「この道」 ピアノ 小川至

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  • เผยแพร่เมื่อ 28 ส.ค. 2024
  • 【この道】
     本作は山田耕筰によって作曲された同名の歌曲を、2021年に佐原詩音氏がピアノソロへと編曲したものであり、同年に清水友美氏によって初演された。
     原曲で歌われる北原白秋の詩が持つ「郷愁」の思いを深め、本編曲では多くの転調や緻密な和声移動により、その繊細な感情の機微を瑞々しく捉えている。楽譜には佐原詩自身の言葉で、以下の様に記されている:
    「この道」を歩いてきた幼少の思い出を懐かしんで、また歩んでみる。あのときと変わらない自然や建物を見て、母と過ごした幼い記憶が蘇るような感覚。少し切なく、でも温かい気持ちで演奏していただけたら幸いです。」
    【動画閲覧者へ伝えたいこと】
     東御市文化会館の「ピアノのゆふべ」は私が出演させていただいた回でも既に76回を数える長い歴史を持つ企画です。その間には様々な出来事があった事だろうと思いますが、大きな転換点を迎えたのはやはり2020年から今もなお影響を与え続けている、コロナウイルスの危機であったことでしょう。この動画による配信も、それを機にスタートした試みであったと伺っています。私は東京に拠点を構えておりますが、コロナ禍の際には演奏会などはもちろんのこと、帰郷することそのものが憚られました。今、こうして少しずつ事態は沈静化し、私も再び故郷である長野で演奏させていただける機会を持てたことを、とても感慨深く感じたものです。
     本動画に私が選んだ作品は、どれも「故郷」や「望郷」、それに纏わる思いを意識したものです。本動画を通して、皆様の心の拠り所とするものへの思い、遠きにありて思うものへの心に響いてくれたら、嬉しい限りです。
    【収録をやってみての感想】
     ホール収録という状況は、演奏会のそれとは別種の緊張を感じるものですが、スタッフの皆様の細やかなご配慮のお陰もあり、音楽に没頭することができ、大変にスムーズに進めさせていただけました。
    【今後の抱負】
     私はライフワークとしてフィンランド音楽の研究・演奏に力を注いでいますが、この国の特徴のひとつとして、非常に多くの若い作曲家たちが精力的な活動を展開しています。そして彼らはどれだけ権威的な立場にいても、音楽について声を掛ければみな非常にフレンドリーに接してくれるのです。また一方では、本動画でもほんの一部をご紹介させていただきましたが、日本においても極めてユニークかつアクティブな音楽家が新たな音楽を生み出し続けています。私はそうした彼らと協働し、さらには両国における音楽家たちとの交流を深めながら、その反応の中で新たな作品や試みを生み出すような活動を広げていけたらと夢見ています。皆様、是非応援をよろしくお願いいたします!
    Js文化フォーラム音楽広場:jazz-town-tomi.jp
    東御市文化会館:sun-terrace.jp
    株式会社協立商会:www.krsdigi.co...

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