【第23回日本こども歌舞伎まつりin小松】令和4年5月5日(木・祝) 石川県こまつ芸術劇場うらら 歌舞伎舞踊「藤娘」(奈良こども伝統文化協会 こども日本舞踊教室つぼみ会)
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- เผยแพร่เมื่อ 30 ต.ค. 2024
- 〈演目紹介〉
「歌ヘすがへす名残大津絵」(かえすがえすおなごりおゝつゑ)作詞藤井源八、作曲四世杵屋六三郎。文政9年(1826)九月江戸中村座で二世関三十郎により初演されました。
大津絵のなかの女性を舞踊化したもので、歌舞伎舞踊の代表曲です。大きな藤の花房が咲き乱れる幻想的な舞台で、黒塗り笠を被り、藤の枝を肩に担いだ花の精が踊ります。
長唄「藤娘」は近江八景になぞられた歌詞、藤音頭または潮来出島が挿入されます。
潮来出島は常陸国(現在の茨城県)の潮来で歌われた船頭歌です。東北地方から江戸への水運の中継港、水郷として栄え、元々は水路を往来する船で、艪をこぐ際に歌われた船歌でした。その後、三味線音楽となり人々によって江戸に伝えられ、全国的に流行した歌です。
今回は潮来出島、最後は華やかな手踊りとなります。
〈奈良こども伝統文化協会 こども日本舞踊教室つぼみ会〉
こども日本舞踊教室「つぼみ会」は平成14年奈良市居場所作り事業の一環として始まりました。誰もが素敵な花をさかせるようにとの思いを込めて、3歳から中学生までの子供たちがお稽古しております。
お稽古を通して礼儀作法も自然に身に付き、子供たちの学ぶ姿勢に共感いただき、小さな蕾を少しずつ膨らませています。
奈良こども伝統文化協会に所属し、「奈良春日野国際フォーラム甍」(能楽ホール)、「燈花会こども能舞台」、奈良県立万葉文化館「こども達と和の集い」など、年間を通して奈良県内や、また大阪国立文楽劇場にて子供の日本舞踊を育てる集団主催のジュニアコンテスト「若菜会」にて課題演目(日本舞踊の基本練習)序幕を平成29年より毎年出演するなど活動の場も広がりつつあります。