士さんです。店を利用するお客さんや、教科書を待つ学校のため、下山書店を残していきたいと先代からこの店を引き継ぎました。
    下山書店 下山雄士さん
    「僕で3代目。祖父から続いてます。もうすぐ90年くらいになると思います。時間だけがたってます」
    本の入荷は週に5回。雑誌が売れにくくなるなど、時代の変化が見られるといいます。
    下山書店 下山雄士さん
    「なかなかお客様が減ってますので、(取引先は)半分以上は図書館ですとかそういうところが多い」
    経営はなんとか成り立っていますが、店や街のにぎわいは少しずつ減っているといいます。智頭町の人口は、この10年間で1000人ほど減りました。書店にとっては、厳しい時代です。
    書店の店舗数などを調べている日本出版インフラセンターによりますと、鳥取・島根両県の書店数は10年前に比べ、鳥取県で15店舗、島根県では29店舗減りました。一方、過去1年間に開店した書店は両県にそれぞれ1店舗だけです。人口減少とともに姿を消していく地方の店舗。それでも、小さな書店に変わらず通い続ける人の姿があります。
    常連客
    「小学校のころぐらい(から通っている)。店主がおじいさんおばあさんー。大きいおばあさんの時から。(人は)ごっつ減ったな。前の半分くらい。今後も当然通います。月に一回は来ます」
    下山書店 下山雄士さん
    「目的を持たないで歩いている方がふらっと寄って、何か見つけて帰ったりとか。そういうチャンスだけは、できる範囲で提供したいなと思って。そのためにはできるだけ店を開けるように」
    本を通じて、誰かの役に立つような店を目指せたらと話す下山さん。今日も街角の書店は本好きが立ち寄るのを待っています。
    (2024年7月3日放送 One LIFE&NEWSより)
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